街レポート

白山(文京区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

白山(文京区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

白山は文京区の中間あたりに位置します。緑地や寺社が多く、大通りから一歩中へ入れば静かな住宅街が広がっています。
加賀に由来する白山神社や徳川家御用地から薬園となった小石川植物園など、白山には歴史を感じるスポットがめじろ押しです。
今回は、白山のさまざまな魅力をご紹介します。

長い歴史に裏打ちされた深みのある街

閑静な住宅街、歴史ある寺社、広大な植物園などを抱える白山。白山は武蔵野台地に差し掛かる場所にあるため坂が多く、街全体に高低差があるのが特徴です。
昔は庶民の街でしたが、江戸時代初期からは大名屋敷が立ち並ぶようになりました。明暦の大火により屋敷を失った大名たちが白山へと移り住んだためです。
この屋敷の跡地に国の施設や大学が建てられ、白山は文教地区としての一面も持ち始めました。現在も数多くの学校が白山エリアに学び舎を構えています。朝のラッシュ時の白山駅は学生でにぎわい、若者の明るい声が響きます。

白山駅のアクセス

白山のある文京区は、東京都23区の中で唯一JR線が通っていません。そのため、移動のメインは地下鉄になります。
白山駅に乗り入れているのは地下鉄の都営三田線のみです。
ただ、JR線の通る巣鴨駅へは電車で4分なので、乗り換えに不便を感じることはないでしょう。
中央・総武線のある水道橋駅へは3分なので、多方面へのアクセスも簡単に行えます。ビジネス街の神保町や大手町へは直通で10分もかからず、通勤にも便利です。

地名の由来となった「白山神社」

白山駅の地上出口から続く坂を下ってすぐの場所にあるのが「白山神社」です。
白山神社は948年に加賀の白山比咩神社から本郷元町へやってきました。その後も数回場所を変えた後、1655年に現在の場所へ移ったそうです。
徳川将軍家と縁が深く、かつて神社のあった場所が将軍の御用地になることもありました。

白山という地名は、この白山神社からきたものです。神社のできた周辺一帯がそう呼ばれるようになりました。
また、白山の隣にある「小石川」も白山神社由来の地名といわれています。白山比咩神社があったのは加賀国石川郡だったため、小さな石川という意味を込めて小石川と呼ばれるようになったそうです。

現在、白山神社は「東京十社」のひとつに数えられています。東京十社とは、1868年に明治天皇が定めた元准勅祭社です。
1975年には十社めぐりの企画がはじまり、各社をめぐって御朱印やミニ絵馬を集める観光要素も加わりました。

白山神社の「文京あじさいまつり」

白山神社では毎年6月に「文京あじさいまつり」が開催されます。「文京花の五大まつり」のひとつであり、期間中は屋台やステージイベントなどを楽しめます。
白山神社は昔から歯痛を止める神として信仰を集めていたため、祭り中には歯ブラシ供養や歯科相談も行われるそうです。

境内にはおよそ3,000株のあじさいが咲きほこります。日本原種のガクアジサイや園芸種のホンアジサイ、ウズアジサイなど種類も豊富です。さまざまな色や形のあじさいがひしめきあって咲いているのは壮観で、カメラを片手にゆっくりと境内を散策する方も多くみられます。
この期間しか入れない富士塚は、細い道のわきに大きなあじさいがいくつも植わっており、間近で花を観賞できます。
あじさいを模した涼しげな和菓子も売られており、お土産に買い求める方も多いようです。

地域住民にも愛される小石川植物園

白山三丁目の大部分を占めているのが「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」、通称「小石川植物園」です。
現在は大学の研究施設ですが、昔は5代将軍徳川綱吉の別邸でした。そのため、園内には今でも立派な日本庭園が残っています。
1684年、徳川綱吉別邸跡地に薬園が移設されてから、数百年の間でさまざまな植物の研究が行われたそうです。
1877年に東京大学が誕生してすぐ、小石川植物園は大学の研究機関となりました。

小石川植物園は一般公開されており、園内を散策しながら貴重な文化財や植物をみることができます。
樹齢60年以上のシダレザクラや個性的なハンカチの木、大きなクスノキなど見どころもたくさんです。
園内の田んぼでは、文京区の小学生が田植えと稲刈りを行っています。
芝生にシートを敷いてピクニックする家族の姿もみられ、近所の方々の憩いの場としても活用されています。

さまざまな学び舎が集う文教地区

白山のある文京区は、都内屈指の文教地区として有名です。白山エリアにも多数の学校が集まっています。
特に「東洋大学」は1897年から白山に本部を置いています。2006年には小石川植物園の隣に「白山第2キャンパス」が生まれ、この地にますます学生が集まるようになりました。

東洋大学のほかには京華女子中学校・高等学校、京北学園白山高等学校、東洋大学京北中学・高等学校などが白山エリアにキャンパスを構えています。
少し足を延ばせば日本医科大学、文教学院大学、東京大学、お茶の水女子大学などがあります。
すぐそばに高いレベルの学校が集まった白山は、教育熱心なご家庭が住むのにうってつけの土地といえるでしょう。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

白山でもっとも人気がある店は和食店で、116件が営業しています。その次に多いのが72件のカフェ、3番目が居酒屋で54件です。もっとも少ないのが3件の韓国料理店で、その次に少ないのが10件の洋食となっています。

どんな業態が出店チャンス?

飲食店を繁盛させるには、立地と業態の相性を考えなくてはいけません。白山では、和食とカフェが土地にマッチしていると考えられます。そのため、白山で飲食店を新規出店するなら和食店かカフェがおすすめといえます。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・白山神社
・根津神社
・乙女稲荷神社
・小石川植物園
・六義園
・文京シビックセンター
・東洋文庫ミュージアム
・心光寺
・円乗寺
・大円寺
・浄心寺
・高林寺
・海蔵寺
・光源時
・南谷寺(目赤不動)
・ハチ公と上野英三郎博士像
・森鴎外記念館

白山に似た地域

新富町

新富町は治安が良く、穏やかな住宅街が広がっている点が白山と似ています。
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成増

駅の周辺にスーパーが多く、買い物に困らないのが白山と成増の共通点です。

吉祥寺

吉祥寺は学校や大きな塾が多く、学生が集まる街です。文教地区である白山も同様に学生の多いエリアとなっています。
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吉祥寺・成増・新富町の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
2010年のデータでは、文京区の昼間人口は345,423人、夜間人口は206,626人です。白山エリアの会社や大学に通う方へ向けた店が多いためか、ランチ平均単価は1,000円以下と安価です。

【平日/夜】【土日】
昼間人口にくらべて夜間人口の少ない文京区では、帰宅前の会社員や学生、もしくは地元の方が通える安い店が多くなっています。ディナー平均単価は1,000円以内です。

人口特性

2018年6月のデータでは、白山一丁目~五丁目までの総人口は18,454人です。男性よりも女性のほうが少しだけ多くなっています。40~44歳の人口がもっとも多いほか、ほかの区と比べて単身世帯が多いようです。

乗降人数

都営三田線が乗り入れている白山駅の1日平均乗降人員は、2016年のデータによると50,434人です。一時期は利用者数が落ち込みましたが、東洋大学のキャンパス再開発やマンションの建築などにより再び増加しました。

白山の賃貸相場

白山の賃貸相場は、同じ都営三田線の駅の中では中間程度となっています。一人暮らし向けのワンルームや1Kは約9万円です。2Kになると10万円近くなり、2LDKは23万円、3LDKは25万円ほどの相場となります。

白山の店舗賃料相場

白山には小さな個人商店が多いためか、店舗賃料相場が低くなっています。月に20万円以下で借りられる店が大半です。賃料が40万円以上になる店は少ないですが、面積が広く大通りに面している店は高くなる傾向にあります。

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