用語集
レセプション
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レセプションとは、レストランなどのお店を開業する際に関係者を招いて行うお披露目会のことをいいます。お店を開くまでにお世話になった人や業者を招いて行うもので、感謝の気持ちを伝えておもてなしをすることを目的にしています。また、今後もよろしくお願いしますといった意味も込められています。
近隣に住んでいる人や仕入れ業者、その地域の町内会長、関連のある飲食店の人などを招待します。レセプションは料理や飲み物をあらかじめ用意しておくパーティー形式で行われることもありますし、メニューに載っている料理を注文してもらうといった形式もあります。開催日時や開催形式を決定したら、招待客のリストを作って招待状を郵送します。
招待するゲストが多い場合には、立食形式のパーティーがいいかもしれません。着席するタイプのパーティーより人数が多くでも対応できるからです。規模が大きなお店の場合には、レセプションを数日かけて行うこともあります。
レセプションのポイント!
レセプションは関係者へのお礼の場というだけではなく、開業までにきちんとお店が運営できるかを検証する場としても活用できます。実際に料理を提供したり、配膳などを行うことで色々な課題が見えてくることもあります。スタッフの連携に問題がある場合などもあり、課題を解決するチャンスにもなります。料理を提供するまでの動作をもっとスムーズにできないかなどを検討することもあります。
そのためレセプションは、時間に余裕をもって開催するのがおすすめです。オープンの前日などは避けて、一週間から3日前程度の間に行うのがベストなタイミングになります。レセプションはおもてなしをする場なので、費用は全額店が負担します。帰り際に記念品やプチギフトなどを渡すと、印象に残りやすくすることができます。お店で使えるサービス券などもおすすめです。また、招待客からお祝いを頂くこともあるので、後日お礼状を出すといった対応も必要になります。
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