開業ブログ
【第56話】開業時の建築注意点
山田 耕路 さん

こんにちは、焼鳥酒場鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。
10月中旬までは絶好調な売上でしたが、後半戦は微妙な感じで苦戦しています。
悪い事は重なるもので、将来を期待していたアルバイトが4か月経たずに退職し、年末年始にも2名の退職が確定している為、急遽募集することになりました。
飲食店において、「人材採用」は永遠のテーマですね。
一人では何も出来ないので、早く正社員候補も含めて体制は固めなくては…と危機感を抱いている今日この頃です。このブログを見ていて、独立前に最後に正社員として開業ノウハウや運営ノウハウ・経営ノウハウを学びたい方は是非ご連絡ください。
やる気をエネルギーに、一緒に熱い飲食店営業をしましょう!
さて先日、飲食店開業コンサルタントとして支援していた方が他社で物件を契約し、現在11月オープンを目指しているとの報告がありました。
私が仲介した物件ではないので残念でしたが、物件とのめぐり逢いは「ご縁」であり「相思相愛」にならないと決まらない為、素直におめでとうと祝福しました。この方も1年くらい物件を探していたのではないでしょうか。
私も現在の創業店は半年探して奇跡的に契約出来たので、いま物件を探している方はアンテナを高く張り巡らせないと「相思相愛」になる物件は現れません。下手すれば3年も探している、という方も…。
話を戻して、この方物件は決まりましたが、合い見積もりを取らずに働いている先のお客様だか知り合いに設計施工を頼み、未だに建築計画が判っていないようで着工未定とのことでした…
はい、ここで重要なポイントを整理しておきます!
① 知り合いだからといって、安く引き受けてくれる訳でもなく安心安全とも言えない会社には注意を払うこと
② 必ず3社以上に合い見積もりをかけて、同条件の内容で見積もりと提案を受けること
➂ 契約時、振込は出来れば3回に分けて、着手金 → 建築途中 → 建築後にお支払いする契約にすること、そして設計施工の工程表をもらうこと
④ 必ず延滞遅延金を契約条項に入れて、期日まで出来上がらなかったら損害金を払ってもらうこと
⑤ 依頼する会社が設計だけなのか、施工しかやらない会社なのか、下請けを使うのか・使わないのか、様々なシチュエーションで費用は大きく変わります。
従って、その会社のホームページだけでも事前に確認し、これまでの実績を把握しておくこと
⑥ 見積もりをもらったら隅々まで目を通し、その中から分離発注をお願いすること(自分で安く調達できる仕入先がある場合には、そこにお願いする)
⑦ 看板は意外と金額が高くつくので、どのようなデザイン・素材にするのかあらかじめ勉強して注文すること
⑧ 自分でDIYできるところは自分でやる努力をすること(優しい親方であれば、手伝ってくれたりもします)
意外と適当で面倒くさがりの職人が多くいる業界(気を悪くしたら失礼)なので、指名する業者さんは慎重に見極めましょう。下手をすると、難癖をつけられて追加費用を取られたり先に全部入金した途端逃げられたりと、トラブルの噂も多くあります。
物件を契約した矢先、お店が立ち上がらない事態になってしまったら大変なことになります。まだスタート地点にも立っていないのにトラブルは避けたいですよね。
以上でお伝えしたことは一部になりますが、開業時の設計施工で注意すべきポイントについてセミナーも毎月開催しておりますので、気になる方・失敗を回避したい方は是非ご連絡ください。セミナー日をご連絡致します。(ABC店舗さんでもご相談に乗ってくれますよ)
ということで、社員候補0になってしまいました鶏のから騒ぎですが、2号店立ち上げは諦めておらず、現在も着々と準備中です。
社員・幹部候補も、「求人.com」というサイトと「マイナビ」で引き続き11月まで募集しております。
“将来独立を検討していて勉強したい”
“店長としてマネージメントを学びたい”
“将来幹部(または社長)になりたい”
など、希望者がいらっしゃいましたら是非ご応募下さい。
こー爺(じぃ)は15年後の65歳で引退と決めていますので、将来の社長候補も募集しております。
本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
次もなるべく間を開けないように書きます!
がんばりますので応援宜しくお願い致します!
また、飲食業コンサルタントも始めました。
■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など
サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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