開業ブログ
【第25話】テイクアウト販売(開店しました)
山田 耕路 さん

こんにちは。
鷄のから騒ぎのこー爺(じぃ)です。
ブログ更新1週間遅れました<(_ _)>
コロナウィルスの影響下で厳しい船出になりましたが、5月7日より、20時までの時短営業ながらも開店しました!
お取引様や知り合いからお花が贈られて店頭が華やかになりました。
また、こちらのブログをご覧になられた方からも可愛らしいお花を頂きました。
本当に有り難う御座います!!
お陰様で既に固定客がつき始め、本格稼働ではありませんが、元気に営業しております。
ランチ営業は11:00〜14:00頃まで営業してますが、週4日通ってくれるお客様もいらっしゃり大変有難いです。
さて、5月7日の開店ですが、そもそも想定してなかったテイクアウト販売も同時に行う事にしました。
営業時間は予定通り時短営業ですが、16:00開店・19時ラストオーダー、20時閉店です。
店頭テイクアウトも16時から19時まで行います。
お惣菜を中心にご用意する事にして1パック350円、3パック1000円と明朗会計。
国産牛の牛すじと牛ホルモンが入った煮込みは500円。
焼鳥もお任せ5本セットで500円。
全て税込でわかりやすく設定しました。
昔、中食事業を立ち上げた経験がここにきて活かされます。
こー爺(じぃ)は中食事業部を責任者として立ち上げ、全国のデパートの物産展で揉まれた経験値があります。
鉄則は『1000円』です。
これは下手に単価を下げて販売すると、労力の割には売上が上がらず、結果、人件費も出ないモデルになってしまうのです。
ですので、中食事業では最低客単価が1000円になるように工夫するわけです。
赤字垂れ流しの慈善事業なら初めからやらないほうが良いです。
デパートの物産展で買い物すると、あれもこれも買ってお金が無くなるでしょ?
知らないうちにサイフの紐が緩くなる販売方法やアイデアが隠れているんですよ。
話を戻して、
初めての事で、開店初日は準備段階からバタバタ!
おまけに16時から開店で、店内の席数を間引いているもののすぐに満席。
料理、ドリンクともに全員が慣れていないので、バタバタでした。
売上自体は時短営業とは思えない金額を叩き出しましたが、ご迷惑も沢山おかけしましたので、大変反省しました。
翌日、前日の反省を活かして大幅な修正と準備をしました。
ほぼスムーズな営業が出来て、日を追うごとにオペレーションが固まってきました。
失敗から学ぶ事は沢山ありますね。
先週の月曜日は、テイクアウト販売だけで約3時間で5万円ほど。
これが売れてるのかたいした事ないのか分かりませんが、多くのお客様が買いにきてくれて、少しでもお家で作るのが面倒な商品がご提供出来れば幸いです。
利益はほぼ度外視してます(まずはお店を知ってもらえるための販促費と捉えています)
今週はグランドメニューの修正を行います。
やはり自分の自己満足のメニュー内容(一部)が需要にあってないのがここ数日でわかりました。
職人であればあるほど己のこだわりが捨てきれませんが、こー爺(じぃ)は常に柔軟に物事を分析する様に心がけていますので、駄目ならダメと割り切って、すぐに修正します。
ダラダラと引っ張っても顧客候補を逃がすだけです。
この時期は常にメニュー内容が変化します。
ただし、和洋中華があるような何屋だかわからないメニュー内容のお店だけはやってはいけません。
自分のお店のキラー商品が何かを理解して、ブレずに提供し続ければ、必ず固定客がつくはず。
焦らず、堅実に正直に商売をしたいと思います。
更に、子供食堂の支援者もだいぶ増えてきました!
次は地域の小学校やPTAさんのご協力を頂くために営業活動を行いたいと思います。
その辺のお話は、また今度記載したいと思います。
最後に、
お店で二十歳の誕生日を迎えたらんちゃんです。
おめでとう!!
素敵な大人になってね。
本日も最後までお読み頂きまして有難うございます!!皆様の応援コメント、励みになっています!

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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