街レポート

行徳(千葉県市川市)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

行徳(千葉県市川市)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

千葉県市川市の行徳は、都内主要駅に近く、賃料がリーズナブルで住みやすいエリアです。
神社のように歴史を感じられる施設が多数あるほか、博物館や科学館といった楽しく学べる施設が充実しています。子どもが訪れても大人が訪れても楽しめるエリアです。
こちらでは、そんな行徳エリアの魅力についてご紹介します。

都内主要駅にほど近いベッドタウン

千葉県市川市にある行徳は、東京駅まで30分ほどで行ける便利な街です。新宿や渋谷へも40分ほど、池袋へも約46分で到着します。便利な立地にもかかわらず、千葉県にあるため都内と比べると賃料が安く、ベッドタウンとして高い人気を誇っています。

行徳は、外国人住民の割合が高い街です。通りには、タイ料理店やインド料理店といったアジア料理のお店が数多く並んでいます。東西線の西葛西駅周辺には国内最大級のインド人コミュニティが形成されているため、特にインドやネパール、パキスタン国籍の住民が多く住んでいます。

また、行徳には神社が多く、「行徳千軒寺百軒」と言われていました。代表的な神社には、行徳香取神社や胡録神社があり、多くの方が参拝に訪れています。

そんな行徳の治安は、やや落ち着いているといえます。駅周辺には深夜営業の店舗が多数あり、人通りも多いため、夜間でも比較的安心して歩けます。都内主要駅にほど近いベッドタウンとして、住みやすい環境が整っているエリアです。

「行徳」の地名の由来

「行徳」とは、徳を積んだ僧侶のことを指します。16世紀に、この土地には金海法印という名の山伏が住んでいました。金海法印は住民に「ぎょうとくさん」と呼ばれて親しまれていたため、彼の名前にちなんで行徳という地名がついたと考えられています。

この頃の行徳は、江戸川区篠崎付近のことを指しており、現在の行徳とは異なります。現在、行徳と呼ばれている場所には塩田がありましたが、野菜や米作りには向いておらず、それほど栄えていませんでした。
しかし、塩焼の産業が盛んになったことで、街が栄え始めます。街が栄えたのをきっかけに、行徳の名前が現在の本行徳へ移され、地名が定着しました。

運転体験ができる「地下鉄博物館」

地下鉄博物館は、市川市の隣の東京都江戸川区にある博物館です。1986年に、地下鉄互助会が公益事業活動の一環として設立しました。

館内では、「東京高速鉄道100系電車129号」や「東京地下鉄1000形電車1001号」、「営団300形電車301号」といった車両が保存されています。中に入って車内を見学することも可能です。展示コーナーでは、昭和の始めに銀座線が開業してから現在までの歴史が紹介されています。出札掛や改札掛といった、今は見られない仕事についても学べます。

子どもに人気なのが「千代田線シミュレーター」です。こちらでは、本物と同じように作られた運転台で運転体験ができます。電車のゆれまで体感可能なリアルなシミュレーターです。
小学生以上が運転できる電車と4歳から運転できる電車があり、小さなお子さんでも楽しめます。
施設には、ほかにも、動くメトロパノラマや映画が上映されるホールがあります。電車好きな方から人気のスポットです。

盆栽好きにおすすめ「春花園 BONSAI 美術館」

「春花園BONSAI美術館」は、江戸川区にある盆栽を飾った美術館です。
内閣総理大臣賞や東久邇宮文化褒賞を受賞したこともある盆栽作家の小林國雄によって、2002年に設立されました。施設内には1000鉢以上の盆栽が飾られており、盆栽体験で盆栽の魅力に触れることもできます。

さらに、毎週日曜日には、小林國雄氏から直接指導を受けられる盆栽教室が開催されています。自分の盆栽を持っていけば、手入れ方法や季節による作業を丁寧に教えてもらえる教室です。
ハサミや土といった道具は会場に用意されているため、特別な道具を用意する必要はありません。
盆栽に興味がある方や、これから盆栽を始めたいと考えている方が、よく足を運びます。

千葉県の産業について知れる「千葉県立現代産業科学館」

千葉県立現代産業科学館は、科学について楽しく学べる博物館です。館内には、常設展や企画展、プラネタリウムがあります。常設展示コーナーは、「現代産業の歴史」「先端技術への招待」「創造の広場」という3つの観点から学べるようになっています。

「現代産業の歴史」エリアは、千葉県の産業の歴史や、どのように電気・石油・鉄が発展してきたかといったことが分かる場所です。
「先端技術への招待」では、エレクトロニクスやバイオテクノロジー、新素材といった先端技術について紹介されています。

「創造の広場」は、科学の現象や科学技術の仕組みを体験しながら学べるコーナーです。実験を交えた人形劇(サイエンスステージ)や、放電実験を紹介する放電実験室といったように、貴重な体験ができる展示が多くあります。

また、夏季限定で行われるプラネタリウム上映会も人気です。街並みや自然と星空を合わせた作品や宇宙をテーマにした作品を、約1時間置きに上映されています。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

行徳には和食(130件)や居酒屋(91件)、中華料理屋(32件)といった飲食店が多くあります。大人がくつろげるようなお店が人気です。また、行徳には外国人住民が多いことから、中華料理屋を始めとしたアジア料理のお店が多くあります。

どんな業態が出店チャンス?

行徳に出店するなら、『和食』や『居酒屋』『中華』といった業態が狙い目です。外国人住民が多いという点で、『多国籍』『韓国料理』『カレー』なども狙い目と言えるでしょう。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
多国籍の居抜き
中華の居抜き
カレーの居抜き

周辺の主なスポット

・常夜灯公園
・地下鉄博物館
・浄閑寺
・行徳野鳥観察舎
・江戸川区自然動物園
・豊田神社
・春花園 BONSAI 美術館
・神明神社
・浦安市郷土博物館 
・行船公園
・千葉県立現代産業科学館
・葛飾八幡宮
・旧宇田川家住宅
・一之江名主屋敷

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駒込には、行徳と同じくいくつかの商店街があります。駒込さつき通りや霜降銀座商店街が有名です。
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どんな客層?

【平日/昼】
行徳のある市川市の夜間人口は459,626人ですが、昼間人口は358,614人です。昼間は通勤や通学で市外に出る方が多いため、飲食店を利用するのは周辺住民が多くなります。メニュー価格は、利用しやすい1,000円以下に設定している店舗が多数です。

【平日/夜】【土日】
平日の夜や土日に飲食店を利用するのは、周辺住民や周辺の観光スポットに来た方が中心となります。価格は昼間同様1,000円以下に設定している店舗がほとんどです。

人口特性

行徳のある市川市の総人口は、487,380人です。このうち、男性の住民は247,330人、女性の住民は240,050人になります。男女比にほとんど大きな偏りはありません。また、全住民における外国人住民の割合が多いのも、市川市の特徴です。

乗降人数

行徳駅には東京メトロ東西線が乗り入れています。2017年の1日平均乗降人員は、58,256人でした。東京メトロ全130駅の中では71番目の利用率です。利用者は、2011年から年々増加する傾向にあり、今後も少しずつ増加していくことが予想されます。

行徳の賃貸相場

行徳で部屋を借りる際の賃貸相場は、ワンルームで5.96万円、1LDKで8.76万円、2LDKで10.89万円です。行徳は東京駅まで約30分という都市までのアクセスに便利な位置にありますが、それでも都内各地と比べると家賃が安めになっています。

行徳の店舗賃料相場

行徳の平均坪単価は13,037円です。毎月の賃料は20万円未満という方がもっとも多く、次に多いのは20~40万円の方でした。便利な立地にあるにもかかわらず、賃料が安めのエリアです。ただし、100万円以上の賃料を払っている方も、全体の9%ほど存在しています。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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