▶その他の「飲食店開業の流れ」に関する記事はこちらから!
資金調達
実際に飲食店を開業するにはどのような手順を踏むのかご説明します。資金融資や各機関への届出など注意しなくてはならない点や、お店の内装、空調、宣伝方法など、自分がオーナーとなり、取り仕切って行かなくてはなりません。そんな飲食店開業に向けてするべきことを知っておきましょう。
飲食店を開業するには、まず資金が必要です。調達の仕方はいろいろありますが、多くの方が修行中にコツコツと貯めているのではないでしょうか。お店を開店する資金だけではなく、当面の生活費や維持費のことも考えると1,000万円近くは必要になります。金融機関を利用するのもひとつの方法ですが、すべて金融機関に頼り切るのではなく、少なくても3分の1は自分で調達するのが理想です。中には親せきや友人から借金をするかたもいらっしゃいます。金融機関に比べて気軽で明確な利息も無く簡単に資金が借りられると思ってしまいがちですが、お金のトラブルから人間関係が悪化する恐れもあるので、慎重に行いましょう。資金調達はお店を開業するにあたり、最初にしなければならず、また一番難しいことといってもよいくらい重要なことです。
■関連ページ:飲食店開業に必要な資金ってどれくらい? 融資や補助金を受けるポイントをご紹介!
■関連ページ:独立開業するための資金調達方法まとめ
コンセプト
どのようなお店にしたいのかを具体的に決めていきましょう。どこの地域に出店して、ターゲットとなるお客さま像を決めてそれに相応しい地域の物件を探します。さらにはそのターゲット層から受けのよい外観や内装になるように、お店の雰囲気も考えなくてはなりません。
開店が近づいて来たら、支払い方法を現金の他になににするか、定休日や営業時間など細かいことも決めていきます。コンセプトと聞くと客層に受けることを考えるものと思ってしまいますが、お店の細々とした決まりや詳細を決めるのもコンセプトなのです。しかしこのコンセプトは開店してからもずっと守り通さなければならないものではありません。状況に応じてコンセプトも変更していきましょう。