街レポート

西馬込(大田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

西馬込(大田区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

西馬込の位置する大田区は、東京都の東南部にあります。大田区の東側は東京湾、西側と南側は多摩川に面しており、昔から交通の要所として発展してきました。大田区は、西北部の丘陵地帯(台地)と、東南部の低地部に大きく分けられます。
馬込のある武蔵野台地は、関東大震災以降、宅地として需要が高まり、現在も閑静な住宅街が広がっているエリアです。
ここでは、そんな西馬込の歴史、街の景観などにスポットを当ててご紹介します。

坂に囲まれた閑静な住宅街

古くから交通の要所として栄えてきた大田区ですが、江戸時代には海岸付近にて海苔の養殖が盛んでした。大正時代になると工場が進出し、これが今の京浜工業地帯の一角となっています。
一方で、馬込周辺・田園調布・雪谷・久が原などの丘陵地域は、住宅地として発展してきました。

この一帯が宅地として注目を浴びるようになったのは、関東大震災がきっかけだといわれています。地盤のしっかりした武蔵野台地に多くの住宅が建ち、現在のような姿になっていきました。
当時はまだ大田区という地名はなく、昭和22年に、大森区(馬込、東調布、池上、入新井、大森)と蒲田区(矢口、蒲田、六郷、羽田)が合体して大田区となりました。

川端康成、三島由紀夫らが暮らした馬込文士村

大正12年の関東大震災以降、馬込・山王・中央一帯に多くの文士や芸術家が住居を構えるようになりました。ノーベル文学賞を受賞した川端康成を始めとし、「金閣寺」「潮騒」などで有名な三島由紀夫、「樅(もみ)の木は残った」「赤ひげ診療譚」などを発表した山本周五郎、宇野千代、石坂洋次郎、詩人の萩原朔太郎、室生犀星、北原白秋、哲学者・和辻哲郎など、そうそうたる顔ぶれがこの地に暮らし、互いに行き来もしていたといいます。

現在は、尾﨑士郎記念館、龍子記念館といった記念館や居住跡案内板などがあり、文士たちの在りし日をしのぶ縁(よすが)になっています。
また、文士ではありませんが、現代女流かな書の第一人者・熊谷恒子の記念館も西馬込にあり、文化の香りに触れられるエリアとしての魅力があります。

歴史の重さを感じさせる「池上本門寺」

大田区は、昔から栄えていた土地であるため、由緒ある建物も数多く残されています。
そのひとつが、西馬込駅から徒歩12分ほどのところにある「池上本門寺」です。池上本門寺は日蓮宗の宗祖・日蓮上人が約七百十数年前の弘安5年(1282)に臨終を迎えた場所です。日蓮聖人御真筆や重要文化財に指定されている日蓮聖人坐像などが収められています。同じく重要文化財に指定されている五重塔や宝塔など見どころが満載です。

池上本門寺の北にある松濤園は、4000坪もの敷地に池、茶室などを配した見事な庭園です。西郷隆盛と勝海舟との江戸城無血開城の会見が行われた、歴史的に重要な場所でもあります。一般公開期間以外に、一般の方の入園はできません。

また、池上本門寺に隣接する「本門寺公園」は、広大な敷地面積を誇りデーキャンプ場や運動会にも利用できるグラウンドを備えています。

丘陵地帯ならではの見どころが満載

馬込は丘陵地帯のため坂が多く、特に西馬込周辺では「馬込坂」「二本木坂」「南坂」といった坂があります。馬込坂は馬込陸橋あたりから西馬込駅方面に向かう第二京浜の坂で、この坂の東部には源氏の将・梶原氏の菩提寺である万福寺が建っています。

二本木坂は西馬込一丁目にあり北西にゆるやかに上る坂道です。このあたりが、昔、馬込村小字二本木と呼ばれていたことからついた地名のようです。南坂は、南馬込の八幡神社脇にあるゆったりとした坂道で、馬込の氏神さまの八幡神社の南にあることから、この名前がつけられました。

また、丘陵地帯であることから、その斜面を利用して造られた「池上梅園」もあります。池上本門寺の西に位置し、2〜3月になると大田区の区花である梅が咲き誇ります。梅以外にも、牡丹、ツツジ、紫陽花などがあり訪れた人々を楽しませてくれます。

静かで落ち着いた生活環境が整う

閑静な住宅街である西馬込は、都営浅草線が乗り入れており、西馬込駅はその始発駅です。電車としては都営浅草線しかありませんが、五反田、大森、蒲田、川崎駅行きのバスが運行しています。また、品川まで約20分、渋谷まで約22分、新宿には約40分と、交通の便は悪くありません。近くには東海道新幹線、第二京浜国道が通っています。

駅から少し歩くとスーパーが3軒ほどあります。また、数こそ多くはありませんが、ドラッグストア、コンビニ、ファミレス、ファストフード店もあるため、一人暮らしでも安心です。

公園も多く、小高い丘とかわいらしい時計台が目を引く「馬込西公園」や、夏には水遊びが楽しめる「馬込ゆりの木公園」、らせん状の滑り台や特徴的なパーゴラ(日陰棚)のある「馬込二本木公園」などが点在し、ファミリー層にとっても子育てしやすい環境が整っているといえるでしょう。このように、西馬込は、全体的に派手さはないものの、静かに落ち着いた暮らしを求める人にはぴったりのエリアです。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

西馬込は他地域に比べると、全体的に飲食店の数はさほど多くありません。その中で一番多いのは和食店、その次が居酒屋になります。その他は、中華、カフェ、うどん・そば、カレー、BAR、イタリアン・フレンチと続きます。

どんな業態が出店チャンス?

西馬込で出店をするならば、『居酒屋』か『和食店』が適切でしょう。すでに西馬込エリアで需要が高いのは居酒屋と和食です。人気店の近くに出店をすれば、顧客からも認識されやすく、新規開拓でも苦労することなく客の入りが見込めることでしょう。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き
うどん・そばの居抜き

周辺の主なスポット

・池上本門寺
・大田区役所博物館 美術館 熊谷恒子記念館
・大田区立郷土博物館
・池上梅園
・松濤園
・龍子記念館
・厳定院
・池上實相寺
・大坊本行寺
・永寿院
・本妙院
・馬込中学校
・梅田小学校
・馬込テニスクラブ
・立正大学付属立正高校
・大田区立大森第十中学校

西馬込に似た地域

西早稲田

東京メトロ副都心線沿線の西早稲田は、買い物に便利な点が西馬込に似ています。駅前、明治通り沿いを中心に5軒ものスーパー、多くのコンビニがあります。
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池上

東急池上線の池上は、治安がとても良いエリアです。近くには池上本門寺があり静かな環境です。

飯田橋

飯田橋は公園が多く、都会の真ん中にありながら自然に触れられます。西馬込も公園が多く、ともに似た環境です。
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類似地域 周辺の募集物件一覧

池上・飯田橋・西早稲田の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
西馬込エリアが位置する大田区の昼間人口は、約65万人です。区内に住む方や、学生やサラリーマンがその約70%を占めています。これらの人々が利用するランチの平均単価は1,000円以下です。

【平日/夜】【土日】
大田区の夜間人口は約68万人です。2010年から2015年にかけて夜間人口はやや増加傾向にあります。ディナー平均単価は1,000~2,000円です。

人口特性

西馬込エリアのある西馬込1丁目、2丁目の人口は約6300人です。男女比はほぼ同数ですが、やや女性が多いようです。大田区全体では、団塊ジュニア世代(昭和46〜49年に生まれた世代)がもっとも多くいらっしゃいますが、近年では65歳以上の高齢者の割合も増えてきました。

乗降人数

西馬込には都営浅草線が乗り入れています。西馬込駅は、都営浅草線の最南端にあり、始発の駅です。この駅は東京都の地下鉄全体でも最南端に位置しています。1日の平均乗降人数は約4万7,000人で、調査開始以来増加傾向にあります。

西馬込の賃貸相場

西馬込エリアの賃貸物件は、ワンルームで7万円台、1Kでは8万円台から借りられます。2LDK、3LDKでも17万円前後の家賃のところが多く、都内のマンションにしては、比較的手の届きやすい狙い目な値段だといえるでしょう。

西馬込の店舗賃料相場

西馬込の店舗賃料相場は、坪単価平均約1万1,000円です。坪単価は、ここ3年ほどやや下がっています。もっとも多いのが20〜40万円ほどの賃料で地上1階の店舗です。続いて20万円未満と80〜100万円の賃料の店舗で100万円を超える賃料の店舗はありません。

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