開業マニュアル
防火管理者資格(免許・取得)
「防火管理者資格」は、消防法で定められた資格です。
一定以上の面積を持つ建物や人の出入りがある場所において、火災による被害を防止するために選任が義務付けられています。防火管理者は、そのお店の管理者および責任者となる立場の人が取得すべき資格となります。
『防火管理者資格』は2種類
防火管理者資格は、店舗の延べ床面積によって2種類に分かれています。
■延べ床面積300㎡以上の場合:【甲種】
■延べ床面積300㎡未満の場合:【乙種】
『防火管理者資格』の講習概要
つづいて、防火管理者資格の講習について解説します。
【甲種】 | 【乙種】 | |
---|---|---|
講習時間 | 2日間(約10時間) | 1日間(約5時間) |
申込方法 | 一般財団法人日本防火協会のサイトから 申込用紙をダウンロードしてFAXで送信 またはインターネットにて申込み |
|
受講料 | 5000円~7000円 ※各地域や受講年度によって異なるため事前に確認することが必要です。 |
『防火管理者資格』講習内容
防災管理者資格を取得するための講習内容は、それぞれ変わってきます。
【甲種】
防火管理の意義及び制度
火気管理、施設・設備の維持管理
防火管理に係る訓練及び教育
防火管理に係る消防計画 など
【乙種】
【甲種】の講習事項のうち、基礎的な知識及び技能
資格取得後には、消防計画の作成、避難訓練の計画と実施など店舗の安全に努めましょう。
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