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低リスクで注目の『シェアキッチン』!デリバリーを始めるならシェアキッチン?それとも居抜き物件?

低リスクで注目の『シェアキッチン』!デリバリーを始めるならシェアキッチン?それとも居抜き物件?

シェアハウスやコワーキングスペース、カーシェアリング等、多種多様な分野で広がりをみせているシェアリングエコノミー。近年、私たちの生活のあらゆるものが“所有”から“共有”へとシフトしています。
そして、次なるビッグウェーブとして注目されているのが、飲食業界での『シェアキッチン』です。アメリカやイギリスでは先行して事業が立ち上がっており、現在、日本を含む世界各国が乗り出し始めています。今回は、そんな注目の出店スタイルについて詳しくみていきたいと思います!

1.シェアキッチンとは?

シェアキッチンとは、ひとつの厨房設備を複数人でシェアしながら料理を提供する施設のことをいいます。
別名『コークッキングキッチン(Co-cooking kitchens)』とも呼ばれており、仕事の場を共有する『コワーキングスペース』の飲食版とされております。
通常、飲食店開業や調理したものを販売するときは、自らで物件を探して内装や設備を整え、保健所へ申請し、店舗を構えます。しかし、シェアキッチンでは厨房設備があらかじめ備わっており、複数人で共有する為、初期費用と運営コストを下げることが可能になるのです。
また、一つのコミュニティとして飲食店同士の輪が広がることも大きな特徴です。

2.なぜいま注目されているのか?

新型コロナウイルス感染症というパンデミックに見舞われた2020年。人々のライフスタイルが大きく変化するとともに、飲食業界も大きな転換期を迎えました。
現在では、外出自粛により店舗への集客が難しく売上が立たないことを機に、デリバリーやECサイト販売といった新たな販売スタイルが急速に浸透し、プラットフォームも充実化しています。
中でも、シェアキッチンは、「低コスト」「低リスク」で運営可能な拠点であり、飲食店経営のバックアップもなされていることから、出店希望者の注目を集めているのです。

3.メリットとデメリットは?

メリット

【1】 開店までの準備期間短縮と初期費用の削減
実店舗を構える場合、物件探し~内装工事~設備・備品の調達といったように開店までのステップが多く、最低3カ月の期間を要します。
しかし、シェアキッチンでは決められた場所で内装も設備も整っているので、契約に至れば約1カ月で開店が可能。初期費用としても、工事不要・設備投資不要で自ら準備するものはほとんどないので大幅にコストを抑えることができます。
【2】保健所の許可申請が不要
食品を販売する場合、保健所の許可を得た場所でなければ調理しての販売はできません。従って、飲食店の開店前には必ず保健所に申請が必要となります。
シェアキッチンでは既に保健所の申請を通してあるので、手間をかけることなく、すぐに調理販売することができます。
【3】スタッフの雇用が不要
人手不足である飲食業界において、スタッフの確保に苦戦し人員不足で店を閉じる出店者は少なくありません。一方、コロナ禍のような売上が厳しい状況下では、人件費がネックになることも大いにあります。
シェアキッチンでは、ホールスタッフも配達員も雇う必要がないので、上記の心配はありません。
【4】飲食店同士のコミュニティ共有が可能
同業者で空間をシェアしているからこそ、ライバルでありながらも商品に対する意見交換やノウハウの共有を行い、切磋琢磨することができます。また、知見やコネクションの少ないスタートアップ経営者にとって、食材の仕入れ先や備品の発注先等ネットワークをつなげることも大きな強みになります。

デメリット

【1】 利用時間に制限がある
シェアキッチンは、時間単位での貸出しが一般となっています。
シェアするということは他の人の利用状況も加味しなければならないということ。注文状況や仕込み状況から延長したい場合であっても、必ずしも自分の希望通りに利用できる訳ではありません。
【2】 自由度が低く、ストックも不可
あらかじめ設備や備品が整っているというプラスの反面、みんなが使うものなので配置等自分の利用しやすいように変更することが難しく自由度は低いといえます。
また、一般的に食材や商品のストックができる場所も確保されていない為、使い勝手の面ではあまり良いとは言い難いでしょう。
【3】 必ずしも運営コストが安いとは限らない
シェアキッチンの料金体系としては、基本的に初期登録料と利用料のみ。初期投資が少なく気軽に開店できることがメリットとされています。しかし、物件の坪単価や利用時間で考えた場合、利用場所によっては通常の賃貸物件よりもランニングコストが高くつく場合があるので注意が必要です。

4.デリバリーを始めるならシェアキッチン?それとも居抜き物件?

飲食業は身近な存在であり参入障壁も低いことから、毎年多くの方が新規開業を果たしています。しかし、開業してからの生存率は1年以内に7割、2年以内には5割、5年までには2割といわれています。物件取得や設備投資、メニュー開発や広告等開業準備には多くの時間とコストを要し、そこから長く生き残るのは決して簡単なことではありません。

シェアキッチンは、そんな苦難が多い飲食業開業において、初期投資を抑えながら小規模で気軽にスタートできる便利なサービスです。キッチンカーの仕込み場や商品開発の拠点を探している方、飲食業への新規参入を検討している企業等、利用シーンは様々で、フードデリバリーが盛況となった現在、拠点に利用されるケースが増えています。

それでは、本題の「デリバリーを始めるならシェアキッチン?それとも居抜き物件?」という疑問についてですが、下記のように考えます。

短期的な営業であれば → シェアキッチン
長期的な営業であれば → 居抜き物件

スタートアップとして、シェアキッチンの利用は有効的です。
やはり開業準備に要する時間とコストを考慮すると、実店舗よりも効率的、且つ同業者同士での共有によりネットワークを広げられるという他にない利点がとても魅力的です。
しかし、長期視点で考えると、利用時間の制限やストックできない点、手狭で不便を感じることが多く、売上が伸びるほどネックとなります。また、営業をしていく中で、デリバリーにとどまらない販売方法も視野に入ってくることでしょう。

以上を踏まえ、
長期的な営業を検討しているのであれば、居抜き物件をおすすめします。
5~15坪以下の小規模物件で厨房設備が揃う居抜き物件では、通常のスケルトン物件よりも内装工事費・設備導入費を削減でき、初期費用を抑えて開業可能。中には、デリバリー利用の多いエリア物件や受け渡しカウンター付物件、厨房スペースメインの物件もあり、実際、ABC店舗でのご契約者様にもゴーストレストランやクラウドキッチンとして出店される方が増えています。

実店舗を持たずに営業できる時代となった現在、出店スタイルもさまざま。みなさんが目指す飲食店開業、店舗運営とはどのようなものなのかを再度見つめ直し、より目的に合ったスタイルを選定していきましょう!

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!ABC店舗

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