開業ブログ

融資面談

能勢 雄介さん

物件取得後、一番の難関が来ました。

融資面談!

独立した先輩方から聞いていた「緊張と融資が下りるまでの心配な時間」を自分も味わえると思うと、嬉しさが湧いてきます!

税理士さんと入念な打ち合わせをして、物件を見つけるたびに何度も書き直した事業計画書。3日くらいかけて再度じっくり考えて作成しました。

事業計画書

1.創業動機 (ポイントを踏まえて文章・ストーリーを記載))

・何で今のタイミングでなきゃダメなのか
・ご家族の理解
・社会性が感じられる開業動機

2.事業経験

・履歴書と職務経歴書に記載
・役職経験、勤務年数、実績等を明確に

3.取扱い商品・サービス

・メニュー表の作成 商品名(写真)値段、原価率
※フードとドリンクの売上シェアの計算、総平均原価率

4.セールスポイント

【1】立地特性
①立地は?
②その立地の特性の問題点
③立地特性の問題点に対する対策

【2】競合店レポート (競合店に引けを取らない理由・差別化)
・出店場所における周囲の競合店を調査(3店舗以上)
・調査ポイント(業種業態・価格帯・客層)
・どのような理由によりお客様が当店を選ぶのかを記載

【3】飲食店業態(5W2H)
1.コンセプト
2.業種・主力商品
3.お客様の利用動機
4.主要客層 (年齢・性別・職業)
5.お客様の利用時間 (来店が多い時間帯)
6.出店立地
7.売り方のスタイル お客様の楽しみ方のスタイル
8.価格政策 (価格帯を決定したその理由)

以上をレポート10枚くらいに仕上げて作成。

その他必要資料を全て見やすいようにファイリング。

ファイリング

1.28年、29年分の源泉徴収票と30年の給与明細
2.住民税の今年分の課税証明書
3.通帳関係
・最近半年以上
・自己資金と積み立て過程がわかる通帳
・勤務時の給料振込がわかる通帳
・公共料金の引き落としが確認できる通帳またはクレジット明細
4.開業のために使った資金の領収書
5.自宅と開業店舗の不動産賃貸契約書
6.自宅家賃の確認できる通帳 (自宅が持家の場合、住宅ローンの返済明細表が必要)賃貸契約書
7.資格がある場合は証明書
8.店舗レイアウト、店舗所在地地図

以上を持って公庫にいきます。
面談前に税理士さんと打ち合わせ。1時間くらいの面談で、簡単な質問と資料のコピーで終了!
「前向きに考えます」とのお言葉。
税理士さんからも「手応えありです。安心して待ちましょう。」と言われ
2週間くらいで「内装工事、着手してください。」と連絡あり。
思ったより早くて助かりました。
皆様のアドバイスに従い税理士さんにお願いしてよかった!
(後に銀行に余裕を持たせるため追加融資もお願いしました。面談はプレゼンも含めハードでしたが、無事こちらも完成)

いよいよ内装工事に入ります。

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記事を書いた人
能勢 雄介さん

調理師学校を卒業後、大阪のホテルで修行を開始。 東京・フランスで研鑽を積み、23歳の時に地元・沼津のレストランでシェフとして働く。 その後は更なる研鑽を求め渡米し、10年弱の間ニューヨークのレストランでExecutive chefとして働き、帰国。 帰国後は代官山のレストランでシェフマネージメントを4年間行い、『25 Hudson』を東陽町にオープン! もっと読む

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