用語集

セントラルキッチン

セントラルキッチンというのは集中調理施設とも呼ばれ、一般的に学校や病院またはレストランなど大量に調理を行う必要がある場合に一手に調理を請け負い提供する施設の事を指し、身近な所では学校の給食センターなどもセントラルキッチンに当たります。似たようなシステムで冷凍や冷蔵で食事やお弁当などを出荷するタイプはクックチルと呼ばれています。

なおセントラルキッチンの目的・メリットとしては調理コストを減らせる事・食品衛生管理の徹底・品質を一定に保ち安定して提供できる事・安全性などが挙げられ、他にも大量購入による購買力を上げたり大量に作る事で効率化を上げる事も出来ます。ちなみに日本の学校給食の分野では1980年代より各自治体のコスト低減のために普及し、ロイヤルホストの元となったロイヤル中州本店は1969年に既にセントラルキッチン形式を取り、日本のファミリーレストランの発展の1つの要因になったと言われています。
 

現在世界各国、全国各地に広がるファミリーレストランやファストフード店はほとんどがセントラルキッチン形式をとっているといっても過言ではないでしょう。

この形式を導入する利点としては、味や品質を安定化する事でサービスの一律化や価格設定の一元化が出来るという利点はもちろんですが、チェーン店にとって全ての店舗が同じ分量・メニューを消費するかというと全く異なるため、保存しやすい形状に加工できるという利点があります。またお客様に提供する際は盛り付けのみで完了したり、スチームコンベクションオーブンで加熱し盛り付けるなど調理の手間も省けます。

そして、この一連の作業によって生まれるメリットは他にもあり、食材の鮮度を気にせずに済む事、厨房スペースを一般の飲食店よりも狭く取りその分客席スペースに出来るのでお客様の増加と回転数の増加が見込める事、さらに敷地面積を狭める事でテナント料を抑えたり、調理の人員コストを減らせるなどもあります。

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