用語集

売上高人件費率

店舗経営を行う場合に注目すべきポイントの1つが、売上高人件費率です。これは店舗全体の売上額に対して、人件費が占める割合を示したものです。割合が高ければ、売り上げの中から多くの人件費を支払っていることになります。逆に売上高人件費率が低いという場合には、人件費があまりかかっていないのです。

人件費と聞くと、月々の給料のことだけをイメージする方もいるでしょう。給料だけではなく、福利厚生費や退職金さらにはボーナスなどの費用も異なります。店舗の経営状況に応じて従業員に支払うお金の内容は異なるので、それぞれの状況に応じてどのくらいの人件費がかかっているのか考えていくことが大切です。売上高人件費率を把握することは、より良い店舗経営を目指すための第一歩です。

このとき売上高人件費率は、低いほうがいいと考える方もいるかもしれません。ですが必ずしも低いほうがいいというわけではなく、それぞれの経営状況に応じて適した割合は異なります。
 

店舗経営を考えている方の中には、居抜き物件を選択するというケースも多く見られます。居抜き物件を選ぶメリットの1つが、店舗の改装に必要な費用を節約できるという点です。例えば飲食店を経営する場合、調理設備などを0から整えるとある程度のお金がかかります。調理設備を整えるためにローンを組んだとしたら、営業を始めてからも売上金の一部をローンの返済に充てることになります。

一方で居抜き物件を利用した場合、あらかじめ調理設備の整った店舗を選択することも可能です。設備の整っている店舗を選ぶことで、改装にかかる費用を節約できます。開店後のローン返済にあてる売上金の額も減るため、従業員に支払う人件費の割合を増やすことも可能です。このように売上高人件費率は、売上金をどのように使うのかということを考えることが大切です。店舗にかかる費用を節約して、従業員の待遇を良くするという選択をするのも1つの手です。

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