住みたい街の代名詞「吉祥寺」
駅前の再開発が進み、ますます都市としての利便性が向上しているのが武蔵野市吉祥寺です。おしゃれな街として知られる恵比寿と並び、住みたい街ランキング上位の常連となっています。
グルメやファッションのお店は、最新の流行を取り入れた人気店が並んでいます。
その一方で、独特の雰囲気で人気の「ハモニカ横丁」は、戦後の闇市跡を利用して当時はモダンなカフェやバーが相次いでオープンした場所。今でも風情あるレトロな雰囲気が残されています。
都内有数のグルメスポット、休日は観光客でにぎわいを見せる街
吉祥寺は都内有数のグルメスポットとしても有名です。根強い人気の老舗はもちろん、都内屈指の有名店、話題のお店がたくさんあります。いくら食べ歩いても追いつかないほどです。
吉祥寺の北口には、パルコやロフト、コピス吉祥寺などの大型商業施設が多いので、お買い物にとても便利です。ヨドバシカメラもあるので、家電目当てで訪れる人も多いです。
南口には井の頭恩賜公園もあり、散歩の人やデート中のカップル、家族連れなどでにぎわいます。
どんな客層?
【平日/昼】
吉祥寺は新宿以西では最大級のJR・私鉄だけで一日約30万人という乗降客数を誇り、土日・平日を問わずたくさんの人でにぎわいます。お昼時の来街者の42.3%は武蔵野市民で、ランチの平均単価は1,000円以下と見られています。
【平日/夜】【土日】
夜の来街者も40.6%は武蔵野市民であり、昼夜ともに地元住民が多く集まっていることが分かります。年齢層は、昼夜ともに20~29歳の割合が高いため、ディナーの平均単価も2,000円以下とリーズナブルです。
人口特性
武蔵野市の発表によると、2019年における吉祥寺の総人口は14万6,948名、世帯数が7万7,416であることから、単身者の多さが伺い知れます。男女人数はそれぞれ7万0,347名/7万6,601名であり、ほとんどの年代で女性の方が多い傾向にあるようです。年代別で見ると、男女ともに40代の人口が最も多くなっています。
乗降人数
JR吉祥寺駅における2017年度の1日平均乗車人数は、JR東日本の発表によると14万3,313人です。JR東日本全体で見ると恵比寿駅に次いで22位、八王子支社管内では立川駅に次いで2位の多さを誇ります。
また、京王グループの発表では、同年度における井の頭線吉祥寺駅の1日平均乗降人数は7万2,414人でした。これは京王電鉄の駅の中で新宿駅や渋谷駅に次いで3番目に多い数値です。