【街レポ】辻堂

駅前大型ショッピングモールとマンションの建設で変化した街


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湘南地区の中でも比較的地味な印象があった、辻堂駅は品川駅から東海道線で1時間程度のため週末を湘南で過ごしたい人々が

マンションを購入するなどで、人口が増え朝晩は通勤の人々でごったがえす。

 

もともと駅の北口は関東特殊製鋼が駅前に広がり、藤沢市大庭地区にある“湘南ライフタウン”への玄関口となっていました。

湘南ライフタウンは大庭隧道のトンネルを抜けたあたりから広がる、70年代~90年代に建築された大型ベットタウン。

かなりの数の団地やマンションが広がる。

その北口が関東特殊製鋼の撤退(2002年)により一変した。

 

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湘南C-Xと名づけられ再開発され、現在では大型ショッピングモールの「テラスモール湘南(2011年オープン)」を中心に、

Luz湘南辻堂やco-op、湘南藤沢徳洲会病院などがあり、北口に広がり続ける大型マンション群の生活を支えている。

人口も同じくして増え続けている。2010年までは45,000人前後だった人口が1万人以上増えている。

これは、都内からこのマンション群に移住した人々の影響が強い。

 

2011年(平成23年) 50,203
2012年(平成24年) 54,422
2013年(平成25年) 56,134
2014年(平成26年) 55,725
2015年(平成27年) 57,351
※藤沢市統計年表より

 

一方、それまでの人々の生活を支えていた南口はどうだろう。

テラスモール湘南の建設で駅前が整備されたが、南側の商店街はどちらかというと地味な印象だ。

 

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辻堂海浜公園や辻堂海岸へのアクセスはこちら側なので、商店街には(なぜか)ハワイアンミュージックが流れている。

ただ、北口にできたテラスモール湘南の影響で廃業を余儀なくされた商店も少なくない。

 

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昔ながらの商店が並ぶ、ちょっと地方の商店街といったイメージ。色々な意味での個性的な店が多い印象を受けた。

そして最も印象的だったのは、美容室の多さだ。狂気的と思われるほどの数であり、どうして成立しているのかが理解できない。

日曜日の昼間に駅~湘南辻堂商店会~茅ヶ崎方面と散歩をしてみたが、それぞれの美容院の客入りはまばらだった。

この謎は、改めて検証したい。

 

その分断が街の飲食店を変えていった。昼の北口、夜の南口。


北口のテラスモール湘南は2015年の来館者数が約 2,330 万人と大きく街を変えている。

休日ともなればモール内のレストランやフードコートは長蛇の列。一方、Luz湘南辻堂は比較的空いておりテラスモール湘南の一人勝ちだ。

南口は地元の住民が個人店やラーメン屋などでランチをする程度で、落ち着いた印象だが、居酒屋やバルのような夜だけ営業している店が多い。

それもそう、北口はテラスモール湘南の中は21時まで、Luz湘南辻堂は早めに閉まるチェーン系の居酒屋のみなため、

地元住民は南口の個人店を選ぶ。北口の夜は静かだ。

そういった傾向から、ランチ単価は高めで1,000円前後、ディナーは3~4,000円前後だろう。

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※最終バスがなくなると静まり返っている

 

ここ数年で様々な年齢層が集まる地域に


北口の先にある湘南ライフタウンは数十年前に高級なベットタウンとして販売された地域のため、現在居住している方の平均年齢は高い。

それでも最近のリノベーションブームに乗って、新しい世代が住み始めている。

そして、テラスモール湘南に集まる、若者と周辺の新築マンションに移住してくる家族。そして南側に古くから住む住民。

辻堂で飲食店を始めるならば、物件も限られていることも考え、南側で探すべきだろう。閉店している店舗もちらほらあり、

やり方次第では、テラスモール湘南の行列を嫌った客の獲得も可能だろう。地元藤沢・辻堂の特性を生かした個性的な店であれば、

地元住民からの口コミで人気になる可能性も高いだろう。

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※南側で人気のカレーショップ。現在移転で2016年10月初旬オープン予定だ。