“アキバ”の愛称で親しまれる秋葉原は、日本有数の電気街です。しかし、近年ではマンガ・アニメ・ゲームといったオタク文化や、国民的アイドルを輩出した劇場を持つアイドル文化の聖地として、さまざまな観点から世界的な注目を集めています。こちらでは、そんな秋葉原の歴史や魅力についてご紹介します。幸運にも新たな文化の中心地として何度も発展を遂げた街の特徴を、ぜひご一読ください。

電気街でありながら最新の文化で注目を集める世界的な観光地

東京都内の中でもとりわけ海外からの観光客が多いエリアである秋葉原。グローバルに注目を集めている理由は、この地域がオタク文化やアイドル文化など日本独自のカルチャーの聖地であるからです。こうして世界的な観光地として賑わう一方で、良好な交通アクセス環境が整っていることから、ビジネスマンの居住地としても利便性が高くなっています。

電気街として栄えてきた歴史

オタク文化やアイドル文化といったさまざまなカルチャーの発信地として知られる秋葉原ですが、それ以前には電気街として栄えてきた長い歴史があります。駅近辺には、現在でも大型の電気店や中小の部品店が軒を連ねており、ほかでは見つからない部品を求めて多くの方が足を運んでいます。

江戸時代の秋葉原は下級武士が住む地域であり、どういうわけか火災が多発していたようです。明治2年、相生町に大きな火災が起こったのをきっかけとして、東京府は「秋葉大権現(あきばだいごんげん)」という神様を火除けのために呼び込み、祀るようになりました。この神社に「秋葉神社(あきばじんじゃ)」という名前がつけられると、やがて「秋葉原(あきばはら)」と呼ばれるようになったようです。この略称が、現在の“アキバ”という略称につながっていると言われています。

明治23年に鉄道の駅が開設されたとき、上記のような歴史を持つことから、「秋葉原(あきはばら)」という駅名がつけられることになりました。残念なことに、戦争によって秋葉原一帯は焼け野原となってしまいましたが、その後は戦前から続く多数の電気店が一斉にこの地で開業しました。こうして秋葉原は急速に知名度を高め、加えてラジオやテレビの登場とともに、日本有数の電気街としてさらなる成長を遂げていったのです。

オタクカルチャーの聖地としての秋葉原

現在の秋葉原は、オタクカルチャーの聖地として全国的に知名度が高いエリアとなっています。もともと電気街として栄えていたこの地域が、オタク文化と結びつくようになった理由としては、電気街でPCが取り扱われるようになったことが関係していると言われています。現在では誰もが当たり前のように使用しているPCですが、黎明期にはごく一部の人が所有しているのみで、特にマニアたちから愛好されていたようです。

そこで、PCマニアたちの別の趣味であるマンガ・アニメ・ゲームの店舗も秋葉原に出店するようになると、たちまち繁盛するようになりました。こうしてオタク向け商品を取り扱う店舗が繁盛したため、やがては多数の店舗が集まるようになり、現在のような姿になったと考えられています。

アイドル文化で新たに注目を集める

マンガ・アニメ・ゲームを中心として新たに栄えた秋葉原ですが、2015年には秋元康プロデュース「AKB48劇場」がドン・キホーテ秋葉原店の8階に開設されたのを皮切りに、アイドル文化でもさらなる注目を集めるようになりました。秋葉原から誕生したアイドルユニットのAKB48は、このエリアでの活動を通して多くのファンを集めるようになり、今では“国民的アイドルグループ”としてその名を知られる存在にまで成長しています。

アイドルたちがTVに出演するようになった現在でも、秋葉原にある劇場では引き続き公演が行われており、全国各地からファンが足を運んでいます。幸運にも電気街として栄えた秋葉原は、同様に複数の文化の聖地としても注目を集め、今や海外からの観光客を呼び寄せる一大観光地となりました。

東京駅と上野駅の中間に位置しアクセスも良好

「秋葉原駅」は、JR山手線で東京駅と上野駅の中間に位置し、いずれも3分という短時間でアクセスできる恵まれた環境にあります。乗り入れ路線が豊富で、JR山手線・京浜東北線・総武線に加えて、東京メトロ日比谷線、さらにはつくばエクスプレスも利用可能です。総武線を利用すれば新宿駅までたった12分で移動できることから、都内の主要駅へ出るのにも不自由しないと言えるでしょう。

東京駅や上野駅からは成田空港へアクセスでき、さらには山手線で10分の浜松町駅へ出れば羽田空港へもアクセス可能です。通勤にも便利なアクセス環境が整っているため、ビジネスマンが住むのにも最適です。

神田方面には快適な住環境が整う

カルチャーの発信地として賑やかな秋葉原ですが、秋葉原駅から離れて神田方面へ移動すれば、閑静な住宅街が広がっています。利便性の高い立地であることから、家賃は比較的高い傾向にあるものの、駅周辺には飲食店が豊富でかつスーパーやコンビニも揃っています。都内に勤務するビジネスマンが一人暮らしをするのであれば、快適な生活が送れるエリアです。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

秋葉原では、居酒屋・和食店・BAR・カフェ・洋食店が数多く営業しています。中でも居酒屋の数は多く、784件が営業しています。また、ガンダムカフェ・アニメイトカフェ・セガコラボカフェといった、サブカルの整地ならではのカフェも多くなっています。

どんな業態が出店チャンス?

秋葉原に新たにお店を出すなら、すでに多くのお店が営業している『居酒屋』や『和食店』がおすすめです。これらの業態は秋葉原の立地とマッチしていると考えられ、成功する可能性が高くなります。そのほかにも個性的な『BAR』や『カフェ』『洋食店』も多くあるため、出店を検討してみてください。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・おとめ山公園
・BIGBOX高田馬場
・早稲田松竹映画劇場
・シチズンプラザアイススケートリンク
・戸山公園
・切手の博物館
・落合中央公園
・新宿区立こども図書館
・タイトーステーション 高田馬場店
・會津八一記念博物館/坪内博士記念演劇博物館
・新宿コズミックスポーツセンター

秋葉原に似た地域

中野

中野も秋葉原と同じくサブカルの整地です。中野ブロードウェイや中野サンプラザといったように、マンガ・アニメ・アイドルに関連するスポットがたくさんあります。
中野(中野区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

池袋

秋葉原と同じように、電気店がたくさんあるのが池袋です。駅の周辺にはビックカメラやヤマダ電機といった、大型店舗が立ち並んでいます。
池袋(豊島区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

赤羽

赤羽にも秋葉原と同じように、飲食店がたくさんあります。特に居酒屋の数が多く、“せんべろの街”とも呼ばれています。
赤羽(北区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

類似地域 周辺の募集物件一覧

中野・池袋・赤羽の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
秋葉原のある千代田区はオフィス街であるため、昼間は通勤してくる方で人口が増えます。メニューの価格は、ビジネスマンが毎日でも気軽に足を運べる1,000円前後に設定しているお店が多数あります。

【平日/夜】【土日】
夜間になると千代田区の人口は減ります。飲食店を利用するのは地元住民が多くなりますが、家賃の高い千代田区に住めるのはセレブな方が多いため、飲食店のメニュー価格も3,000~4,000円と高めになっています。

人口特性

秋葉原に住んでいる方は、比較的男性が多くなります。電気街や飲み屋が多い秋葉原は、特に男性からの人気が高い地域です。交通アクセスが非常に良く、電気街を避ければ閑静な住宅街もあるため、住みたいと考える方が年々増えてきています。

乗降人数

JR山手線・京浜東北線・総武線「秋葉原」駅の1日平均乗車人員は246,623人です。東京メトロ日比谷線の場合は123,152人、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの場合は63,849人になります。年間の利用者は約2億7200万人となる、非常に利用者の多い駅です。

秋葉原の賃貸相場

秋葉原駅の賃貸相場は、ワンルームを借りた場合10.28万円、2LDKを借りた場合20.48万円になります。千代田区は、東京23区内の中でも、港区と中央区に次いで家賃の高い地域です。秋葉原は千代田区全体の賃貸相場(ワンルームで11.52万円)と比べると安めですが、他の地域と比べると相場の高い街となります。

秋葉原の店舗賃料相場

秋葉原では20~40万円の店舗賃料を払っている方がもっとも多く、全体の40%を占めています。100万円以上の賃料を払っている方も24%と、ほかの地域に比べて多くいらっしゃいます。立地が良いため、賃料が高い物件もたくさんありますが、平均的な価格で借りられる店舗もあるようです。

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