開業ブログ

【第61話】まもなく新店舗オープン!

山田 耕路さん

こんにちは、焼鳥酒場鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。

創業時から4回目の桜の季節も無事に終えることが出来ました。
ブログ更新が滞っていますが、2号店の施工も現在、終幕に向けて絶賛上映中です。


 

いやぁ、マジで大変だった…

元々、前テナントより310万円で造作を引き継ぎまして、少し手直しして予算300万円くらいで営業開始する予定でした。

が…

いやぁ、店の作りが気にくわない!

作業導線が気にくわない!
厨房設備が気にくわない!
席数が少なくて気にくわない!
厨房とホールを隔てている壁が気にくわない!
店のファサードが気にくわない!

はい、スケルトンに戻そう!(笑)

予算を3倍にして日本政策金融公庫に支援依頼。
更にメインバンクにも運営資金を支援依頼。
親父にも支援依頼。

元々狙っていた高井戸のテナントより大がかりになってきました。

施工会社へ大まかなイメージ平面図を渡して、厨房機器の配置案と大まかなイメージを伝えます。


 

【トラブル①】

3月に契約完了。
日本政策金融公庫も借り換え融資の満額が1週間で通る。

…が!!
施工してもらう大工さんが3月・4月が繁忙期の為、捕まらず。施工が4月に入ってからと伝えられる。空家賃発生が起こってしまう。

【トラブル②】

求人募集開始。

…が!!
応募はそこそこ来たが、面接バックレ・音信不通・親がアルバイト反対など、ほぼ全滅。追加募集をかける為、余計に求人費を使う事に。

【トラブル③】

都市ガスの容量が全く足りない事がわかる。

さらには、マンションタイプのテナントの為、容量増設は無理。しょうがないのでプロパンガス併用にしようとしたら、店の前の通りが狭い為運んでもらえず、9社以上に断られる。諦めて電力・動力で対応しようとしたら、こちらも容量不足。

工期も押しており、ガスは諦め、厨房機器のスペックの再計算をして、諦めるところは諦め、ぎりぎりの設計で練り直す。

前のテナントさん、どうやって運営していたんだ…

【トラブル④】

頼もうとしていた厨房備品や食器が廃盤だったり在庫不足だったりして間に合わない。

岐阜の窯元も人手不足や後継者不足で、良い食器や面白い形の食器が無くなってきていて手に入らない。

【トラブル⑤】

自宅の寝室が新店舗の荷物が大量で、物置の中で寝ている格好に…
奥様激怒ですわ…

ま、あと数日で引き渡し日なので、週明けにはなんとかなっていると未来の自分に丸投げしときます(笑)


 

次回のブログは完成した新店舗について書く事になると思います。
お楽しみに!!!

本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
これからも2号店の進捗状況や、創業店の出来事なども織り交ぜながら、さらに起業準備中の皆様のお役に立てる情報を発信していきますね。

また、飲食業コンサルタントも始めました。

■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など

サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。

この記事へ応援コメントや質問をする

記事を書いた人
山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。 大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。 劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。 自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。 外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。 夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事! 中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン! もっと読む

Copyright © 居抜き店舗ABC, All Rights Reserved.