築地駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
築地駅は東京メトロ日比谷線が乗り入れている。
駅の西側(1・2番出口側)は築地市場や築地本願寺といった観光スポット、東側(3・4番出口側)にはビジネス街が広がっている。
駅周辺は西側・東側ともに飲食店が多く、全5つの出口すべてにおいて、出てすぐに飲食店が目に入る。
駅利用者数
1日の乗降客数:71,205人(令和元年度)
街の特徴
豊洲移転後も営業を続ける「築地場外市場」
かつては東京中央卸売市場(通称:築地市場)があったが、平成30年10月に場内市場が豊洲へ移転。しかし場外市場はその後も営業が続けられているため、今もなお買い物や飲食を目的として訪れる人々で賑わいを見せている。
著名人ゆかりの築地本願寺
江戸時代の1617年(元和3年)に建立された築地本願寺は、市場と並ぶ築地の名所となっている。
著名人の葬儀やお別れ会が行われる場所として知られ、多くの著名人が築地本願寺に眠っている。著名人のお墓を参拝する目的での来訪者も決して珍しくはない。
大晦日から三が日は多くの参拝客で賑わい、夏の恒例行事となっている築地本願寺納涼盆踊り大会は2018年には8万人が来場。2020年、2021年はコロナ禍により開催中止となったが、毎年多くの人々が訪れている。
東側を中心に広がるオフィス街
駅の東側を中心にオフィスビルが集まっている。中小規模のオフィスビルから2層の高層ビルで構成される聖路加ガーデンタワーまで、オフィスビルの規模は様々。築地駅の東側(3・4番出口方面)から新富町方面まではビジネス街が広がっている。
駅周辺の飲食店の傾向
西側の飲食店は観光客の集客が可能
駅の西側は築地市場や築地本願寺といった観光名所が中心のエリアとなっている。
築地市場周辺は古くから魚河岸が多いエリアである特性から、海鮮メインに扱う飲食店が多数を占める。また、市場内は食べ歩きの名所になっているため、そのまま食べ歩けるメニューやテイクアウトメニューを扱う飲食店も多い。
築地本願寺に多くの参拝客が訪れる大晦日から三が日、大規模な盆踊りが行われる夏の数日間は観光客の飲食店利用機会が大幅に増加し、年内でも有数の書き入れ時となっている。
東側の飲食店はビジネスマンを主要ターゲットに営業
駅の東側から新富町方面を中心としたビジネス街エリアの飲食店は、ビジネスマンのランチ需要が高い。特に中小企業が密集するエリアではリモート化の普及が鈍く、コロナ禍でも社員が出社している企業が多いため、ランチタイムには一定数の人通りと客入りが保たれている。
夜は仕事帰りのビジネスマンが立ち寄りやすい立地であるため、酒宴需要が高い。夜に営業している飲食店は大半がお酒を扱い、12月の忘年会シーズンは年間で一番の書き入れ時となる。
アクセスしやすい駅・エリア
東京メトロ有楽町線の新富町からは最短約150メートルの距離にあり、2018年3月17日からは乗換駅として新たに設定された。
駅の東側にあるビジネス街は新富町駅方面に繋がっているため、飲食目的で新富町方面からも人が流れている。
池袋や新木場方面から伸びる有楽町線沿線から築地駅西側の観光名所に向かう場合、新富町駅からは10分前後歩くことになるが、乗り換えを駆使して築地駅で降りるよりも早く到着することができる。