第五章
飲食店開業に必要な諸手続きとは

警察署への申請

開業する飲食店が、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(以下、風営法)における「風俗営業等」に該当する場合、警察署への許可・届出が必要となる場合があります。飲食店の場合、主にスナック・キャバクラ・パブのような業種が「接待飲食等営業」となり風俗営業に該当します。また、ナイトクラブなど飲食以外の設備を併設する店舗は「特定遊興飲食店営業」、カウンターバーや居酒屋など深夜0時から朝方まで酒類を提供して営業を行う店舗は「深夜酒類提供飲食店営業」となり、いずれも許可申請が必要です。詳しくは警視庁のホームページ「風営適正化法による許可・届出の対象となる営業」でご自分の店舗が該当するかどうか確認してみてください。

 

上記の中でも、飲食店を営業する個人店でも該当することが多いのが、「深夜酒類提供飲食店営業」です。ただし、営業の常態として、通常主食(米・麺・パンなど)と認められる食事を提供して営むお店(例えば牛丼屋・ラーメン屋など)は届出が不要となっています。ただし明確な基準があるわけではないため、ご自分の店舗が該当するか否か迷われた場合は、所轄の警察署 生活安全課に問い合わせてみるのが良いでしょう。

 

・営業時間が午後6時~深夜1時までのワインを提供するレストラン
・夜から深夜3時まで営業しているダイニングバー
・24時間営業の大衆居酒屋店 など

 

必要書類

・1.深夜における酒類提供飲食店営業営業開始届出書
・2.営業の方法を記載した書類
・3.営業所の平面図
・4.住民票(本籍記載のもの。外国人にあっては国籍記載のもの)の写し
・5.法人の場合は、定款・法人登記事項証明書及び役員全員の住民票(4に同じ)

提出先・方法

提出先:所轄の警察署
提出方法:直接提出(郵送やインターネットを使用した方法では提出できません)

提出のタイミング

届出の期限は、所管の警察署に確認し、必ず余裕をもって申請を済ませましょう。