第二章
こうすればうまくいく!資金調達と店舗賃貸契約

融資の結果発表から入金までの流れ

緊張の融資面談も終わり、あとは結果を待つのみという方の中には、融資がおりるかどうかが気になって仕方ないという方も多いでしょう。結果を待っている時間というのは、普段の時間より長く感じるものです。そんな時には、先々のことに備えるためにも、今後の流れをきちんと頭にいれておきましょう。

ここでは、飲食店開業の融資の中で最もポピュラーな、日本政策記入公庫の融資制度を利用した場合を例にとって、融資の結果がどの程度でわかるのか、また、晴れて融資実行となった場合どうすればよいのかなど、注意するポイントをご紹介したいと思います。

日本政策金融公庫の融資制度へ申請した場合、審査の可否はだいたい2週間前後でわかります。また、審査結果は所定の住所に郵送で届きます。審査を終えてから2週間前後は、ポストのチェックを欠かさずおこないましょう。ちなみに、もしも融資不可となった場合は、電話で連絡が入る場合もあるようです。

もしも融資実行となった場合、郵送されてきた書類の中には、融資を受ける方が記入すべき書類と公庫宛の返信用封筒が同封されています。同封の書類に必要事項をすべて記入したうえで、公庫に返信しましょう。返信用封筒が公庫に届いてから3営業日以内に、融資金額が所定の口座に振り込まれる流れになっています。

ちなみに、晴れて融資実行となった場合、日本政策金融公庫と借入契約を交わすことになります。その際に、収入印紙が必要になるので注意しましょう。収入印紙の額は借入額によっても変わりますが、200円の収入印紙と1万円前後の収入印紙が各1枚ずつ必要になります。

また、振込口座も注意が必要です。通常の銀行や郵便局であれば問題ありませんが、日本政策金融公庫からの融資を受ける際、ネットバンクは利用できないことになっています。いつも使っている銀行口座がネットバンクという方は、あらかじめそれ以外の口座を融資受取用に作っておくとよいでしょう。