赤羽は東京都の北部に位置する街です。以前は居酒屋の多い“サラリーマンの街”というイメージが強かったものの、再開発により女性からの人気も高まってきました。下町情緒溢れる赤羽では、高級店よりも大衆的なお店が人気です。「赤羽一番街」や「OK横丁」にはレトロでお手頃価格の居酒屋が、数多く立ち並んでいます。こちらでは、赤羽という街の地域情報とその魅力についてお伝えします。

下町情緒溢れる過ごしやすい街・赤羽




東京都北区の赤羽は、交通アクセスに恵まれた「赤羽駅」があり、駅前には賑やかな繁華街が広がる明るい街です。飲食店にはどこか庶民的な雰囲気があり、気取らずに自然体で楽しめるエリアとなっています。居酒屋が数多くあるため、“飲み屋の街”とも呼ばれています。

赤羽の歴史

現在の赤羽北部にある岩渕は、「岩渕宿」という宿場町として栄えていました。一方、かつての赤羽は宿場町ではなく集落でした。岩渕ほど栄えてはいなかったものの、この地に鉄道が通ったことにより、交通の要所として発展を遂げます。始めは浦和県(現埼玉県)の一部であった赤羽ですが、1871年11月14日には東京に編入されます。やがて1889年に岩淵町の一部となり、1932年に北区の街となりました。

なお、「赤羽」という地名は、土器製作に適したきめ細かい赤土「赤埴(あかはに)」が多く産出されたことから付けられたと言われています。「あかはに」が訛って「赤羽根(あかはね)」となり、それが転じて「赤羽(あかばね)」となったようです。

交通アクセスが充実した利用しやすい駅




赤羽駅は交通アクセスが非常に充実した便利な駅です。JRは京浜東北線・埼京線・宇都宮線・湘南新宿ラインの4線が使えます。埼京線に乗れば、池袋まで9分・新宿まで15分・渋谷まで22分でアクセスできます。また、京浜東北線では、神奈川県の横浜や、埼玉県の浦和や大宮まで向かうことが可能です。湘南新宿ラインは新宿や渋谷へ直通で、かつ鎌倉まで1本で行くこともできます。さらに、東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅を使用すれば、永田町・六本木・目黒までのアクセスも可能。このように、赤羽駅や赤羽岩淵駅は、利用者が多く充実した駅として知られています。

西口と東口で異なる景観

赤羽は全体としてスーパーや居酒屋といった庶民的なお店が並ぶ、親しみやすい地域ですが、駅の西口と東口ではやや雰囲気が異なります。東口はレトロな飲食店が立ち並び、昭和を感じさせる景観となっています。中には店先まで椅子とテーブルを出している店舗もあり、屋外で食事を楽しめるなど、気取らずに過ごせるのが魅力です。

一方の西口は、再開発が進み整備されています。「イトーヨーカドー」や「赤羽アピレ」といったスーパーや、「ヌーヴェル赤羽台」という団地があり、街全体に穏やかな雰囲気が漂っています。東口と西口でまるで別の街のように変わる風景も、赤羽の魅力のひとつです。

スーパーが多く生活に便利

赤羽にはスーパーマーケットが多いため、生活にも困りません。西口には「イトーヨーカドー」「赤羽ビビオ」「赤羽アピレ」があります。ビビオやアピレの中にはファッションをはじめとして生活必需品を販売する店舗が立ち並び、普段のお買い物にも便利です。

東口のほうには、「セイユー」と「ダイエー」があります。24時間営業しているスーパーマーケットもあるため、仕事で帰宅が遅くなったときや、買い忘れがあったときも安心です。さらに北口には「フードガーデン赤羽駅ビル店」や「ララガーデン」があり、「赤羽一番街」という商店街もあります。このように、生活しやすい住みよいエリアとなっています。

神社や水門などの歴史ある観光スポット

赤羽駅から歩いて13分ほどの場所に小高い山があり、その中腹には「赤羽八幡神社」があります。第15代天皇応神天皇と、その両親である仲哀天皇と神功皇后が祀られている神社です。勝負運・縁結び・安産・厄除けといったご利益があると言われています。また、「岩淵水門」も人気です。こちらは荒川と隅田川の水流を調整する水門で、産業考古学会指定の推薦産業遺産や、東京都選定歴史建造物にも指定されています。

「旧岩淵水門」も同じくよく知られています。こちらの水門は、明治43年の大洪水で東京下町に甚大な被害がもたらされたとき、明治政府によって作られました。荒川の洪水が隅田川に流入するのを防げる仕組みとなっています。現在は使用されていませんが、歴史的価値のある建造物として、一見の価値があるでしょう。

居酒屋が多く立ち並ぶ“飲み屋の街

赤羽は非常に居酒屋が多い地域です。下町風の親しみやすい居酒屋が立ち並んでいます。有名なのは「赤羽一番街」と「OK横丁」です。赤羽一番街は、赤羽駅東口のロータリーを進んだ先にあります。大手チェーン店から個人店まで、さまざまな居酒屋が混在する場所で、焼き鳥・ホルモン・海鮮のお店が豊富です。

OK横丁は駅の東口のすぐ近くにあります。30mほどの小さな路地に30件もの飲み屋がひしめき合っています。こちらは戦後の闇市からできた商店街で、もつ煮・ホルモン・うなぎなどを良心的な価格で味わえます。赤羽はお酒好きの方にもぴったりのエリアです。

どんな飲食店がある?(1km圏内)




赤羽は、居酒屋や和食店が多いのが特徴です。居酒屋は292件、かつ和食店は267件と特に数が多く、中華料理屋も72件とほかのエリアと比べて多く存在します。“飲み屋の街”と呼ばれる赤羽では、やはり大衆的でリーズナブルなお店が人気のようです。

どんな業態が出店チャンス?

コンサルタントの間では、繁盛店の近くに同業態で出店すると、店舗間で競争意識がはたらくために成功しやすいと考えられています。赤羽は『居酒屋』や『和食』が多い地域のため、これらの業態での開業をお考えの方におすすめのエリアです。

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居酒屋の居抜き
和食屋の居抜き

周辺の主なスポット

・赤羽八幡神社
・荒川知水資料館アモア
・岩淵水門
・飛鳥山公園
・十条銀座商店街
・赤羽一番街
・王子神社
・お札と切手の博物館
・志村一里塚
・清水坂公園
・日帰り温浴 湯屋 わっしょい
・赤羽プラザホテル
・音無親水公園
・OK横丁

町田に似た地域

■新小岩
赤羽はレトロな飲食店が多い繁華街として有名ですが、新小岩にも同じように昭和の面影が残る繁華街があります。
新小岩駅周辺で居抜きで飲食店を開業するための街情報
■蒲田
蒲田は赤羽と同じく、昔ながらの居酒屋が立ち並ぶエリアです。リーズナブルでアットホームな居酒屋で、朝まで飲むことができます。
■北千住
赤羽には「赤羽公園」があり豊かな自然を楽しめますが、北千住にも「荒川河川敷」や「千住ほんちょう公園」があり、自然を感じることができます。

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どんな客層?

【平日/昼】
赤羽が位置する北区の昼間人口は、321,581人となっています。昼間は区外に人が流れるため、人口が若干少なくなるのが特徴です。飲食店は、地元住民が普段の食事に利用することも多いため、ランチの平均単価は1,000円以下とみられています。
【平日/夜】【土日】
北区の夜間人口は335,544人です。夜になると、区外の会社や学校へ行っていた方たちが戻り、やや人口が増えます。飲食店は、地元住民が帰りがけに利用することが多いため、ディナーも平均単価は1,000円以下となっています。

人口特性

平成30年1月現在、北区には男性173,117名、女性174,913が暮らしています。居酒屋や深夜まで開いている飲食店がたくさんある赤羽は、男性のビジネスマンに人気のエリアです。また、世帯数も193,253件と多いため、ファミリー層向けの店舗も狙い目だと考えられます。

乗降人数

JR東日本赤羽駅における、2016年の1日の平均乗車人数は、93,534人でした。この数字は、JR東日本の駅の中では47位。ほかの鉄道会社の路線へ乗り換えがない駅としては、大森駅と三鷹駅に次いで3位にあたります。非常に利用者の多い駅です。

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赤羽の賃貸相場

赤羽でワンルームを借りたときの相場は6.76万円、1LDKの場合は12.05万円、3LDKは15.89万円となっています。東京23区の中では平均的な値段です。ただし、北区でワンルームを借りた場合の平均家賃価格は6.00万円であるため、赤羽は北区の中では家賃が高めの地域だと考えられます。

赤羽の店舗賃料相場

赤羽駅の平均坪単価は18.344円です。最高坪単価は30,271円、最低坪単価は8,475円となっています。賃料の分布を見ると、20~30万円の店舗を借りている方が最も多く、次いで20万円未満の店舗を借りている方が多いようです。