東京都世田谷区にある池尻大橋は、渋谷と三軒茶屋の間に位置し、交通の便が良い街として知られています。また、最近では首都高速の大橋ジャンクションが建設されたのをきっかけに、大規模な都市開発が行われています。住宅・商業施設・公共施設・オフィスなどが入っている3棟の高層ビルは、今では街のシンボルともいえる存在です。今回は、街の歴史や魅力を通して、池尻大橋の街の特徴をご紹介します。

都心へのアクセス・住環境共に整った街

池尻大橋は、国内最大級の繁華街である渋谷から電車で1駅という恵まれた環境にあります。しかし、池尻や三宿エリアは国道246号の北側にあり、幹線道路から一本離れているため、非常に閑静な住環境です。公園や学校も多く治安も良好で、お洒落な飲食店が集まる憧れのブランドエリアとして、若者を中心に人気を集めています。

そんな池尻大橋という駅名の由来は、玉川線時代に世田谷区池尻町にあった「玉電池尻」と、目黒区上目黒にあった「大橋」のほぼ中間地点に設置されたことから、双方の駅名を合わせて「池尻大橋」の名称がついたようです。そのため、池尻大橋という地名や橋はありません。

渋谷までたった1駅!抜群のアクセスの良さ

池尻大橋駅は、世田谷区の最東端に位置し、田園都市線で渋谷と三軒茶屋の間にあります。それぞれの駅までは電車で1分程度であり、渋谷・中目黒・三軒茶屋については徒歩でも20分程度で行くことができます。

田園都市線は、通勤時間帯になると非常に混雑することで有名ですが、池尻大橋はバスの本数も豊富ですから、通勤時の混雑回避に役立てる方も多いようです。東急バスや小田急バスを利用すれば、渋谷や田園調布などの東横線沿線はもちろん、等々力や二子玉川などの大井町線、祖師ヶ谷大蔵や成城学園前などの小田急線沿線のエリアまでアクセスが可能です。

また、池尻大橋には首都高の出入り口も建設されたため、車での移動も良好になりました。千代田区から静岡県沼津市を結ぶ国道246号と、品川区から板橋区を結ぶ都道317号が交差する地点に位置しているため、東西南北どこへ向かうにも便利です。

大きな公園と豊富な緑

近年、首都高速の「大橋ジャンクション」が池尻大橋駅の東側に建設されて話題になりました。高低差約70メートルの高速道路を都心の限られたスペースでつなぐために、ループ構造という珍しい形状が採用されています。大橋ジャンクションは、その独特な形状を利用して屋上に緑豊かな公園が作られたり、内側に地域交流の場が設けられたり、訪れる方が思い思いの過ごし方を楽しめるような癒しの空間として、地域住民に親しまれています。

そのほかにも、屋外プールやテニスコートなどのスポーツ施設が整っている大きな公園や、目黒川沿いに植えられた桜並木など、街のいたるところに緑が溢れています。都心とは信じられないほどに植物が多く、落ち着いた雰囲気のある街です。

ショッピングはもちろん、スーパーなどのお店も充実

池尻大橋駅周辺は、渋谷や三軒茶屋といった感度の高いエリアに挟まれているため、ショッピングの面でこだわりのある方でも不自由を感じることはないでしょう。また、スーパーやコンビニが多いため、日常の買い物にも困らないと言われています。都心に近い割に、良心的な価格の店舗が多いのも、池尻大橋の魅力です。駅前の商店街は小さいながらも、夕方には歩行者天国になるなど、ゆっくりと買い物を楽しめる環境が整っています。駅周辺にお店が密集しているため、仕事帰りに買い物をしながら帰るのにも便利です。

治安がいい

池尻大橋は、渋谷から1駅という立地からは想像しにくいかもしれませんが、非常に治安が良い街として知られています。これについては、ファミリー向けの物件が多かったり、都心に近いため家賃も少々高めだったりすることから、生活に余裕のある方が居住者として集まりやすく、そのため犯罪件数も少ないのではないかと見られています。

国道246号沿いは車通りも多く、騒音も気になりますが、夜でも明るく人通りも多いため治安の面では安心でしょう。駅を出てすぐに大学や高校、オフィスも多いため、日中は学生やサラリーマンで賑わっています。基本的に人通りが多く、学校のある地域は地域の目が行き届いているため、より治安が良いのが特徴です。夜でも住宅街には街灯が多く設置されているため、女性の一人暮らしにも適しています。

こだわりの飲食店やコーヒーショップ

池尻大橋には、小型のお洒落なコーヒースタンドや、雰囲気も味も良いパン屋さん、隠れ家風のカフェなど、こだわりの飲食店が目立ちます。店数はそれほど多くはありませんが、中目黒や渋谷まで足を延ばせば、外食にも困ることはないでしょう。雑誌に掲載される人気店や、クリエイティブなイベントを行っている店舗も多いため、休日ともなると多くの若者で賑わいます。天気の良い日はお気に入りのパンやコーヒーをテイクアウトして、公園でピクニックを楽しむのもおすすめです。

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どんな飲食店がある?

池尻大橋でもっとも多い業態は和食で、155店舗が存在します。次いで、居酒屋・BAR・洋食がそれぞれ100店舗前後で互角となっています。件数は目立って多いわけではありませんが、フレンチやイタリアンにはこだわりを感じられるお店が多く、中には雑誌掲載店もあるようです。

どんな飲食店が出店チャンス!?

池尻大橋で特に多かった業態は『和食』『居酒屋』『洋食』『BAR』の4つでした。有名店が度々メディアで取り上げられることからも、周囲にある同種の店舗にとってもチャンスが多いエリアだと言えるでしょう。居酒屋やBARの出店は、仕事帰りのビジネスマンが狙い目です。

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居酒屋の居抜き
バーの居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・目黒天空庭園 オーパス夢ひろば
・大橋ジャンクション
・池尻稲荷神社
・目黒川緑道
・世田谷公園
・三宿四二〇商店会
・上目黒氷川神社
・サムライアーマーフォトスタジオ
・KIMONO KAWAII COMPANY渋谷店
・烏山川緑道
・菅刈公園
・駒場野公園
・H Tokyo 三宿店
・渋谷区立松濤美術館

池尻大橋に似た地域

■練馬
東京23区内にありながら緑が多い街という点が、池尻大橋と共通していると言えます。練馬区は区全体の約4分の1以上が緑地という緑に恵まれた街です。
■成増
都心にも近く、駅前にたくさんのお店がそろっているため生活環境が充実しているなど、池尻大橋と類似点の多い街です。
■中野
池尻大橋と同じく、都心まで快速で1駅、駅周辺の商店街や商業施設が充実しており、買い物に不自由しない便利な街です。

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練馬・成増・中野の居抜き物件一覧

どんな客層?

【平日/昼】
日中の池尻大橋は学生や社会人も多くなるため、お昼時の人口は約15,000人にも及びます。ランチの平均単価は1,000円以下と見られており、客層は近隣の学生やビジネスマンが中心となるでしょう。
【平日/夜】【土日】
ディナータイムは、周辺住民やビジネスマンで賑わいます。夜間人口は12,000人ほどと見られており、仕事終わりにお酒や食事を楽しむ方が多いようです。ディナーの平均単価は3,000~4,000円ほどです。

人口特性

平成26年度における池尻・三宿エリアの世帯数は13,291、人口総数が22,581人という数字から、単身者の多さが物語られています。男女人口総数はそれぞれ10,876人および11,705人となっており、ほとんどの地域で女性の方がやや多いという結果が出ています。

乗降人数

池尻大橋は東京急行電鉄田園都市線のみ通っています。平成28年度、1日の平均乗降人員は62,135人です。1977年の新玉川線開業以来、1991年まで乗降人員は増加の一途を辿っていましたが、1992年から1999年度までは減少傾向にありました。2000年からまた増減をくり返し、近年では安定して利用客が増加しているようです。

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池尻大橋の賃貸相場

池尻大橋周辺の賃貸相場は、ワンルーム・1Kで7~9万円、1DK・1LDKでは9~16万円と一人暮らしに適した間取りでも価格に大きな差があるようです。2DK・2LDKクラスともなると相場は11~27万円となり、価格は立地やマンションの階数などによって大きく変わります。

池尻大橋の店舗賃料相場

池尻大橋駅周辺の店舗賃貸料の分布図を見てみると、半数以上の店舗賃料が平均坪単価20~40万円となっており、飛びぬけて高い物件もそれほどないようです。平均坪単価は、20,676円、平均店舗面積は62.47㎡(18.89坪)となっています。2015年以降、少しずつ坪単価が上がってきているようです。