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彩食酒房 瑠飯~ルパン~(高田馬場)内装工事に密着!前編【施工業者視点】

彩食酒房 瑠飯~ルパン~(高田馬場)内装工事に密着!前編【施工業者視点】

株式会社ABC店舗で物件をご契約いただき、3月掲載の契約インタビューをお受けいただいた玉田様ご夫妻のお店「彩食酒房 瑠飯~ルパン~」が6月下旬に高田馬場にてオープン予定。

間もなく開始される瑠飯の内装工事にあたり、「彩食酒房 瑠飯 ~ルパン~(高田馬場)内装工事に密着!前編【お客様視点】」では、お店を経営する玉田様ご夫妻にお客様視点から見た内装のこだわりについて取材した。
施工業者視点と銘打った今回は、内装工事を行う有限会社ウインの担当者に、業者視点から見た内装工事のポイントを伺う。

前編(お客様視点)はこちら

お客様の意向により、色合いや雰囲気は前業態のままに。

黒を基調とした店内
前業態が使用していた状態での雰囲気が気に入ったというお客様のご希望を尊重し、全体的に黒を基調とした色合いをそのまま活かすことに。

ポスターを剥がした跡
もともと塗られていた色をそのまま活かすため、前入居店舗の退去時にポスターが剥がされた際などに生じた壁の剥がれはタッチアップ(部分的な修正塗り)による補修を行う予定だ。

店舗最奥部にある白を基調とした絵や白い板が並べられた箇所は、全体的な色に合わせるため黒く塗ることに。

店舗さ奥部の壁

この絵は壁の上に貼り付けられる形で設置されているが、有限会社ウインの高松氏は「剥がしてから塗る方式だと、汚くなってしまう」と語る。
ムラをできる限り無くすため、上から黒く塗装する方式が取られる予定だ。

壁全体が黒く塗られた後は大型のテレビが設置される予定だが、用意されているテレビがインターネットに繋がる型であることを知った高松氏から「YouTubeなどのネット上にあがっている動画を無許可で流すと著作権違反になりますので、気を付けてくださいね」とのアドバイスも。
BGMを流したい飲食店がなぜ有線放送を利用しているかについての説明もあり、飲食店内装を多数手がける有限会社ウインならではの助言を送る場面も見受けられた。

階段下の個室は喫煙室に。
換気扇を上部のダクトに繋げて排煙を促す。

お客様が一番こだわりたい箇所は、階段下のスペースに存在する扉付きの個室だ。
前業態では4人掛けテーブルの個室として使用されていたが、瑠飯ではこの部屋を喫煙室として利用する。

開扉時 階段下の扉付き個室
前業態ではテーブルを置いていた

気になる点は排煙だが、喫煙室として使われる部屋の天井裏にはちょうどダクトが繋がっている。

ダクト喫煙室に直結するダクト
引き渡し段階では使用されていない

前業態では使用されていなかったダクトだが、今回の工事で室内の天井に換気扇を設けて繋げることでしっかりと排煙させる。

また、室内には空気清浄機や消臭スプレーを完備し、煙だけでなくにおいの対策も行う予定。昨今は分煙が叫ばれているが、扉の圧喫煙室を設けることで喫煙者も非喫煙者も共存できる環境を実現させる。

内装にあまり手を掛けないはずが、お客様の想定を遥かに上回る費用に。
その要因と業者側の見解は?

前編【お客様視点】では、お客様より「費用が想定を大幅に上回ってしまった」との話を伺った。
一見すると内装にはあまり手を掛けないだけに費用が抑えられそうな気もするが、この件について業者はどう見ているのか。

有限会社ウイン・高松氏に見解を伺うと、厨房機器の費用が大きくなった要因には厨房をイチから作り上げなければならない状態があったという。

厨房機器の変遷

今回の物件は、前の店舗が退居した時点でシンクを除くすべての厨房機器が撤去されることになっていた。
この状態からの開業となると厨房をイチから作り上げなければならないため、多くの機器を入れることが大前提となる。その分だけ厨房機器の費用がかさんでしまったのだ。

【お客様の見解】
お客様としては、厨房機器に費用が掛かるのであれば仕方がないとの結論に至ったという。
お客様に話を伺うと、旦那様一人で厨房を切り盛りし、想定通りのメニュー数でしっかりとした料理を提供するために厨房機器の費用は妥協しないと力強く語ってくれた。
 ⇒本件に関するお客様の見解の詳細は、前編(お客様視点)をチェック!

『何を最優先に費用を掛けるか決めておく』
有限会社ウイン・高松氏からのアドバイス

最後に、これから初めての開業を目指す方々に対して業者視点からのアドバイスを伺った。

【ウイン・高松氏のコメント】
ABC店舗のお客様は居抜きの物件を契約したお客様がほとんどですが、居抜きの店舗の場合は何処に対して最優先にお金を使うかを考えておくことが大切です。
内装に優先的に費用を掛けるのか、もしくは厨房機器に費用を掛けるのか…。何に対して最優先で費用を掛けるのかを決めておいてください。

内装工事の規模によっては、予算の都合上どうしても妥協しなければならない箇所が生じてしまうケースも少なくはない。妥協すべき箇所が出てきてしまった際を早い段階から想定し、費用を割く箇所の優先順位を決めておくことで、どこかで妥協せざるを得ない状況に直面した際でも慌てずに済むだろう。
特に、最優先で費用を使うべき箇所を決定しておくことにより、事態に直面した際から悩み始めて着工や開業が遅れるというリスクも回避することができる。

有限会社ウインについて

有限会社ウイン

〒107-0062
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山1420号室

TEL:03-6447-5418
FAX:03-6447-5419

営業時間:9:00~17:00
定休日:土・日

2003年の設立以来、500件以上の店舗内装を手掛ける。
居抜き物件を活かしながら「あのお店がこれになったの!?」と驚くほど見違えるような変化をもたらす内装作りに定評がある。

http://www.win-home.jp/

前編(お客様視点)はこちら

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