開業ブログ

【第13話】ビールメーカーと子供食堂へのブランディング

山田 耕路 さん

目次

こんにちは、コージです。

現在、融資審査も無事通り、内装打ち合わせもほぼ終わり、仕事のタスクとしては販促と商品開発に徐々に移行しています。

このブログへコメントを頂きました。
こちらこそ励みになります。有難うございます。

早いもので、前職の実勤務が終わってから1ヶ月経ちました。
この1ヶ月、起業の事を考えず終日休んだのは2日でした。。。
本当に開業準備はマンパワーが必要ですね。

さて、店舗メニュー内容の土台は開業準備初期の頃にある程度決まっていましたが、半分くらい破棄しました。

外食産業を離れ、病院給食・介護給食の世界に飛び込んで6年半。

外食産業の知識が浦島太郎状態で、検討したメニュー内容が時代に合わないんです。

市場調査(繁盛店調査)を繰り返し、お取引予定の業者さんに情報を貰い、行けないところはネットを駆使して知識を深めるしかありません。
7年~10年前にこれから来るだろうと噂されていたメニューがその後確かに流行りましたが今は下火になっている事も多々でした。

今回、将来の子供食堂運営用に戦略的に活用したい販促方法の一つが、ビール会社の協力無しでは実行出来ないので、主要ビールメーカー4社をお呼び立てしました。

外食産業のお店を運営するのに必要不可欠なのが酒販店とビール会社です。
酒販店は都内でも数多くあるのですが、得意・不得意な商品在庫がある為、お店のドリンクメニューコンセプトにある程度沿った会社を選びます。

酒販店が決まるとビールメーカーです。
酒販店には必ずビールメーカーの担当者がいまして、その方をご紹介して頂きます。

主要4社に連絡をしてもらいますが、最初に見るポイントは折り返し電話のスピード感です。

電話をかけてくるタイミングでその担当者のやる気や仕事の速さ、仕事への熱意を図ります。

そもそも創業を伝えてあるので、他のビールメーカーにも声をかけているのは想像できる事です。

翌日以降に連絡してくる人は創業やその後の店舗展開スピードにもついてこれないでしょう。

対応が早かった順位と打ち合わせ時の雰囲気を記載しますが、同じ会社でも担当者によって違いますので参考にはなりませんの悪しからず。

1位:SP社

コージ的には前職でもお付き合いしていたので内情をよく知る会社。担当者も明るくハキハキして、熱意にも溢れている方でした。目新しい飲食店情報を後日すぐに送ってくれて、協賛にもすぐに稟議を通していただき好印象です。

2位:SA社

約束した日時に来なく、日時を勘違い。翌日打ち合わせ。酒販店担当者のおすすめを頂いておりましたが、1週間経っても提案無し。お話の中で毎日夜はいろいろな飲食店のオーナーに呼ばれお供で飲んでいると言ってましたが、それは仕事じゃないよ(普段の仕事をしっかりこなした上で飲食店オーナーに可愛がってもらっているならいいですが、残念ながらそういう仕事観・性格には見えませんでした。残念)

3位:K社

嫁がもともとK社に勤めていたので勝手に親近感を持っていました。1月に別担当者とお会いした時に好印象でしたが、酒販店が決まって担当が変わるとの事でしたが、新しい担当者から連絡がなかなか来ないの除外して進めようかと考えていたら直前に連絡が。お会いしましたがこちらの熱意も伝わらず会話も弾まないので微妙。協賛にも消極的。

4位:AS社

連絡がまったく来なくて酒販店担当者にスピード感遅いので断る。慌てて副支店長さんが来られるが創業店の小箱には数字が計算出来ない為か最初から提案内容は消極的。色々とこちらの想いも伝え、かなり長い時間、意見交換が出来た。最終的なご提案も翌日すぐ届きました、が。。。

如何でしたでしょうか。
結局のところ、『』なんですよね。
1回の打ち合わせで顧客が増えるチャンスなのに勿体無いですよね。

飲食店オーナーとしては一緒に頑張りたいと思える営業マンと共に歩みたいと思います。

 


 

ビール会社の協賛は絶対ではありませんが、交渉はするべきです。
この協賛の事を知らない創業準備をしている方もいらっしゃるでしょうから今回記載してみました。

冒頭で触れた、子供食堂の為に戦略的にビール会社を絡める手法ですが、コージが検討・注目しているのが上記のビール会社から協賛していただく『ジョッキ』です。
ビール会社は東洋佐々木硝子さんとかにPB(プライベートブランド)依頼をしてビールのロゴを入れて納品されるのですが、ここに代わりに店舗名や文字を入れてもらうサービスがあります。
大体来店したお客様は最初の1杯目は生ビールを飲まれるので、ジョッキのラベルは絶好の販促効果となるわけです。
もうこれ以上言わなくてもお分かりになったかと思います。

ちなみにK社は名入れは行っていないとの事でした。
店舗支援が本来の生業だと思いますが、業界1位になって本来の目的を見失っているのでしょうか。
大規模リストラも行っており販管費削減も大変ではあると思いますが、昔のK社の雰囲気に是非戻ってほしいものです。

SNSやショップカード、ホームページなど色々販促方法がありますが、ちょっとした販促方法がじわじわくる場合もありますので、決して馬鹿に出来ません。

色々と販促にも焦点を当てて、これからも記事を書いてみたいと思います。

 


 

今回はここまで。 最後までお読み頂きまして有難うございます!宜しければコメント貰えれば励みになります!

また、子ども食堂について運営されている、またはこれから立ち上げる方、情報交換しませんか?

経営

山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。

大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。

劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。

自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。

外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。

夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!

中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!

■食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13246567/

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