開業ブログ
最初の物件探し
能勢 雄介 さん

初めての内見はメモによると2017年7月。
気づくと2年も探していたようです。
条件は
1、 初期投資はなるべく押さえる。
2、 カウンターのある店。
3、 20席ぐらいの大きさ。
これくらいのイメージで探し始めました。
融資など全く考えずに、500万円くらいでスタート出来たら…。そんな感じの物件探し最初の一歩(今思えば無知すぎる。)でした。
ABC店舗からの紹介物件。
これから長いお付き合いとなりました。
川崎市にある商店街にある物件。保証金が確か100万円。店舗資産譲渡無し、礼金保証金入れても200万円以内で収まる。
これは行ける!
内見申し込みました。
初めてなのでドキドキです。
カウンターがありキッチンも広い。
テーブルも14席ほど。
テーブルも椅子もそのまま使えそうです。
キッチンが広い!
ここからABC店舗の担当者から丁寧な説明をうけました。
「洗浄機はここに設置できますね」
「この冷蔵庫は古いから買え替えが必要かも」
「ビールサーバーを置くスペースもあるし、グラスを冷やす冷蔵庫も充実してますね」などなど。
一緒に施工業者さんもアドバイスをしてくれました。
「冷蔵庫を変更するとカウンターを一度外すので50万くらいかかりますねー」
「匂いや煙が出る職種だとダクトをビル屋上まで出すので修理に100万くらい工事費かかります」
「グリストが小さいからこまめな掃除が必要ですよ」
などなど、その場で大まかな値段やアドバイスをいただきました。
物件取得費は安いけど工事費かかりそう(この後それが普通だとだんだん気づきました)。
そして前の店舗のカレーの匂いがきになり、とりあえず保留としました。
家賃が確か18万円の物件。
ここでどんどん悩みが・・・
月の売り上げはいくらなら良いのか?
(昔聞いた、3−4日の売り上げが家賃分なら良い ←今考えるとある程度正しいけど超アバウト・・・)
人件費はいくら使えるのか?
運転資金いくら用意すればいいのか?
客単価は??踏まえて営業時間は???
原価は?
????がどんどん増えて行きます!
・・・・取りあえず貯金しないとと考えて、独立へ向けての大きな第一歩は終了しました。
今回の担当者がどれだけ対応が良かったか後々気づく事にもなります。

経営
能勢 雄介さん
調理師学校を卒業後、大阪のホテルで修行を開始。
東京・フランスで研鑽を積み、23歳の時に地元・沼津のレストランでシェフとして働く。
その後は更なる研鑽を求め渡米し、10年弱の間ニューヨークのレストランでExecutive chefとして働き、帰国。
帰国後は代官山のレストランでシェフマネージメントを4年間行い、『25 Hudson』を東陽町にオープン!
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