【第30話】こー爺(じぃ)、補助金を申請してみる
こんにちは、焼鳥酒場 鶏のから騒ぎのこー爺(じぃ)です。
ブログ更新が滞っていますね。
実は、このブログももう第30話目。
次から次へとやる事があり、PC触る暇も無い今日この頃です。
初めての社長業で1番困るのが税金関係です。
如何せん知識が無いので、頼みの綱は顧問税理士の先生。
創業前も創業後もレシートの束や請求書と格闘する時間も無く、また貴重な時間が勿体無いので、先生に全て丸投げして営業に集中させて頂きました。
創業時は1分1秒が本当に勿体無いんです。
今回顧問税理士を引き受けて頂いた先生は、創業時の大変さを理解されており、しっかりサポートしてくれます。
金額も創業時にはかなり有難い価格で引き受けて頂きました。
Take会計事務所(竹田健司税理士事務所)
https://take-tax.com/
検討中の方はお話聞いてみるのがお薦めです。
さて、時間をお金で買えるなら全て買うのが私のモットー。
若い頃から常に複数案件を同時並行してきたこー爺(じぃ)は、キャパシティは他の人より少しあると勝手に自負していますが、時間は有限ですので、人に任せれるタスクがあれば喜んで全てお願いしています。
過去勤めた会社はブラック企業(失礼)が多かったので、1日24時間しか無い中で、効率的に複数案件を処理していくのが自然と身についてました。
昔お世話になった社長がある時、、
「目的地に行くための手段に徒歩や自転車を選ぶのは間違い。車があれば車に乗り、飛行機があれば迷わず飛行機を使いなさい」と言われました。
所謂「労働生産性」を学びなさいという事でした。
経理や総務、人事など社長は全て出来る必要はありません。
その職種のスペシャリストに任せればいいんです。
ただ、最低限の知識は必要です。
そこははき違えないように注意です。
今回は、「小規模事業者持続化補助金」を申請しました。
今回のコロナウイルスで国から補償があった「小規模事業者持続化給付金」とは違います。
名前が似ているので間違えやすいですね。
給付金とは「一定の対象者に特定の取り組みを求めず現金を給付する制度」
助成金とは「事業者が制度の目的の達成に向けて主体的な取り組み行う場合にその経費を一部補助する制度」
補助金とは「補助金と助成金の違いはほとんどありません。違いは、補助金は予算が決まっていて最大何件という決まりがあります。そのため、公募方法によっては抽選や早い者勝ちになるなど、申請してももらえない可能性もあります。」
残念ながら鶏のから騒ぎは4月オープンだった為、個人事業主に支払われた100万円の給付は対象外でした。。。
コロナで1ヶ月オープンがズレたお店は日本全国にあったでしょうが、残念ながら自粛しても対象外だったんです。
100万円。。。でかいですね。。。
給付や家賃補助の補償を国は打ち出しましたが、前年の実績に対しての給付の為、そもそも今年オープンしたお店は全て対象外。
その後少し補償が拡大して、3月オープンまで対象となりましたが、またもや当店は対象外でした。
こちらも個人事業主には最大半年分300万円の給付。
板橋区も独自の家賃支援策を打ち出しましたが、こちらも3月までに営業実績があるテナントまで。
3ヶ月15万円。
う~ん、対象外ですね、残念。。。
さて、助成金や補助金は資料を集めるのが大変な為、中小企業診断士や税理士などが代行して申請している商売が流行ってますが、手数料が13%~30%などを取られています。
どの助成金も説明要項が難しい書き方をされていて、読む気がしなくなりますが、まとめサイトなど、いまはネット検索でかなり申請方法や対策など詳しく書かれています。
実はオープンしたてのお店は前年実績が勿論無いので、個人事業主は前年の納税証明書や源泉徴収票の提出でかなり簡略化出来ます。
せっかくお店の経費の一部を国が負担してくれるなら、申請しない手はありませんよね。
また、自分で資料を作成すれば余計なコンサル手数料も差し引かれる事もありません。
締め切りぎりぎりでしたが、営業の合間に書類を揃え、区の中小企業診断士に確認してもらい細かいアドバイスを貰った後、申請窓口で承認印を貰い事務局へ郵送で終了。
この「小規模事業者持続化補助金」は申請する時に何をどの様に進めるのか筆記によるかなりボリュームある資料作成が重要となります。
最低でもメインの資料説明箇所は10ページくらいボリューム感あった内容が良いとアドバイス頂き、大変ですがやり切りました。
あとは結果待ちです。
失敗したのは、この補助金はかなり広い用途で経費が認められるのですが、申請時にこれに使用しますと記載しなければ、あとから経費計上することが出来ません。
あ、こんなものも認められたんだと後から気づいたものも多く、来年はこの経験をもとにしっかり助成金を勝ち取ろうと思いました。
更に今月は東京都が提案している「業態転換支援事業」という補助金も申請するために現在準備中です。
この助成金もかなり秀逸な内容ですので飲食業の個人事業主の方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
経費の5分の4、最大100万円が返ってきます。
特に過去の経費も精算できるので有難い。
助成金や補助金などは積極的に世の中に開示されてませんので知らない方も多いです。
いま、色々施策として出ていますので、ご自身の街でどの様なものがあるのか調べてみるのも良いと思います。
助成金や補助金は知らないと損する制度です。
しっかり調べて少しでもお店の経費の負担を減らしましょう。
本日も最後までお読み頂きまして有難うございます!!
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