第五章
飲食店開業に必要な諸手続きとは
労働保険の申請

開業してから、一人でもスタッフを雇う場合は、個人・法人の違いに関わらず、労働保険の手続きをしなければいけません。ここでは、その際に必要な手続きについてまとめました。

1. 労働保険関係成立届

はじめてスタッフを雇ったらまず、この届出が必要!労働保険番号が割り振られます。

・提出期限 : 雇った日から10日以内
・提出先 : 所轄の労働基準監督署

2.労働保険概算保険料申告書

保険関係が成立してから、その年の年度末までに支払う労働保険料の概算を申告・納付するための申告書。成立届を提出したら、次に申請する書類です。

・提出期限 : 雇った日から50日以内
・提出先 : 所轄の労働基準監督署、または都道府県労働局、または日本銀行

3.雇用保険適用事業所設置届

雇った従業員が雇用保険の適用を受けるためにまず最初に必要な届出です。雇用保険適用に該当するスタッフがいれば、必ず申請しましょう。
雇用保険を適用できるスタッフ=31日以上雇用の見込みがある/週の所定労働時間が20時間以上ある方

・提出期限 : 雇った日から10日以内
・提出先 : 公共職業安定所(ハローワーク)
・添付書類 : 法人登記簿謄本(3ヶ月以内)・保険関係成立届(事業主控)・事務所等の賃貸契約書・事業の名称、所在地および事業の実態が確認できる書類・監督官庁の許認可証(飲食、不動産、建設など)・登録証(士業など)・税務関係(事業開始届、確定申告書など)・社会保険関係届書控・取引先発行の契約書、請求書、見積書など・公共料金の領収書・被保険者の在籍を確認できる書類・労働者名簿・出勤簿・賃金台帳・雇用契約書または雇入通知書

4.雇用保険被保険者証資格取得届

設置届を提出した後に、この書類を提出することで、スタッフの雇用保険加入手続きが完了します。

・提出期限 : 雇った月の翌月10日まで
・提出先 : 公共職業安定所(ハローワーク)
・添付書類 : 労働者名簿・出勤簿・賃金台帳・(パート・アルバイトがいる場合は)雇用契約書