第三章
お店のイメージの決め手!内装工事の上手な進め方

設計ができあがるまでの期間にすべきこと

飲食店の内装づくりでは、設計プランを業者にお任せする段階に入れば、あとはプランの完成を待つのみと思いがちですが、実はプランができあがるまでの間にも、飲食店オーナーさんがやるべきことはたくさんあります。

内装工事には、設計事務所にデザインを依頼して、施工は別の業者が行う場合と、プランニングから施工までを一つの業者にお願いする場合とがありますが、どちらの場合でも設計ができあがるまでにオーナーさんがしておくべきことは同じになります。

今回は、内装プランができあがるまでの期間に、飲食店オーナーさんがすべきことについてまとめてみました。

基本的に詳細な工期がわかるのはプランができあがってからになりますが、プランができる前に大まかな工期は確認しておきましょう。例えば工期が2週間なのか1か月なのかでも、どのタイミングに何をすればよいかは変わります。まずは全体の工期を確認しておきましょう。

 

自分がどんなお店をつくりたいか、どんなメニューを提供するかなどによって、必要な厨房機器が決まります。まずはコンセプトに基づいた具体的なプランを考え、必要な機材をリストアップしておきましょう。もしも居抜き物件であれば、引き取った機材の中で廃棄するもの、使うもの、そして新たに購入するもののリストを作っておくとよいでしょう。

厨房機器は、内装業者が厨房の発注まで代行してくれる場合と、厨房の専門業者などを通じて別で発注する場合とがあると思いますが、ほしい機材がオープンまでに間に合わないなどということがないよう、発注のタイミングには充分気を付ける必要があります。

 

どのような食器や調理器具を使うかは、どのようなメニューを提供するかに関わってくるため、まずは早めにメニューを決めておくことが大切です。また、決めたメニューの提供の仕方もきちんんと考えておきましょう。

例えばサラダを提供するとなったとき、ドレッシングを変えた状態で提供するのか、別皿にドレッシングをいれて2皿で提供するのか、サラダバーのような形で自由にとってもらうのかなどによって、必要な食器や備品は変わってきます。早めにメニューを決めて食器や備品の発注も済ませておきましょう。

 

意外と忘れがちなのが電話やインターネットの契約です。開業準備の中には、店舗の宣伝のためのフライヤーやWEBサイト作成、看板作製など、事前に電話番号がわからないと進められないことも多いのです。

また、最近では仕入れの発注や予約メールの確認、POSシステムの導入などで、インターネットを必要とする飲食店も増えてきています。その場合は固定電話とインターネットを同時に申込めるサービスがおすすめです。

さらに、FAXが必要か、クレジット端末を導入するかなどの状況に応じても選択肢がかわってきますので、ご自分のケースにあわせたサービスを選ぶようにしましょう。