全身のおしゃれを楽しめる街「表参道」
「表参道」は、もともと明治神宮への参拝するために整備された大通りと言う意味がありました。現在は都道413号線に含まれていますが、その名は地下鉄「表参道駅」として知られ駅周辺の地域一帯を指す総称にもなっています。ブランドショップと美容室ともに人気店が多いエリアとして有名であり、「おしゃれの街」表参道のイメージを決定づけています。
どんな客層?
【平日/昼】
ランチの平均単価は、基本的に1,000円以内です。南青山一丁目~七丁目と北青山一丁目~三丁目の昼間の人口は6万人を超えますが、ブランドショップやヘアサロンの店舗数を考慮すると、そこに勤務する人々が客層に占める割合は少なくないと考えられます。
【平日/夜】【土日】
ディナーの平均単価は、約1,000円~2,000円です。夜間の人口は1万5千人ほどですが南青山二丁目~四丁目は昔ながらの住宅街であり、平日の夜は地元の居住者が客層の中心になると考えられます。一方、土日は表参道で買い物する人たちも、飲食店利用が見込めるでしょう。
人口特性
表参道を含む港区の人口は、1970(昭和45)年まで男性が女性を上回っていました。翌年に男女比が逆転し、1977(昭和52)年には男性が、1987(昭和62)年には男女とも10万人を割ります。いずれも1997(平成9)年以降は回復傾向に転じますが、女性が男性より多い状況は変わりません。
乗降人数
表参道駅における東京メトロ全体の乗降人数は、2016(平成28)年の1日平均が17万7,078人であり、前年度比は1.5%の増加でした。乗り入れ各線の内訳は前年まで示されており、2015(平成27)年の乗車数は銀座線が2万9,983人、千代田線が2万7,093人、半蔵門線が2万7,449人です。