東京都台東区の入谷は、都心へのアクセスが良い便利な街です。
江戸時代に多くの寺社が作られたことから現在でもお寺が多く、歴史マニアの方に人気となっています。特に、毎年7月に「入谷朝顔まつり」が行われる真源寺は有名です。
また、キッチン用品扱うお店が揃った「かっぱ橋道具街」は、料理好きな方が多く訪れています。こちらでは、入谷の特徴と魅力についてお伝えします。

都会にありながら歴史を感じられる街「入谷」

入谷は、台東区にある閑静な街です。交通アクセスが良く、新宿や池袋、渋谷に短時間で行くことができます。また、ターミナル駅の上野まで約2分で着くため、どこへ行くのにも便利です。
さらに、スーパーやドラッグストアといったお店が多くあり、快適に買い物できます。ただし治安はそれほど良くなく、マナーの悪い光景を見かけることもあるようです。

入谷は都心にありますが、昔ながらの商店や寺社が多数あり、懐かしさを感じられるエリアです。
特に、江戸城の鬼門に当たる場所にあったせいか、お寺の数は大変多く、建設当初のまま残っている寺院も珍しくありません。周辺には博物館や資料館もあり、歴史好きの方たちに注目されています。

入谷は、都内の主要地に近い便利な街でありながら、歴史を感じられる魅力的な街となっています。

さまざまなキッチン用品が揃う「かっぱ橋道具街」

入谷には見所あるスポットがたくさんあります。そのひとつが「かっぱ橋道具街」です。
こちらは、台東区にあるキッチン用品を扱う店が集まる問屋街で、JR上野駅から徒歩15分、つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分のところにあります。
大正時代にこの場所で数件の道具店が営業していたことから始まった場所ですが、現在では170以上の道具店が軒を連ねています。キッチン用品を買いに来る方はもちろん、観光客にも人気です。

有名なお店には、「ニイミ洋食器店」があります。こちらは菊屋橋交差点方面から入ってすぐに見えるお店で、ビルの上に飾られた巨大なコックさんの人形が特徴となっています。
店内には、和・洋・中のさまざまな食器が取り揃えられています。よく店頭セールを行っており、お手頃な価格で食器を揃えたい場合にはおすすめです。

洋食器専門店の「キャニオン」も人気です。キャニオンでは、バカラやノリタケ、ウェッジウッドといった高級食器を多数取り揃えています。こちらのお店でもよくセールを行っているため、高級食器をお買い得価格で入手することができるかもしれません。
ほかにも、お菓子作りに使う道具を取り揃えた「吉田菓子道具店」というお店もあります。吉田菓子道具店では、ほかのお店ではあまり売られていない輸入製菓の道具を販売しています。
北欧製のクッキー型のような珍しいアイテムも豊富に取り揃えていて、お菓子作りが好きな人の間では人気のようです。

このように、かっぱ橋道具街には、さまざまな道具店があるほかカフェやレストランも営業しており、疲れたらお店に入って休むことができるため散策スポットにもなっています。
業務用品を揃えられるプロ向けの街というだけでなく、一般人も楽しむことができる観光・散策スポットとしても有名なエリアと言えるでしょう。

江戸時代から続くお祭りが行われる「真源寺」

真源寺は、台東区下谷にある鬼子母神を祀ったお寺です。1659年に日融が法華宗本門流の寺院を開いたことで造られました。文化財の「絹本着色朝顔 蜻蛉図」が保管されています。

真源寺では、毎年七夕の季節に「入谷朝顔まつり」が開催されます。
朝顔まつりには長い歴史があり、江戸時代後期に農家が栽培した朝顔を寺院の敷地内で人々に見せたことから始まりました。明治時代に入ると朝顔市は寺院の名物となり、朝顔の季節になると遠方からも多くの人々が集まるようになります。
しかし、時代が進むに連れ、宅地化の影響で入谷付近で朝顔を栽培することが難しくなり、1913年に最後の朝顔農家が廃業したことで、祭りは行われなくなりました。戦後になると、地元の有志の援助で朝顔市が復活し、現在は七夕前後の3日間に行われるお祭りとして定着しました。

お祭りでは、60軒の朝顔業者のコーナーと、96軒の露店が通りに並びます。毎年40万人以上の方が訪れる人気の祭りです。

オペラハウスを再現した「東京キネマ倶楽部」

東京キネマ倶楽部は、大正時代のオペラハウスを再現したイベントホールです。グランドキャバレーの設備を利用して作られており、レトロで高級感のある空間が魅力となっています。

ホールはコンサートやパーティーに使用されており、2000年からは女子プロレスの会場にも使われるようになりました。近年はコンサート会場として利用されることが多く、ロックバンドやアイドルグループが東京キネマ倶楽部でライブを開催しています。また、ファッションブランドのショーやパーティー会場に使われたケースもありました。
会場は5階から6階が吹き抜けになっており、スタンディングでは600名、椅子席には100名ほど収容可能です。ほかのイベントホールにはない魅力を持った施設となっています。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

入谷に多いのは、和食(355件)や居酒屋(244件)といった飲食店です。昔ながらのお店や寺社の多い入谷では、飲食店も和のテイストを取り入れたところが人気です。飲食のジャンルとしては、カフェ(136件)やBAR(102件)のほか、中華(89件)も多く営業しています。

どんな業態が出店チャンス?

入谷に飲食店を出すならば、和食や居酒屋といった業態がおすすめです。入谷にはすでにこれらの業態の繁盛店が多くありますが、同じ業態の繁盛店の近くにお店を出すと競争意識が働き、成功する可能性が上がるとされています。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・真源寺
・かっぱ橋道具街
・かっぱ橋本通り
・鷲神社
・静蓮寺
・正洞院
・長松寺
・英信寺
・法昌寺
・最上寺
・小野照崎神社
・東京国立博物館
・東京国立博物館 平成館
・国立科学博物館
・千手院
・国立西洋美術館
・東京キネマ倶楽部

溝の口に似た地域

浅草橋

浅草橋には昔ながらのお店が多く、古くからの建物も多い街並みが特徴です。入谷と同様に下町情緒が感じられる地域です。
浅草橋(台東区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

幡ヶ谷

幡ヶ谷は、新宿や渋谷、池袋といった都内の主要駅へのアクセスが良好で、便利に暮らせる点が入谷と似ています。
幡ヶ谷(渋谷区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

小伝馬町

小伝馬町には、入谷と同じく徒歩圏内に複数の駅があります。利便性が良く、どこへ出かけるにも利便性が良いところが入谷と似ています。
小伝馬町(中央区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

類似地域 周辺の募集物件一覧

浅草橋・幡ヶ谷・小伝馬町の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
入谷のある台東区の昼間人口は294,756人で、夜間に比べて多くなります。通勤や通学で訪れる人が多いため、ランチの平均単価は1,000円以下と、会社員や学生が注文しやすい価格が主流となっています。

【平日/夜】【土日】
台東区の夜間人口は175,928人と、昼間に比べて減ります。飲食店を利用するのは、周辺住民や仕事帰りの会社員が中心です。飲み会に利用されることも多く、ディナーの平均単価は昼間よりも高い2,000~3,000円に設定しているお店が多くなります。

人口特性

入谷の人口総数は、入谷1丁目が3,411人で、入谷2丁目が2,756人です。男女比に大きな偏りはありません。年齢別に見ると、30~40代の方が多く住んでいることが分かります。働き盛りの方が多く暮らすエリアです。

乗降人数

入谷駅には、東京メトロ日比谷線が乗り入れています。2017年の1日平均乗降人員は33,644人でした。東京メトロ全130駅の中では107番目の利用率で、日比谷線内では南千住駅に次ぎ、2番目に利用者の少ない駅となっています。

溝の口の賃貸相場

入谷の賃貸相場は、ワンルームの場合8.11万円、1LDKだと13.58万円、2LDKだと15.35万円になります。台東区は東京23区内で6番目に平均賃料の高い区ですが、入谷は台東区全体の平均と比べると賃料が低めになっています。

溝の口の店舗賃料相場

入谷の平均坪単価は、14,425円です。東京23区内のほかの地域に比べて安めになっています。毎月の賃料は20万円未満というのがもっとも多く、全体の55%を占めています。

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