八丁堀の隠れた名経営者 勝負勘と計画性をフル発揮の優れた飲食店運営術
間渕 敬司
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」から徒歩2分。都内有数のオフィス街であり、飲食店の激戦区でもある虎ノ門エリアに、天ぷらと海鮮料理が自慢のお店が誕生しました。
2018年8月オープンの「築地 刺天」さんは、文久2年(1862年)に創業し、現在は東京都中央卸売市場で活魚の卸売をメインに行う水産会社の直営店。
毎日セリで仕入れた、上質な鮮魚の刺身や天ぷらが食べられるお店です。
ランチタイムは具だくさんの海鮮丼、ディナータイムは刺身や天ぷらを堪能できます。
店内はカウンター席とテーブル席で18名ほどの広さ。明るく清潔感のある雰囲気で、男女問わず入りやすい印象です。
ランチメニューは内容の異なる海鮮丼「蒼(あお)」「紅(あか)」「黒(くろ)」と、日替わり丼からチョイスします。この日は海鮮丼「紅(あか)」を注文しました。
イカ、数の子、帆立、穴子などを混ぜ込んだマグロのすき身、ミナミマグロの大トロと中トロがのり、イクラやとび子などをちりばめた豪華な逸品。直営店ならではの新鮮な食材たちが、ツヤツヤしています!
海鮮丼には卵が着いてきます。食べている途中でこの卵黄を加え、「ひつまぶし」のように味の変化を楽しむことができるのです。
1.シンプルに海鮮丼を楽しむ。
まずはシンプルにお醤油で食べます。具たくさん、かつ新鮮なネタの数々、ひとつひとつの味を確かめるようにじっくりといただきます。これだけでもとても美味しくて、そのまま全部食べてしまいそうになりました。
2.卵をかけ、よく混ぜて食べる。
次に、トッピングの卵黄を混ぜて食べます。海鮮と生卵の組み合わせは、あまり食べたことがない印象でしたが、よく合いました。まろやかで濃厚な味わいはご飯が進みます。
3.出汁をかけ、お茶漬けにして食べる。
最後は温かい出汁をかけたお茶漬けで仕上げます。ご飯も具材も、けっこうボリュームがあったはずなのに、さらさらと食べ終えました。
昼休みにクオリティの高い海鮮丼が食べられる「築地 刺天」さん。日替わり丼はランチの早い時間に売り切れてしまうことが多いそうなので、ご注意ください。
また、ディナータイムではお刺身や天ぷらがたリーズナブルな価格で楽しめるセットメニューもあります。仕事帰りにちょっと一杯いかがでしょうか。
ディナータイム限定のメニューを取材しました!
豊洲市場から生きたまま運ばれてくる車えびとアワビは必食!
豊洲の水産会社直営だからこそ実現できる驚きのお手頃価格で、鮮度抜群の海鮮を楽しむことができます!
築地 刺天
東京都港区虎ノ門1-11-5 森谷ビル1F
☆虎ノ門駅
4番出口より徒歩2分
☆内幸町駅
A3出口より徒歩6分
☆新橋駅
日比谷改札より徒歩10分
03-6205-4540
(昼)11:00~14:30
(夜)16:30~22:30
日曜日・祝日
「築地 刺天」の最寄り駅は東京メトロ銀座線 虎ノ門駅。4番出口より徒歩2分です。
【1】4番出口を出て、右手にある建物に沿って1つめの角を右折。
【2】そのまま直進し、ファミリーマートの前で左折。その後、その2つ先にある角を右折。
【3】縦長の白い看板が見えてきます。