第一章
「飲食店を開業したい」と思ったら
オープン前に注意すべきこと
まずはとことん見直そう

自分たちの味とサービスが、本当にお客様に受け入れられるか?というところの見直しをしましょう。
「なんでこの店が繁盛するんだ?」という不思議な繁盛店は沢山ありますが、繁盛していない店に対して「なんでこの店が繁盛しないんだろう?」と思うことはほぼありません。飲食店に成功の法則はないけれど、ダメになってしまう失敗の理由は割と明らかです。その部分をまず疑いましょう。
 

長く続く繁盛店にする為に

そしてオープン後は、お客様が流失しているところを止めることが大切です。入ってきているお客様が溜まらずに、出ていってしまう構造を改善しなくてはいけません。お客様が不満を感じていることや「もう来たくないな」と思っていることを常に探り続けるのが、長く続く飲食店になる基本と言えるでしょう。
 

自分のお店の強みをみつけよう

商売の基本ですが、敵がいないところで強さを発揮して成果を出すのがビジネスです。そこの土地が栄える前からの長い歴史を持っていて、徐々に人が増えて栄えた今、不動の地位を築いている。そんな店舗も多いと思います。
こういった店舗は地元の人にとって「この料理がこんな値段で食べられる」という安心感があります。利用動機と使い心地が合っているのでしょう。高齢層になるとブランドスイッチよりも初めてのことが怖くて、わざわざ別の店に行って失敗するのを避ける人が多くなります。結果、「そこがいい」より「そこ“で”いい」となり、地域の人々に愛される繁盛店となります。
 

お金の管理も大切です

これから経営してくオーナーとなると、お金の収支の管理も大切です。経験者、または数字が得意な方は問題ないのですが、慣れてない方や苦手な方は、専門のコンサルタントに相談する方法もあります。コンサルタントはお店の収支の把握はしますが、お金の管理までを行うことはありません。
最初の開業1ヶ月目などは、想定したよりもアルバイトがみつからないので、アルバイト情報誌に掲載が必要になったり、予想外の店内の暑さや寒さで冷暖房設備が必要になるなど、予想外の出費もありますが、2ヶ月目、3ヶ月目になるとおおよその出費、売れゆきの収支予想はたてられると思います。
最近はクラウドを利用して、コンサルタントに売上の確認をお願いすることも可能になっています。また、メールなどで売上日報を報告や、レシートを写メールで送るなども。お金の管理が苦手な方はコンサルタントに相談してみるのも良いかもしれません。