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【検証】Googleストリートビューで知らない場所の土地勘をどこまで掴めるか!?【前編】

【検証】Googleストリートビューで知らない場所の土地勘をどこまで掴めるか!?【前編】

・物件を探す際、知っている地域だけで探してしまうのは人間の性。
・知らない地域まで候補を広げるのは不安!
・わざわざ調査へ行く時間を割くのも勿体ない!
⇒Googleストリートビューで疑似的に知らない場所を歩いたら、どこまで土地勘を掴めるのか!?

知らない所で新たなことを始めるのは怖い。

物件を探す決意をした際や、何かをする候補地を考える際、自らが住んだことのある地域や所縁のある場所をまず思い浮かべるのは人間の性なのだろう。
実際にABC店舗で物件をご契約いただいたお客様にインタビューをしていると、候補地は自身が知っている地域が主であることが大半だ。その反面、知らない地域は怖くて手が出せないという声も少なくはない。中には、ネットで条件に合う物件を見つけたが、縁も所縁もない場所であることから見送ったという話を聞くこともあった。

物件探し経験者の声

居抜き物件を主に扱うABC店舗のお客様は、初めて飲食店を開業する方の割合が比較的高い。初めての出店先探しとなれば不安も多く、なおかつ働きながら少ない時間で物件を探す人も多いため、どうしても知っている地域の中で物件を探してしまいがちだ。
しかし、物件探しを終えたお客様から経験談を伺っていると、候補地の中でよい物件がなかなか見つからなかったという声をよく聞く。候補地を狭めてしまえば、相応に物件の絶対数自体も少なくなってしまう。

ご契約者様とそんな話をしていた時、筆者に質問が飛んできた。
「〇〇さんってWEBで記事を書いている方なんですよね。なんかこう、WEB上で知らない場所の情報を的確に知ることができる術ってないんですかね?」
「私もインターネットでたくさん調べてみたんですけど、情報がいっぱいあって混乱しちゃって。でも、わざわざそこへ行く時間も勿体ないし…。」

いや~、いくらテクノロジーが発達した現代でも、魂だけでも現地に行かせることなんて無理ですからねぇ…。

…!!

いや、できるぞ!?

Googleストリートビューなら、その街にくり出さずとも疑似的に歩けるではないか!!

というわけで検証してみた。

Googleストリートビューで所縁のない場所の土地勘をどこまで掴めるか!?

Gooleストリートビューでの現地調査に挑戦!

では、実際にGoogleストリートビューを使って現地調査をやってみよう!
ABC店舗が管理する物件がある地域の中から、筆者がまだ足を踏み入れたことのない地域を5つ抽出。
その中からWEB上の抽選ツールでひとつの地域をLet’s抽選!

選ばれた地域は…

>鎌ヶ谷大仏

…本当に未踏の地域だ。

千葉県鎌ケ谷市にあるようだが、首都圏で鎌倉以外に大仏が存在するなんて知らなかった。

というわけで、鎌ヶ谷大仏駅構内にあるABC店舗管理の物件に出店することを想定し、Googleストリートビューで現地調査をしてみる。

駅周辺の飲食店事情を調査。

まずはGoogleストリートビューで駅の出口に降り立つ。

この調査を行っているのは2019年。ストリートビューの撮影時期は2018年8月と書かれており、情報は古くない。


駅の階段を降りてすぐ目の前には県道59号線が通っており、向かいには雑居ビルが佇んでいる。
1階に焼き鳥店が入っているようだが、他はカラオケや整体が入居しており、このビルの飲食店は1件のみだ。

向かって左側を見てみると、バーミヤンと焼肉店が。

しかしシャッターが閉まっており、Googleストリートビューの写真だけでは営業している店舗なのかが分からないが、ネットで調べたところしっかりと営業していた。
その先には韓国料理と焼肉のお店と、隣にはケバブのある飲み屋らしきお店が。

…ん?

ケバブ店なのに九州とんこつ!?
前の店舗の消し忘れなのか、意図的に残しているのだろうか…。Googleストリートビューではわからない。
調べてみると、ケバブのみならずお酒や居酒屋メニューも取り揃えており、水たばこを楽しむこともできるお店であった。

そのまま駅を出て左方向へ進んでいくが、しばらく行った先に韓国焼肉店が1件ある以外は延々と工務店や住宅が続いていた。

この時点で焼肉店が3件。なかなかの焼肉激戦区である。

続いて駅を出て右側の方角へ。



中華居酒屋が1件、その向かいには見えづらいが「ビール」「サワー」などの文字があることから、おそらく居酒屋だろう。
Googleストリートビューの難点として、車や人に隠れていて見えない場所もあることが挙げられる。場合によっては角度を変えることで見えるようになるため、試行錯誤してみるとよいだろう。

そのまま県道が伸びていく先をまっすぐ眺めてみるが、筆者がストリートビューで見た限りでは飲食店があるような雰囲気は感じられない。

駅前の飲食店はあまり多くない方だが、韓国料理、エスニック、中華系の居酒屋がひしめく多国籍なイメージだ。
「大仏」を冠した地名であることから鎌倉のような街並みを想像したが、筆者が名前を聞いてイメージしたものとは全く異なっていた。

…そういえば、大仏は?
駅の近くには墓地があり、住宅街が近いことを思わせる。はたして大仏なんているのだろうか。

!?

い  た

ついに大仏を発見! …しかしまさかのモザイク!

あれ?意外と小さくない!?
ちょっとズームしてみて…

えっ!?えええええええっ!?

モザイクかけられてる(゚Д゚;)

Googleストリートビューは、プライバシー保護のために写り込んだ通行人の顔に一斉にモザイクをかけているとのこと。
このモザイク処理は自動で顔を判別して行っているようで、大仏の顔が精巧に作られているためにモザイクがかかってしまったようだ。

駅の先にある住宅街を探索。ストリートビューなら疲れ知らず!

気を取り直して街の探索を続けよう。
大仏に別れを告げて先に進んでみると、やはり県道の周囲に住宅街が広がっていた。

駅前にはファストフードチェーンは皆無であった。焼肉や多国籍な居酒屋はあるが、ランチやブランチで気軽に入ることができるお店はバーミヤンがあるぐらいだろうか。クリックで進んでいるため見落としている可能性もあるが、はたして住宅街の方に進んでいけば、そのような飲食店はあるのだろうか。

大仏の先にある交差点周辺を探索してみると、交差点を曲がった県道57号線沿いの奥に進んだところで牛丼チェーンにようやく巡り合う。

大型駐車場付きのドライブイン形式になっているということは、車を使う人が多い地域なのだろうか?

県道59号線を進んだ先には、ファミリーレストラン形式の店舗や駐車場の付いた大型のコメダ珈琲などが乱立していた。

ひとつ気になった点として、Googleストリートビューではワンクリックでビュンビュンと先に進んでいくため、どのくらい進んだかの距離感が掴みづらい。
飲食店が多くみられた地域は、実際には駅から歩いていくことが現実的な距離なのかは確証が持てなかったため、実際に鎌ヶ谷大仏を訪れて答え合わせをしてみることにした。

【次回予告】

Googleストリートビューの便利機能「アーカイブ」
なんと、過去の街並みを探索することも可能!
現地調査へ行く前に、街並みや飲食店の歴史を調査!約9年前の鎌ヶ谷大仏を疑似的に歩きます!

次回『Googleストリートビューで知らない場所の土地勘をどこまで掴めるか!?【中編】』2019年4月29日 午前00:00公開!

続きはこちらから!
(4/29 00:00公開)

※リンクは2019年4月29日 00:00より有効となります。それ以前にアクセスした場合はエラーとなりますのでご注意ください。

鎌ヶ谷大仏のABC店舗取り扱い物件

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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