開業ブログ
【第51話】1月を振り返って
山田 耕路 さん

現在、東京都がまたしても蔓延防止法を施行して集客数が激減している「鶏のから騒ぎ」です。
昨年10月から酒類提供可能となり、約3か月で平均水準以上の集客数を確保出来ていただけに非常に苦しい営業状態に入りました…
昨年10月:一昨年のGo To Eatで盛り上がった以上の売上を確保
昨年11月:ヘルニアになったことで一時臨時休業した為、一昨年の売上を若干下回る(同じ営業日数(プラス2日間)であれば上回っていたと思います)
昨年12月:一昨年の売上以上を確保
そして、今年1月です。
昨年の1月は東京都の時短営業で20時までの制約があった為、当然ながら売上が前年比を上回るのは当たり前ですが、焦点はどこまで売上が伸びるのか。
戦略を検討します。
昨年の1月は正月3日間を営業して2日目に過去最高売上を記録しました。
しかし、集客出来るのか半信半疑だった為、アルバイトを昼と夜に1名ずつ配置。結局、夜が馬鹿混みしてスムーズなオペレーションが回らず、機会損失があったことを思い出しました。あわせて、用意した食材が2日目でほぼ無くなりかけ、空いているスーパーへ買い付けに行ったことも。
今年はそうした反省を踏まえながらも、周りのお店がお休みの中、1月4日まで営業を行ない、昨年同様に集客数を確保できました。
アルバイトスタッフはベテランメンバーを昼からラストまで起用し、4日間すべてに2名を常置。食材は自宅の冷凍ストッカーもフル活用して、売れ筋商品を冷凍冷蔵庫へパンパンに用意。
さあ、いざ正月営業スタート!
元旦初日:大入り
2日目:日計売上過去最高記録樹立!
3日目:前日よりも更に日計売上過去最高記録達成!!
4日目:大入り
3日間で前年比に対して、128%(前年の3日間も売上は最高益でした)
4日間で目標値に対して、112%
狙い通り以上ですね!
特に3日目は終電を逃してまでアルバイトスタッフが残ってくれてギリギリまで売上を取りに行った結果です。
4日間で8日分の売上げを立て、ようやく4日間正月休みに入りました。
その後、9日から営業を再開しましたが、嬉しい誤算は売上が落ちずに続いたこと。
周りの飲食店も再開しているので休み明けは厳しいかなと思っていましたが、好調に売上をキープ。
このまま行けば、月間売上にかなり期待できるかと思っていましたが、そうはいきませんでした…
1月21日より、東京都はまん延防止法を施行。
東京都のコロナ感染者数が激的に増加し、またしても飲食店は時短営業を余儀なくされました。
酒類提供こそ可能ですが、21時で閉店となる要請です。
酒類提供無しで20時閉店ならば、国からの感染拡大防止協力金は5000円上乗せになりますが、昨年休業した際に固定客が離れてしまった苦い経験から、協力金うんぬんではなく、お酒を出せるなら少しでも営業しようと決意しました。
結果、月間平均売上が2万円以上落ちてしまいましたが、なんとか踏ん張りました。
有難い事にお客様からも気にかけていただき、途中胃腸炎でお休みした日もありましたが、なんとか1月の営業を無事終えました。
さて気になる売上結果ですが…
月間目標売上に対して、103%
前年対比で、170%
個人的には、月初の勢いのままに前年対比200%いけるんじゃないかと思っていましたが、やはり蔓防に足を引っ張られましたね。
2月は低空飛行になりそうですが、今来店してくれるお客様を大切に、最大限のおもてなしをして次に繋げたいと思います。
本日も最後までお読みいただきまして有難うございました。
次回はいよいよ鶏のから騒ぎに続く、新業態での2号店の最新情報をお届けしたいと思います。
現在二転三転しながら激しく準備中です!果たして結末は…?
好ご期待です!
そして、さいごに少しだけ宣伝を。
テイクアウトの新しいサービスに加盟しました!
Uber Eatsや出前館などの高額サービスで商品に価格転嫁となるようなものではなく、洗剤メーカーの花王の女性社員たちが始めた「ご近所シェフトモ」というサービスです。
店舗におかずを取りに来てもらう形になりますが、前週にご予約を頂くので店舗側も出来たてをご用意できます。
当店は商品を店頭販売で積み上げるようなスタイルはしておりません。
やはり、出来立ての温かい料理を召し上がって頂きたいのです。
主菜1品・副菜2品をご用意していますので、おかずを作るのが面倒な時には、当店がお役に立てると思います。
中板橋在住の方が見ていらっしゃいましたら、是非ご利用してみて下さい。
QRコードとイメージ写真を添付しますね。
また、飲食業コンサルタントも始めました。
■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報紹介
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など
サポート内容に少しでもご興味がありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝えし、支援いたします。

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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