街レポート

五反田(品川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

五反田(品川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

五反田はビジネス街でありつつ、繁華街や歓楽街のイメージもあります。その一方で、閑静な住宅街が広がり、先進的な教育が受けられる、住みやすい街です。お寺や神社などの歴史的建造物が多く、生活圏内で歴史や文化に触れることもできます。今回は五反田のアクセス環境や街の景観、その歴史などを通して、ビジネスだけでなく住む街としての魅力についてもご紹介します。

勤務先・居住地として魅力ある五反田

五反田はビジネスの街としてビジネスマンが多い一方で、この街を生活拠点とした居住者にとっても住みやすく、賑やかながら暮らしやすい街だと言えるでしょう。東京都の中でも代表的な高級住宅街があり、昔ながらの閑静な街並みが広がっています。自然や歴史的建造物も残されているため、賑やかな中にも落ち着いた雰囲気があるのが魅力です。

五反田の交通アクセス環境は良好

五反田駅にはJR山手線・東急池上線・都営浅草線の3路線が乗り入れています。JR山手線を利用すれば、乗り換えなしで東京駅へアクセス可能です。東急池上線は五反田が始発で、通学・通勤に大変便利になっています。幹線道路は、国道1号線(桜田通)・山手通り・首都高速中央環状品川線が通り、車での交通アクセスも良好です。飛行機へのアクセスは、JR山手線を利用して浜松町駅まで出れば、一度の乗り換えだけで羽田空港まで出られます。羽田空港・成田空港ともリムジンバスが出ており、国内・国外へのアクセスも不自由しません。

五反田の成り立ちと変遷

五反田のメインストリートである「桜田通」は、かつては「中原街道」と呼ばれる道でした。中原街道は戦国時代に後北条家によって整備された道で、江戸幕府開府の際は、徳川家康がこちらの道を通って江戸城に入場したという歴史もあります。江戸時代には大名屋敷が立ち並んだと言われ、現在もその史跡が多く残されています。
「五反田」という名称がいつ出てきたのかについては明らかになっていないものの、明治時代の地図には、現在の位置に「字五反田」という地名があります。五反田は耕作に恵まれない痩せた土地で、東側は白金・高輪といった山の手の丘陵地、西側は桐ケ谷や荏原といった丘陵地に囲まれた盆地でした。平地は目黒川流域に沿って南北にしか開けておらず、耕作に適していない“五反しか田がない地”として、この地名になったと言われています。たった五反から収穫される米は大人5人分の食料にしかならず、この困窮がのちに歓楽街の形成へとつながっていくことになります。
そんな五反田に変化が訪れたのは、明治44年に山手線五反田駅が開通したのがきっかけです。東急池上線も乗り入れを始め、星製薬が大規模な製薬会社を建設したことで、住宅が一気に増え始めました。こうして、現在の高級住宅街の原型が形成され始めたのです。
1947年には世界的企業のソニー本社が建ち、“ソニーの企業城下町”としてソニーの本社・工場・研究施設などが立ち並びました。五反田駅から新八ツ山橋交差点の道は「ソニー通り」と呼ばれて整備されています。本社が移転した現在でも、御殿山周辺には当時の建造物が保存され、歴史を感じられる美しい景観が保たれています。
こうして五反田駅はビジネス街と繁華街として発展してきましたが、昭和57年(1982)には副都心に指定されました。平成元年(1990)には、目黒川の北側にある東五反田にオフィスビルと分譲タワーマンションが建設され、生活の拠点としての開発が始まります。現在の五反田が便利で住みよい街として機能している背景には、このような過去がありました。

高層ビルが多いものの開放的な街並み

五反田駅周辺にはオフィスビル・高層マンション・飲食店などが立ち並び、日常生活に便利な商業施設が揃っています。高い建物が多いながらも、開放的な街並みに整備されているのが特徴です。高層ビルの裏手には雑居ビルが並び、多くの飲食店によって夜も賑わいます。駅の西側には目黒川や池田山公園があり、桜の季節になると大勢の花見客が訪れます。四季折々の自然を楽しめる、緑豊かな街という側面も、五反田の魅力のひとつです。

ビジネス・教育・ショッピング……さまざまな側面を持つ街

オフィスビルが多い印象のある五反田エリアですが、実は子どもが遊べるような公園が多く点在しているのが特徴です。子どもを安心して預けられる幼稚園や保育園も存在します。また、五反田は全国で初めて中高一貫校教育を受けられる施設一体型の公立学校が発祥した地でもあります。「小中一貫校日野学園」がその代表です。地区外からの学生も受け入れており、五反田以外の街から通学してくる生徒もいます。
また、五反田はショッピングの街としても有名であり、「TOC東京卸売センター」はその代表的存在です。こちらでは多くの品物がリーズナブルな価格で手に入るため、中高年の女性を中心として多くの方が足を運びます。駅前商業施設としては、都市開発とともにオープンされた「remy五反田」「アトレヴィ五反田」が有名です。どちらも女性に人気のある店舗が揃い、賑わいを見せています。

どんな飲食店がある?

五反田で展開する約1650の飲食店は、居酒屋と和食屋だけで約780店舗あり、全体の約5割を占めます。次いで多いのが洋食屋の約200店舗で、BARの数は約150店舗です。ビジネスマンや居住者の多さから、落ち着いた雰囲気で、かつお酒が飲める店舗が好まれる傾向にあると考えられます。

どんな飲食店が出店チャンス!?

一般的に繁盛店の近くには繁盛店があると言われますが、これにより互いに競争意識が働き、店舗同士のレベルアップにもつながります。五反田の場合、『居酒屋』と『和食』が全体の半数を占めるほど多いことから、これらの業態は需要が高く、新たに出店するチャンスがあると言えるでしょう。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食屋の居抜き
うどん・そばの居抜き

周辺の主なスポット

・TOC東京卸売センター
・アトレヴィ五反田
・remy五反田
・池田山公園
・ねむの木の庭
・東京サザンガーデン
・居木神社
・五反田神社
・雉子神社
・桐ケ谷氷川神社
・ゆうぽうと
・戸越銀座商店街
・中延商店街
・戸越銀座温泉
・ザファルチ・ガーデンテラス

五反田に似た地域

大久保
東京歓楽街における“新御三家”として、大久保と五反田は発展してきました。新しい歓楽街として発展してきた経緯が、五反田と共通しています。

田園調布
“お屋敷町”や“高級住宅街”として有名な田園調布。1軒あたりの敷地が広く、整然と区画整理がなされ、住みやすい街として認知されている点で似ている地域です。

錦糸町
錦糸町駅も五反田駅も3路線が乗り入れ、交通の便が良い街として類似しています。いずれも短時間で主要駅にアクセスができる便利な地域です。

類似地域 周辺の募集物件一覧

大久保・田園調布・錦糸町の居抜き物件一覧
  

どんな客層?

【平日/昼】
平日昼間の五反田は、ビジネスマンやショッピング客で賑わい、人口が54万人を超えます。客層としては、ビジネスマンやショッピングを楽しむ女性が中心になるでしょう。ランチの平均単価は1,000円以下と見られているため、この価格帯を意識する必要があります。
【平日/夜】【土日】
ビジネスマンや学生が帰宅した五反田の夜は、人口が38万人ほどに減るものの、昼間の7割はまだ人が残っています。来店する客層としては、地域住民の割合が増えると予想されます。休日のショッピング客のために土日も開店する店舗が多く、ディナーの平均単価は3,000~4,000円です。

人口特性

五反田を含む品川区の人口は、平成29年12月現在で、全人口で女性が男性を上回ります。0歳~60歳までは男性の比率が高いものの、総人口では女性の比率が高くなっています。なお、外国人人口は全体の3%にとどまります。

乗降人数

平成28年度における五反田駅は、JR東日本の1日平均乗車人数で136,045人と、同社の中では25位でした。東急池上線の1日乗降人数は111,176人で、池上線の中ではトップの利用者数です。都営地下鉄浅草線の1日平均乗降人数は68,341人。ターミナル駅である五反田駅の利用者数は、開線以来増加を続けています。

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五反田の賃貸相場

五反田駅周辺の賃貸相場は、ワンルームと1Kが10万円前後、1LDKであれば15~20万円ほど、2LDKから3LDKになると25~35万円になります。一戸建てを含めた家賃の平均相場は30~60万円ほどです。

五反田の店舗賃料相場

五反田の店舗賃料相場は、平均坪単価2万円前後が目安です。2014年から2017年にかけて、相場は約1万円増加しています。ただし、利用する階数や立地によっては坪単価が8万円を上回るところもあるので、テナント選びには注意しておきましょう。

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