飲食開業マニュアル

内装工事にかかる費用の目安

STEP4
  • 内装工事

開業資金の50%を占めるといわれる飲食店の内装工事費。店舗コンセプトや立地などの諸条件によってもかかる費用は変わってくるので、なかなか相場というものがつかみにくいかもしれません。特に初めての開業の場合は、見積書を見ても安いのか高いのかすら判断できないというのが本音ではないでしょうか。

内装費用は、取得した物件が居抜き店舗なのかスケルトンなのかによっても大きく違ってきます。また、カフェや喫茶店のような軽飲食と、和食居酒屋では内装工事費が異なるように業態によっても違いがあります。

今回は居抜き店舗とスケルトンの違いを例に、おおまかな費用の相場を見ていきたいと思います。

 

居抜き店舗の場合

【坪単価 10万~30万】
居抜き店舗の場合は、前テナントの設備や機材などを譲り受けることができるため、スケルトンのようにゼロから内装設備をつくる必要がない分、内装費用を安く抑えることができます。内装の程度にもよっても異なりますが、だいたい坪単価20万前後が多いといわれています。

中には、前テナントの内装設備をそのまま使い、ほとんどお金をかけずにオープンしたというオーナーさんもいらっしゃるくらいで、前テナントと自分のやりたい店舗の相性が良ければよいほど、費用は抑えられるといえるでしょう。

ただし、居抜き物件の場合に注意しなくてはならない点は、前テナントの閉店理由です。近所からの評判があまりよくなかった店を居抜きで取得した場合は、内装を変えずにそのままオープンしてしまうと悪い印象もそのまま引き継いでしまいます。そのため居抜きの場合は、前テナントとの差別化も視野にいれつつ、バランスよくコストを抑えるようにしましょう。
 

 

スケルトンの場合

【坪単価:30万~70万】
反対にスケルトンの場合は、前テナントの内装設備がまったくない状態から内装を作り上げていく必要があるため、コストは居抜き物件の2倍、3倍とかかってしまいます。単純にコストだけを見ると居抜き物件のほうがお得ですが、スケルトンは設計する際に制約がない分、ゼロから思い通りの内装にすることができるというメリットがあります。

いずれにしても、上記の相場を念頭に、内装業者と相談しながら予算内に収まるようにプランを考えていきましょう。
 
 

Copyright © ABC TENPO Inc, All Rights Reserved.