街レポート

五反田(品川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

五反田(品川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報
目次

ビジネス街でありながら、繁華街や歓楽街の一面も持つ五反田。オフィスワーカーも多く、平日・休日を問わず常ににぎわいが感じられる活気溢れる街です。一方でお寺や神社といった歴史的建造物もあり、街には独特の情緒もあります。近年はタワーマンションが建ち並び、富裕層も多く住んでいます。今回はそんな五反田の街情報をお届けします。五反田に住んでみたいと考えている社会人や学生、また飲食店進出を計画しているオーナーは、ぜひ参考までにご一読ください。

ビジネス拠点、居住地として魅力ある五反田

五反田の景観
五反田は、JR山手線が通っていることもあり、交通アクセスが良くにぎわいのある街です。近年はネット系ベンチャー企業が次々とオフィスを構えるなど、ビットバレーならぬ「五反田バレー」としても注目されています。
こうしたビジネス街としての活気がある一方で、生活拠点としての暮らしやすさも兼ね備えているのが五反田の魅力の一つで、駅から少し離れれば、東京都の中でも代表的な高級住宅街があり、昔ながらの閑静な街並みも広がっています。自然や歴史的建造物も残されているため、にぎやかさと落ち着いた雰囲気の両方を兼ね備えた街です。

五反田道路
サザンガーデンの景観

スタートアップ企業が集結し始めた「五反田バレー」

前述したように、ITベンチャーが続々と集まっており、以前の渋谷ビットバレーにちなんで「五反田バレー」と呼ばれ注目を集めています。ベンチャー企業界隈で有名な企業も続々排出しており、スタートアップやオフィス移転で五反田を選ぶ企業も増加しています。
こうした動きには品川区も連携し、企業誘致による活性化や税収増とともに、住みやすい住環境による社員の転入にも期待をかけています。
2021年8月現在、「マツリカ」、「よりそう」、「ココナラ」、「トレタ」、「ジモティー」など50社ほどのネット系ベンチャーが本社オフィスやワーキングスペースなどを五反田に構えています。

サザンガーデンの景観

五反田の交通アクセス環境は良好

五反田駅舎
・3路線が乗り入れる鉄道アクセス環境
五反田駅には「JR山手線」「東急池上線」「都営浅草線」の3路線が乗り入れています。そのためJR山手線を利用すれば、乗り換えなしで各主要エリアへアクセスすることが可能です。東急池上線は五反田が始発で、通学通勤にとても便利です。また都営浅草線を使えば、乗り換えなしで浅草や銀座にアクセスすることができます。

五反田駅
五反田駅

車や空港アクセスも良好

幹線道路は、国道1号線(桜田通)、山手通り、首都高速中央環状品川線が通っており、車での交通アクセスも良好です。羽田空港へは、JR山手線を利用して浜松町駅まで出れば、乗り換え一回でアクセスすることができます。浜松町からは羽田空港、成田空港ともに直通のリムジンバスが出ていて国内・国外へのアクセスも快適です。

緑豊かなスポットもあり、開放的な街並みの「五反田」

オフィスビルが多い印象のある五反田エリアですが、実はファミリー層もたくさん住んでいます。いたる所に子どもが遊べる公園があるのも特徴の一つです。

高級住宅街、池田山にある庭園「ねむの木の庭」

ねむの木の庭
「ねむの木の庭」は、上皇后・美智子さまのご実家・正田邸の跡地に整備された公園です。敷地内には、美智子さまの詩とゆかりの植物が植えられ、近隣住民の散歩コースにもなっています。

龍脈の上に位置するパワースポット「池田山公園」

五反田
「目黒川」や「池田山公園」がある五反田駅の西側には、桜の季節になると大勢の花見客が訪れます。四季折々の自然を楽しめる緑豊かな街というのも、五反田の魅力の1つです。池田山公園付近の高台は、江戸時代初期に岡山藩池田家の屋敷があったことから「池田山」と呼ばれるようになりました。この場所は、富士山からの気が流れる龍脈の上にあることから、パワースポットとして知られています。(※「龍脈」とは風水の概念の1つで、地中を流れる巨大エネルギー(気)の通り道のこと。)
自然と人が集まり栄える吉相の土地と考えられており、都内のパワースポットの中でも比較的穴場なスピポットとされています。

教育やショッピング……さまざまな側面を持つ街

オフィスビルが多い印象のある五反田エリアですが、子どもを安心して預けられる幼稚園や保育園もあり、職場と住居が近隣にある「職住近接」のモデルケースのような街とも言えるでしょう。

全国初の施設一体型の小中一貫公立校「品川区立日野学園」

品川区立日野学園
五反田は全国で初めて小中一貫校教育を受けられる施設一体型の公立学校が発祥した地でもあります。「品川区立日野学園」がその代表です。品川区内のどこからでも入学を希望できるため、五反田以外の街から通学してくる生徒もいます。
通常は6・3年制ですが、日野学園では4・3・2年制の特色ある教育体系を採用しています。

お買い物の殿堂「TOC東京卸売センター」

五反田
五反田には「TOC東京卸売センター」という有名なショッピングセンターがあります。ここでは多くの品物がリーズナブルな価格で手に入るため、中高年の女性を中心として多くの客が足を運びます。

20~30代の女性でにぎわう「Remy五反田店」

Remy五反田店
「Remy五反田店」には、カフェやレストランをはじめ、衣料品や雑貨などバラエティに富んだ36のショップがテナント入りしています。2018年には10周年を記念して、東急池上線が「ラッピング電車:レミィ号」を運行していました。

◇レミィ 五反田 公式サイト
 ⇒http://www.remy-remy.com/

駅からゼロ分♪喫茶店が多い「アトレヴィ五反田」

アトレヴィ五反田
「アトレヴィ五反田」には、おしゃれなカフェから日常使いできるスーパーまでそろっていて、人気のある店舗を中心に賑わいを見せています。アトレヴィ五反田の2階に入っている「WIRED CAFÉ」のタコライスは、一度食べたらハマってしまう美味しさです。

◇アトレヴィ五反田 公式サイト
 ⇒https://www.atre.co.jp/store/gotanda

庶民的な立ち食いで人気の「おにやんま」のうどん

おにやんま
高級住宅街やビットバレーのように時代の最先端のイメージもある五反田にあって、昔ながらの佇まいを残す人気の庶民グルメを提供するのが立ち食いうどん屋「おにやんま」です。本場の讃岐うどんと同じクオリティと値段で人気のお店。自家製麺で毎朝麺を打っていて、原料の小麦粉、調味料、食材などを香川のものを使っています。

五反田の歴史と成り立ち

桜田通り
五反田のメインストリートである「桜田通」は、かつては「中原街道」と呼ばれる道でした。中原街道は戦国時代に後北条家によって整備された道で、江戸幕府開府の際は、徳川家康がこちらの道を通って江戸城に入場したという歴史もあります。江戸時代には大名屋敷が立ち並んだと言われ、現在もその史跡が多く残されています。

五反田の由来

「五反田」という名称がいつ出てきたのかについては明らかになっていないものの、明治時代の地図には、現在の位置に「字五反田」という地名があります。五反田は耕作に恵まれない痩せた土地で、東側にあるのは白金・高輪といった山の手の丘陵地、西側には桐ケ谷や荏原といった丘陵地に囲まれた盆地だったのです。南北にある目黒川流域に沿ってのみ開けていた平地だったため、耕作に適さない“五反しか田がない地”として、この地名になったと言われています。ちなみにその五反から収穫される米は、租税分を抜くと大人5人分の年間食料にしかならなかったとのこと。そんな困窮しがちだった土地が後に、現在の歓楽街への形成につながっていくことになります。

五反田発展の歴史

そんな五反田に変化が訪れたきっかけは、明治44年に山手線五反田駅の開通です。東急池上線も乗り入れを始め、星製薬が大規模な製薬会社を建設したことで、住宅が一気に増え始めました。こうして、現在の高級住宅街の原型が形成されたのです。1947年には誰もが知る大企業・ソニーの本社が建ち、“ソニーの企業城下町”として本社・工場・研究施設などが立ち並びました。なお、五反田駅から新八ツ山橋交差点の道は「ソニー通り」と呼ばれて整備されています。またソニー本社は2007年にソニーシティ大崎に本社を移転させ、2014年4月には旧本社ビル、および隣接する4号館、5号館を住友不動産が取得しました。現在は、同社による再開発が進行しています。

ソニー通り
こうして五反田駅はビジネス街兼繁華街として発展し、昭和57年(1982)には副都心に指定されました。平成元年(1990)には、目黒川の北側にある東五反田にオフィスビルと分譲タワーマンションが建設され、生活の拠点としての開発が始まります。五反田が便利で住みよい街となった背景にはこのような過去があったのです。

五反田の再開発

旧ソニー本社の再開発

前述の通り、2007年のソニー本社移転から年月をあけて、現在住友不動産による再開発が進行中です。オフィス需要がますます高まるこのエリアへのオフィス供給の強化のため、地上19階の大規模なオフィスビルが建設予定です。ちなみに竣工は、2022年2月を予定しています。

五反田〜大崎間に大規模商業施設建設予定

現在、五反田と大崎の間にある目黒川沿いのエリアでは、イマジカグループ本社やイマジカラボ東京映像センターなどがある東五反田2丁目12~14番地の約1.6ヘクタールの土地を対象区域に、公園、タワーマンション、商業施設を整備する計画が進行中です。住宅棟には保育所も完備されるほか、地域のシンボルとなる目黒川親水空間づくりを行う予定とのこと。着工は2022年、竣工は2026年を予定しており、完成すればさらなる地域の活性化と利便性の向上で、五反田人気の追い風となりそうです。

ゆうぽうと跡地に新ビジネス・商業拠点

023年には、日本郵政がおこなうゆうぽうと跡地の再開発による、新しいビジネスと商業の拠点が完成予定です。こちらは21階建ての建物で、ホテル、フードホール、シェアオフィス、多目的ホールからなる「多様な出会いと交流、新しい価値創造を促す次世代の街の拠点」を目指しています。建物の周囲には植栽による「五反田の森」がつくられるほか、高層階のホテルは星野リゾートが運営を担当することでも注目を集めています。

五反田のグルメ

ベンチャー企業がこぞってオフィスを構えるビジネスの街・五反田には、おいしいお店がたくさんあります。ビジネスの拠点でもありながら、高級住宅街を有する生活拠点でもあることから、居酒屋からおしゃれなパティスリーまでバリエーションに富んだ人気店がそろっています。

オフィスワーカーの胃袋を掴むガッツリ系の人気店

五反田には、仕事の合間のエネルギー補給にもぴったりなジューシーなお肉料理のお店がたくさんあります。高級黒毛和牛の精肉卸ヤザワミートが運営するハンバーグ・ステーキの名店「ミート 矢澤」、そして同じくヤザワミートが運営するとんかつ店「あげ福」。また、アメリカンなグラフィックが描かれたインパクト大の外観が印象的なハンバーガー店「モンスターグリル」や、とろとろ卵の親子丼が名物の「ぎたろう軍鶏 炭火焼鳥 たかはし」など、肉好きにはたまらない有名店がそろっています。

わざわざ訪れたいおしゃれなパティスリーやブーランジェリー

五反田には、意外にも、有名パティスリーやショコラティエ、ブーランジェリーなどが充実しています。ピエール・マルコリーニで修行したシェフによる高級チュコレートやケーキをいただける五反田が本店の「レ・カカオ」や、行列必至の「パティスリー リョーコ」、立てないほどやわらかい生食パン=“生ブルマン”が有名な「パネッテリア・アリエッタ」など、わざわざ訪れたい名店が目白押しです。

レトロ喫茶も豊富

再開発で高層ビルが建ち並ぶ五反田ですが、昔ながらの喫茶店文化も健在です。大きなソフトクリームがのった「アイスぜんざいコーヒー」が名物の昭和風喫茶店「リプトン」や、ナポリタンなどオーセンティックなスパゲッティや軽食をいただける「マーブル」や「プランタン」、昭和25年創業の洋食屋さん「グリルエフ」、中古CDやLP、輸入雑貨と一緒にたい焼きを販売するユニークな喫茶店「ダ・カーポ」など、五反田は、喫茶店文化が今も残る昭和レトロ魅力もつまっています。

ほかにもいろいろ、バリエーション豊かな五反田の食

黒い壁で重厚感あふれる店構えの「阿部 五反田店」は、掘りごたつもあり会食にもぴったりなお寿司屋さん。グルメ・バーガーの先駆けともいわれる「フランクリン・アベニュー」に、N.Yをイメージしたおしゃれな店内の「トラットリア アリエッタ」、黒毛和牛と全国の野菜を使った季節の和食を楽しめる「和牛それがし」など、さまざまなシーンで使えるお店がたくさんそろっています。

どんな飲食店がある?

五反田の飲食店は、品川区全体の20%強を占めています。東五反田には約295店、西五反田には約550
店という内訳です。そのうち居酒屋と日本食屋だけで約580店舗あり、70%強を占めています。次いで多いのが約64店舗ある中華屋です。ビジネスマンや居住者の多さから、落ち着いた雰囲気で、かつ、お酒が飲める店舗が好まれる傾向にあると考えられます。

どんな飲食店が出店チャンス!?

東京の城南エリアにある高台を総称した城南五山に囲まれている五反田は、高級住宅街として知られています。そのため庶民的なお店よりも、天ぷら・寿司など個室やカウンター席が活用できる高級志向の飲食店がいいでしょう。フレンチ・イタリアンなどもオススメですが、業態よりも店舗の内装や雰囲気作りが集客の要となるでしょう。

周辺の主なスポット

・TOC東京卸売センター
・アトレヴィ五反田
・Remy五反田
・池田山公園
・ねむの木の庭
・東京サザンガーデン
・インドネシア大使館
・北マケドニア大使館
・ベラルーシ大使館
・ブラジル総領事館
・ペルー総領事館
・清泉女子大学
・東京医療保健大学
・DNP五反田ビル
・雉子神社

五反田に似た地域

大久保

東京の歓楽街といえば、渋谷・六本木・池袋・歌舞伎町と言われていますが、“新御三家”として、大久保、五反田、錦糸町が今注目されています。上記に変わる新しい歓楽街として発展してきた経緯が、五反田と共通しています。

錦糸町

錦糸町も、大久保同様に五反田と共に注目されている繁華街です。錦糸町・五反田ともに3路線が乗り入れ、交通の便が良いという共通点があります。いずれも短時間で主要駅にアクセスができる便利なエリアです。

蒲田

東急池上線で始発同士の関係にある蒲田は、五反田同様に「居酒屋」が多いのが特徴です。どちらもアクセスが良いことから、ディナータイムは仕事終わりのオフィスワーカーで賑わっています。

どんな客層?

【平日/昼】
平日昼間の五反田は、ビジネスマンやショッピング客で賑わいます。東五反田と西五反田だけでも、昼間は9万人を超える人口です。客層としては、ビジネスマンやショッピングを楽しむ女性が中心になるでしょう。ただし五反田に高級なイメージは持たれておらず、ランチの平均単価は1,000円以下と見られているため、この価格帯を意識する必要があります。
【平日/夜】【土日】
ビジネスマンや学生が帰宅した五反田の夜は、東五反田と西五反田では人口が5,5万人ほどに減るものの、昼間の5割強はまだ人が残っています。来店する客層としては、地域住民の割合が増えると予想されます。休日のショッピング客のために土日も開店する店舗が多く、ディナーの平均単価は3,000~4,000円です。高級路線ではありませんが、センベロを望む客もそれほど多くない、といったバランスでしょう。

人口特性

五反田を含む品川区の人口は、令和3年8月1日現在で、全人口で女性が男性を上回ります。0歳~64歳までは男性の比率が高いものの、総人口では女性の比率が高くなっています。なお、外国人人口は全体の3%にとどまります。

乗降人数

令和1年度における五反田駅の1日平均乗車人数は、JR東日本で140,265人、東急池上線で114,900人となっています。ターミナル駅である五反田の乗降者数は、開業以来基本的には増加傾向にあります。
※2020年〜21年は新型コロナウィルスの影響で正確なデータが得られないためここでは2019年のデータを参照しています。

五反田の賃貸相場

五反田駅周辺の賃貸相場は、ワンルームと1Kが10万円前後、1LDKが18万円ほどとなっています、また、2LDKになると約28万円、3LDKは約38万と一気にあがります。一戸建てを含めた家賃の平均相場は30~60万円ほどです。

五反田の店舗賃料相場

五反田駅周辺の店舗賃料相場は、平均坪単価は2万7千円前後が目安です。また2020年から2021年にかけて大きく増加しています。利用する階数や立地によっては坪単価が8万円を上回るところもあるので、テナント選びには注意しておきましょう。


Written by 飲食店の居抜き物件なら!居抜き店舗ABC
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