開業ブログ
【第68話】二転三転
山田 耕路 さん

新年明けましておめでとうございます。 鶏のから騒ぎグループ 中の人のこー爺(じぃ)です。
お久しぶりです! 更新遅くなっていてすみません。 (定型文になりつつある…)
2023年11月に入社した中板橋の責任者が昨年9月末で辞めてしまったので、7月あたりから後任探しでバタバタでした。 現在は東十条の2号店を別の社員に任せ、一旦こー爺が本店へ戻って営業しながら、色々な施策を打っています。
社員2名で2店舗運営していた為、一人退職したら当然のごとくどうしようもなくなるわけで、退職の相談を受けた際にすぐ動きました。 飲食店の正社員を募集するには、現在有効な求人媒体があるわけではなく、知り合いに声をかけつつ、今回も「求人ドットコム」を活用しました。 知人である経営者からのご紹介で1名、ネット経由で4名がエントリーしてくれて、最終的に合意に至った1名を採用出来ました。 退職予定の社員もギリギリまで在籍してくれたので、引継ぎも短期間ではありますが店を閉めることなく移行できたのが良かったですね。
参考までに、正社員求人をかける場合、予算感としては2ヶ月で20万円位です。
覚えておいてほしいのは、「ラーメン」「焼鳥」が求人で1番不人気な業態(ワード)になります。 鶏のから騒ぎはまさに上記に当てはまる為、見出しに一工夫が必要となります。 「和食・創作居酒屋」と記載すると一気に閲覧数が上がります。 求人も原稿を丸投げするのではなく、20万円もかけているのですから、自分で作成した方が力の入り方も変わってきますよ。
尚、アルバイト採用についてですが、数年前と状況が一気に変わりました。
正規のアルバイトは多少必要ですが、シフトが埋まらないときは「スキマバイト」アプリが現在「神アプリ」として重宝しています。
鶏のから騒ぎグループでも、
・「タイミー」
・「シェアフル」
・「LINEスキマニ」
を活用しながら人数の足りていない日を埋めています。
この アプリの良い点は、ほぼ即日働き手が埋まるところです。 さすがに当日採用は厳しいですが、最低賃金・交通費無しでも集まります。さらに、良い人材がいた場合に引き抜くのも得策です。当グループでも5名引き抜きに成功しました。30%の手数料は取られますが、求人広告の場合はコストをかけても確実に応募が来るという訳ではない為、お店によってはアプリから採用した方が満足できると思います。
近年、政府が「2028年までに時給を1500円の水準に上げる」といったことを謳っていますよね。そのこと自体は良いのですが、では「消費が拡充してお店の売上も上がるのか」というと、必ずしもそうではないと考えられます。
居酒屋の枝豆が一皿1000円になってもご注文頂けますか?
そんな厳しい時代に突入したと思います。 飲食業界は、この先どうなのでしょうか。
生き残るには繁盛店にするのが理想ですが、新規早々に流行る店をつくるのは現実的じゃありません。
創業オーナーひとりでオペレーションを回せるお店を作るか。
あるいは、アルバイトのみで運営できるお店を作るか。
前者は8坪以下の小箱店がイメージですが、飲食店の売上は「客数×客単価」 小箱店では、売上の上限(限界値)が見えてきます。 かたや後者は、社員を雇うよりも人件費は安く済むでしょうが、アルバイトに現場の責任を押しつけて、不正無くし長期的に運営することができるのでしょうか。
予算があり、人の問題も解決できるなら中箱から大箱でも大丈夫かもしれませんが、ギャンブル性も高くかなりリスキーな勝負になります。これから新規開業する方は、将来店舗をどこまで拡大したいのか、1店舗で自分の生活を守りたいのか、将来も見据えて計画を立てたほうが良いですね。
本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
次もなるべく間を開けないように書きます!
がんばりますので応援宜しくお願い致します!
また、飲食業コンサルタントも始めました。
■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など
サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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