街レポート

戸塚(横浜市戸塚区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

戸塚(横浜市戸塚区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

横浜市内の区で最も広い面積を誇る戸塚区。その中心市街地である戸塚駅周辺は、近年の再開発により大規模な商業施設がたくさん建ち並ぶ、生活利便性の高い街です。
交通アクセスのよさや子育て環境にも定評があり、横浜や都内へ通勤するビジネスパーソンやそのファミリーたちのベッドタウンとしても人気の街となっています。
また、市庁舎や企業のオフィスの他、大学や専門学校の最寄り駅にもなっているため、商業・行政・文化がバランスよくそろった街と言えるでしょう。こちらでは、そんな戸塚の魅力についてご紹介します。

再開発で生まれ変わった、人気のベッドタウン

戸塚は横浜市の中でも再開発が遅れた街でしたが、2007年から駅の西側の本格的な再開発工事が始まり、事業費約1120億円をかけた大規模な街づくりが行われてきました。
西口の再開発は2013年にはほぼ完了し、現在はトツカーナやラピス、サクラスなどといった大規模商業施設が駅前に建ち並ぶ近代的な街へと生まれ変わっています。
駅から少し離れたところには穏やかな住宅街が広がっており、再開発による生活環境の整備や、公園などが充実した自然溢れる街並みからベッドタウンとしての人気も高く、子育て世代のファミリー層を中心に多くの人たちが住まう生活拠点となっています。

横浜・都内・鎌倉などに出やすい交通アクセス

JR横浜駅と大船駅のちょうど中間あたりに位置する戸塚駅は、JR東海道本線、横須賀線、湘南新宿ライン、横浜市営地下鉄ブルーラインの4路線が停車する駅です。
そのため、市内最大のターミナル駅である横浜駅はもちろん、渋谷駅、新宿駅、東京駅といった都内の主要駅へも乗り換えなしで出ることができ、都心で働くビジネスパーソンの居住地として高い人気を誇っています。
また、ブルーラインを使って新横浜駅、JRを使って品川駅へも直通で行くことができるため、新幹線への乗り継ぎにも便利な立地になっています。

それに加えて、神奈川県随一の観光スポットである鎌倉駅も、横須賀線で12分と身近な距離感であるため、仕事はもちろんレジャーをするにも便利な街と言うことができます。
戸塚駅前には、約50のもバス路線が発着するバスターミナルがあり、周辺へでかけるためのバス交通も充実。地域に暮らす人々の便利な足となっています。

戸塚駅西口の再開発

90年代から計画はあったものの、住民の反対によってなかなか実現に至らなかった「戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業」ですが、2007年にやっとのことで工事着手にこぎつけ、2009年には東急不動産が運営すする「サクラス戸塚」がオープン、2010年には、約100店舗が入居する「トツカーナ」、それと一体となる「東急プラザ」、また11棟のビルからなる「戸塚パルソ」などの商業施設が続々と誕生しました。
そして、2012年には戸塚区市役所新庁舎が完成、その翌年には旧庁舎からの移転も完了し、これらをもって一連の西口の再開発が、ほぼ整うことになります。
この大規模な再開発に伴い、戦後闇市以来の歴史ある商店街は消滅し、代わりにこれらの施設内に、もともと戸塚駅西口で営業を続けてきた店舗が多数入居しています。

また、2013年から少し時間があいた2017年には、移転した市庁舎跡地に、これからの少子高齢化に対応すべく、介護付き老人ホーム、透析クリニック、産婦人科などが入る多世代共生施設がオープンしました。
これによって戸塚駅周辺は、商業施設に加え病院、老人ホームなどの施設がより充実し、地域住民の生活利便性はさらに向上しました。

充実した子育て環境で、子育て世代注目の街に

幼稚園や保育園がたくさんある戸塚は、子育て世代のファミリー層に人気の高い街です。また、子供を遊ばせるのに最適な大小さまざまな公園も各所に点在し、自然の多い環境も魅力の一つとなっています。
そして、「サクラス戸塚」内には子育て支援センターが、戸塚区総合庁舎には子育て応援ルームがあり、子育て世代のお母さん、お父さんの強い味方となってくれています。
ちなみに、庁舎内の応援ルームでは、子育て情報をコンシェルジュが案内してくれるほか、区役所内の手続きの際用に託児サービスも設けているなど、細やかなサポートが充実しているようです。

豊かな自然環境も魅力

都市開発が進み近代化する戸塚の街並みですが、反面、豊かな自然環境にも恵まれています。駅の近くには戸塚区の中心部を流れる「柏尾川」があり、その近くには、お散歩にも最適な遊歩道が整備されています。
また、春になると川の両岸に約700本もの見事な桜の花が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。

そして、駅からバスで行ける範囲内には、家族で楽しめる大きな公園も充実しています。
園内に水田が残されているという「舞岡公園」や、雑木林や散策路のある「戸塚公園」、ロングすべり台で有名な「戸塚西公園」などがあり、ピクニックや散策などを楽しみながら休日を過ごすファミリーも多いようです。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

戸塚に最も多い飲食店は和食(116件)です。その次に多いのが、居酒屋(70件)・カフェ(43件)となっています。特に和食の店舗は全体の4分の1に相当しており、和食の需要が圧倒的に高いエリアと言えそうです。

どんな業態が出店チャンス?

戸塚に出店チャンスがあると考えられるのは、『和食』や『居酒屋』の業態です。これらのお店は戸塚にたくさんあるため、地域と合っていると考えられます。和食や居酒屋を開店予定の方は、是非、戸塚を候補に入れてみてください。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

和食の居抜き
居酒屋の居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・戸塚モディ
・イオン戸塚店
・トツカーナモール
・戸塚パルソ
・サクラス戸塚
・横浜薬科大学
・清源院
・富塚八幡宮
・富塚八幡緑地
・十八ノ区公園
・宮谷西公園
・舞岡公園
・戸塚公園
・柏尾川

戸塚に似た地域

上大岡

横浜市港南区にある上大岡は90年代から再開発計画がおこなわれてきた街です。近年開発によって目覚ましい成長を遂げた街という点において、戸塚と共通しています。
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二子玉川

駅前にライズや高島屋などの商業施設が充実する二子玉川は、多摩川の自然に恵まれた緑豊かな住宅地です。そうした環境もそうですが、ファミリー層からの絶大な支持を得ているという点でも、戸塚と共通しています。

北千住

5路線が乗り入れる北千住は交通利便性の高い街です。再開発等で店舗は増加傾向にあり、生活利便性の高さに比べて家賃相場が安めで穴場なところも戸塚に似ています。
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類似地域 周辺の募集物件一覧

北千住・二子玉川・上大岡の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
基本的には住宅街であるため、平日昼間は仕事に出かけてしまう方が多いですが、大学や企業のオフィス、行政機関なども充実していることから昼間人口はそこまで大きくは変わりません。平日昼間は周辺で働く人々や学生、地域住民がターゲットとなります。メニューは1,000円以下というお店が多数です。

【平日/夜】【土日】
夜間は通勤していた人たちが帰ってきて人口が増加します。平日夜は仕事帰りのビジネスパーソン、休日は、近隣商業施設で働く人たちや地域住民がメインターゲットとなります。メニューは3,000~4,000円が平均的です。

人口特性

戸塚のある戸塚区の総人口は279,836人(2018年)です。その中でも、世帯数は124,436世帯となっています。男女比を見てみると、全体的に女性の人数が若干多い傾向にあります。

乗降人数

戸塚駅にはJR横須賀線、湘南新宿ライン、東海道線、横浜市営地下鉄ブルーラインの4線が乗り入れています。JRの2017年の1日平均乗降人数は11,725人で、神奈川県内のJR東日本の駅としては、横浜駅・川崎駅・武蔵小杉駅に次いで第4位となっています。また、ブルーラインは89,349人で、横浜駅に次いで第2位となっています。

戸塚の賃貸相場

戸塚で部屋を借りる場合の相場は、ワンルームの場合5.78万円、1LDKの場合10.88万円です。また2LDKは12.08 万円、3LDKは13.35 万円となっています。安い物件は2万円くらいからあり、20万を超える高級物件はあまりありません。比較的家賃相場が安めな街と言えるでしょう。

戸塚の店舗賃料相場

戸塚の店舗賃料は、月に20~40万円という方がもっとも多くいらっしゃいました。こちらが全体の31%を占めています。次いで多いのが、20万未満で29%です。平均賃料相場の推移を見てみると2017年に一度大きく下がっていますが、翌年には元の位置に戻っています。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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