街レポート

虎ノ門(港区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

虎ノ門(港区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

ラグジュアリーな雰囲気のある東京都港区のうちでも、都内屈指のビジネス街としての顔を持つ虎ノ門。昨今では、東京オリンピックの開催へ向けて再開発が行われており、交通アクセス状況や住環境など、さまざまな観点でこれまで以上の価値を持つ街へと進化している最中です。こちらでは、そんな虎ノ門エリアの特徴や魅力についてお伝えします。今後、虎ノ門エリアへの居住や出店を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

東京オリンピックへ向けて活気づく国際的なオフィス街

超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」が完成してはや数年、東京都港区の虎ノ門は、今後東京オリンピックの開催へ向けてますます活気づいています。従来のオフィス街としての姿からより一層洗練されたこのエリアは、国際基準を目指して再開発の最中です。地価が高まりつつあるものの治安が良く、経済的に余裕のあるビジネスマンをはじめ、多くの方がこの街で暮らしています。

2014年に超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」が登場

虎ノ門エリアには、2014年に完成した超高層ビル「虎ノ門ヒルズ」があります。このビルを手がけたのは、かつて六本木エリアに「六本木ヒルズ」を作った森ビルです。建物は52階建て高さ247mというスケールで、東京ミッドタウンに比肩する高さを誇ります。そんな虎ノ門ヒルズは、このエリアのファッションやグルメ、さらにはビジネスの中心地として、今後も多くの人を集めていくことになるでしょう。

虎ノ門ヒルズの大きな特徴は、4~35階がすべてオフィスやカンファレンス会場で構成されていることです。37~46階の上層階には172戸の住居が入り、賃貸および分譲で入居できるようになっています。さらに上層となる47~52階には高級ホテル「アンダーズ東京」が入り、洗練された空間で上質なサービスを受けられます。虎ノ門エリアのニーズに特化した虎ノ門ヒルズは、完成後はや数年ですでに新たなランドマークとしての存在感を存分に発揮していると言えるでしょう。

ますます便利になる交通アクセス

虎ノ門エリアでの公共交通機関は、東京メトロ「虎ノ門駅」と「神谷町駅」の2駅が利用できます。虎ノ門駅には銀座線が乗り入れていることから、銀座・新橋・上野・渋谷などの都内主要エリアへのアクセスが可能です。神谷町駅には日比谷線が乗り入れており、こちらを利用すれば恵比寿・六本木方面へもアクセスできます。さらに、今後は霞ヶ関駅―神谷町駅間に新駅が開設される予定があるなど、ますます交通アクセスが充実していくことが予想されます。徒歩で10分程度に位置する新橋駅からは、ゆりかもめも利用できることから、幅広いエリアへ移動しやすい魅力的な立地です。ほかにも、首都高都心環状線や3号渋谷線など、車でのアクセスという観点からも利便性が高くなっています。

「虎ノ門」という地名の由来

特徴的な地名である「虎ノ門」ですが、その由来には諸説あります。有力とされているのは、江戸城の寅の方角(東北東)にあった門「虎之御門」から来ているという説です。ただし、明治6年に虎之御門が撤去されてしまっているため、現在その軌跡は残されていません。ほかにも、“寅は千里行くも千里を帰る”という諺が由来となっているという説や、朝鮮から連れてきた虎を檻に入れた際に門柱が広げられたのが由来であるという説もあるようです。虎ノ門という地名が港区で正式に採用されたのは、昭和24年のことでした。地下鉄虎ノ門駅の出口には、地名採用の記念に虎のブロンズ像が設置され、現在でもこの駅のランドマークとして親しまれています。

2020年東京オリンピックへ向けた大規模開発

2015年5月、虎ノ門エリアは国家戦略特別区域に指定されました。さらに、特別区域となった9区のうちで、先陣を切って再開発が進められています。このプロジェクトでは、虎ノ門エリアに存在する建物の建て替えや、歩道の幅の拡大をはじめ、世界的に通用するビジネス街として付近一帯が整備されていきます。現在でも都内有数のオフィス街として知られる虎ノ門エリアですが、今後は国際的基準でも認められる新たなオフィス街として、ますます発展していくことになるでしょう。東京メトロ日比谷線で、霞ヶ関駅―神谷町駅間に新駅が設置されるなど、交通インフラも整備される予定です。2020年のオリンピック開催へ向けて、国際的なビジネス街へと進化する虎ノ門に、注目が集まっています。

新たなシンボルストリート「新虎通り」

東京オリンピックへ向けた再開発では、選手村からスタジアムまでを結ぶルートとして、虎ノ門エリアの環状第2号線が「新虎通り」として生まれ変わります。こちらの名称は、平成25年の公募によって地域住民を中心として選ばれたものです。新虎通りは、今後「東京シャンゼリゼプロジェクト」のもとで、おしゃれなオープンカフェをはじめとした、国際色豊かな大通りへと変身します。新虎通りの周辺には、愛宕神社・烏森神社・虎ノ門金刀比羅宮などの寺社や、虎ノ門葵坂・汐見坂・江戸見坂などの坂道など、観光スポットも充実しています。シェアサイクルも利用できるため、カフェなどに立ち寄りながら、周辺観光がてらにサイクリングを楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

虎ノ門にもっとも多いのは、和食屋です。1,557件の店舗が営業しています。虎ノ門には大手企業が多く、それらの会社の社員が利用するような価格の高い飲食店がたくさんあります。また、居酒屋も1,488件あり、仕事帰りのビジネスマンでいつも賑わっています。

どんな業態が出店チャンス?

虎ノ門に適していると考えられるのは、すでに多くのお店が営業している、和食や居酒屋といった業態です。同じ業態の飲食店が多数営業している場所は、エリアの特性と合っている可能性が高く、新たにお店を出しても成功する確率が高くなります。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き

周辺の主なスポット

・虎ノ門 金刀比羅宮
・文部科学省情報ひろば
・新聞創刊地
・霞テラス
・日本の酒情報館
・イイノホール
・虎ノ門ヒルズ
・愛宕神社
・千代田区立日比谷図書文化館
・サントリーホール
・日比谷公園
・国会議事堂
・日比谷公園大音楽堂
・烏森神社

虎ノ門に似た地域

大手町

大手町は虎ノ門と同じく、巨大なビルが立ち並ぶオフィス街です。多くのビジネスマンが通りを歩いています。

半蔵門

半蔵門は単身物件が多いエリアです。虎ノ門と似て、一人暮らし用のお部屋をお探しの方に適したエリアとなっています。
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築地

築地にはコンビニが多く、買い物に便利です。一人暮らしの方に住みやすいという点で虎ノ門を共通しています。
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類似地域 周辺の募集物件一覧

大手町・半蔵門・築地の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
虎ノ門はオフィスが多いエリアのため、昼間はほかの地域からたくさんの方が訪れます。飲食店は近隣のオフィスで働く方が利用することが多く、1,000円以下で食べられるお店が好まれています。

【平日/夜】【土日】
虎ノ門の人口は夜になると大幅に減ります。住民の人口が非常に少ない地域です。平日の夜や土日に飲食店を利用するのは、虎ノ門のオフィスやショッピング施設に来た方が中心となり、メニュー価格は3,000~4,000円であることが多くなっています。

人口特性

虎ノ門のある港区の人口総数は253,639人(2018年)です。住民は年々増加しており、10年前の2008年の人口195,066人と比べると、約60,000人も増えています。再開発の影響もあり、これからも人口が増えて、さらに発展していくと考えられるエリアです。

乗降人数

虎ノ門駅には、東京メトロ銀座線が乗り入れています。2016年の1日平均乗降人員は118,416人でした。これは東京メトロ全130駅の中で29位の数字です。銀座線の単独駅の中では、東陽町駅に次いで2番目に利用者が多くなっています。

虎ノ門の賃貸相場

虎ノ門の賃貸相場はほかのエリアよりも高めです。ワンルームを借りる場合でも平均で13.09万円かかります。2LDKのお部屋を借りる場合は月に27.70万円ほどの予算が必要です。富裕層が多く住むエリアであることが、治安の良さにもつながっています。

虎ノ門の店舗賃料相場

虎ノ門で店舗を借りる場合の平均坪単価は26,928円です。ほかのエリアに比べて賃料の高い場所となりますから、予算は多めに必要となります。月に払う賃料は40~60万という方がもっとも多く、20万円未満の方はほとんどいらっしゃいませんでした。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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