ビフォーアフター

ひと目見て気に入った物件。「歴史を置いておきたい」との想いから内装・外装は従来のものを極力活かした造りに!

目次
ひと目見て即決!プロバンス風のお洒落な建物
「歴史を置いておきたい」 物件そのものの良さを活かすため、極力手を加えず。

東陽町にオープンしたフレンチレストラン『25 Hudson』。

このお店は、本場フランスで修行し、アメリカでもレストランでエグゼクティブシェフを務めた経験のある能勢 雄介さんが晴れて独立開業したお店です。

ひと目見て即決!プロバンス風のお洒落な建物

25 Hudsonがオープンした物件は、南フランスの地方であるプロバンスをイメージして作られた、周囲と比べても異彩を放つ外観です。 フレンチレストランの開業を目指して物件を探していた能勢さんは、ひと目見て「これはいいな」と思い、申し込むことを決断したそうです。

「歴史を置いておきたい」 物件そのものの良さを活かすため、極力手を加えず。

外観はそのまま

Before
After

前述の通り、ひと目見て瞬時に申し込みを決めたほど気に入った物件。 プロバンス風の外観はフレンチレストランの業態にも合っていることもあり、外観はそのまま活用となりました。

入店して真っ先に目に入るものは、店内の奥にある円形のアーチ。 とてもスタイリッシュなアーチは、能勢さんが内装で特に気に入った箇所だそうです。 このアーチを中心とした内観自体が気に入ったことから、内装は殆ど変えずにオープンしました。

絶対に置きたかったカウンター

唯一、大きく手を加えた箇所はカウンター。

能勢さん自身、「絶対に置きたいと思っていた」と語るカウンターは新たに設置。 一人や少人数でも気軽に来店できる仕様となりました。

ペンキはご自身とご家族で

店内は白が基調の明るい色合い。
店内奥部の壁は、能勢さん自身も含めたご家族で塗ったそうです。

5時間ほどかけて何度も塗り直し、とても大変だったとのことですが、その成果もあって個人で塗ったとは思えないほど綺麗な仕上がりとなりました。
能勢さん自身も「納得いったものができました」とご満悦の表情で語ってくれました。

また、家族でペンキ塗りを行ったことで、愛着が湧いた点も良かったようです。

お店造りのこだわりは「歴史を置いておきたい」

前述の通り、内装・外装ともにほとんど手が加えられずに開業する運びとなりました。

これは、フランスとアメリカでご経験を重ねてきた能勢さんの「ルーツ」に基づく考えによるものでした。

フランスは歴史を大切にする国であり、歴史あるものは極力残す文化があります。
アメリカは独立からの歴史こそ浅いですが、歴史が浅いからこそ、古くからあるものは極力残す文化を有しています。

能勢さんが10年弱過ごしたニューヨークでは、築100年以上のビルを建て替える際に、上部は立て替えながらも1階部分だけはかつての姿を残す、といったケースが多く見受けられます。
このような文化で過ごしたご経験から、能勢さんは「歴史は置いておきたい」と考え、かつてのお店の形を極力残しての開業となりました。

床のくすみに関しても、「これはこれで味があって良い」との考えから“歴史のひとつ”として手を加えずに活用しました。

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