街レポート

六本木(港区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

六本木(港区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

東京都港区の北部に位置する六本木は、四方が南青山・赤坂・麻布十番・西麻布と接しており、観光地としても人気です。クラブやバーが多い繁華街というイメージがあるかもしれませんが、大使館や世界的企業が集まるビジネス街でもあり、高級レジデンスが立ち並ぶ住宅地でもあります。今回は、そんな六本木の特徴や名所を通して、六本木の魅力をご紹介しましょう。

ビジネス分野でも注目を集める、華やかな流行の発信地

国内外問わず多くの方で賑わう六本木は、最新のファッション・グルメ・エンターテインメントが集う流行の発信地です。高級ブランドのショップや広大なショッピングモール、人気のレストランからカフェまで多くの店舗が集い、有名人や外国人も足を運びます。しかし、ここまで魅力的な街へと変貌を遂げたのは、オフィス街として発展するきっかけとなった「六本木ヒルズ」による影響が大きいといっても過言ではないでしょう。これからも進化し続ける六本木から目が離せません。

ファッションや飲食の最先端!オシャレな街・六本木

六本木には世界を代表するブランドやセレクトショップが軒を連ねています。「六本木ヒルズ」には国内外の有名ブランドショップが出店し、映画館や美術館まであり、日本の流行の発信地と言える場所です。また、流行の飲食店・飲食業態が多い街として知られています。最近では、パンケーキやタピオカなどのショップの出店が多数ありました。日本の流行を掴みたいなら六本木の街に繰り出すしかありません。

交通アクセス

六本木は、東京メトロ日比谷線と都営地下鉄大江戸線の2線が通っています。日比谷線は、中目黒・恵比寿・銀座・秋葉原・上野などを通っているため、ビジネスにもショッピングにも便利です。大江戸線を利用すれば新宿まで約10分で行けるだけでなく、都庁前駅を起点にぐるりと環状運転しているため、他の主要都市へも難なくアクセスできるでしょう。また、山手線主要部の中心に位置しているため、バスやタクシーをうまく活用するとさらに便利です。

六本木で人気のガッツリグルメ!ラーメンや焼肉でパワーチャージ

六本木は日本でもトップクラスの飲食店が集まっています。敷居の高いお店が多いイメージもありますが、ラーメンや焼肉などガッツリ食べたい気分にマッチするお店もたくさんあるんです。

天鳳

六本木でおいしいラーメンと言えば「天鳳」と言われるほど、街に根付いた老舗店です。東京ミッドタウンの向かいに位置し、独特の存在感を放っています。人気の醤油ラーメンは「麺の硬さ」「油の量」「味の濃さ」をアレンジできます。生粋の天鳳ファンなら「麺固め」「油多め」「味濃いめ」がデフォルトです。

竹虎


「竹虎」はラーメンだけでなく、サイドメニューも充実したお店です。個室もあるのでゆっくりと食事をしたい人や、居酒屋として活用したい人からも支持されています。おすすめは「あご出汁醤油ラーメン(860円)」で、濃厚な出汁の旨味とコクのある甘みが楽しめます。

AFURI

ラーメン好きなら知らない人はいない名店です。一番人気の「柚子塩ラーメン」は、コク深い旨味とさっぱりとした柚子の風味が絶妙にマッチしています。〆はご飯を注文してリゾットにして食べると最後まで楽しめますよ。

麺屋武蔵 虎嘯

今はなき創業の店「青山(せいざん)」の味を引き継ぐラーメン店です。ラーメンもおいしいですが、一番人気なのはつけ麺です。醤油ベースで甘みが強いタレは麺とよく絡みます。また、並盛り~大盛りは同一料金で提供されているので、ガッツリ食べたい人にはコスパのいいお店です。

香月

ラーメンの殿堂入りとも呼ばれる名店です。2013年に閉店をしましたが、2016年に六本木で再オープンしました。バブル期に人気を博した、背脂チャッチャ系ラーメンが自慢で、当時の味をそのまま再現しています。

kintan

おいしいお肉とワインが楽しめるオシャレな焼肉店です。ニューヨークのブルックリンを思わせる店内は、上質な大人の空間が広がっています。最高級の黒毛和牛やドライエイジングビーフが楽しめ、お肉に合ったワインも提供しています。デートや接待におすすめのお店です。

きらく

六本木で高級焼肉を味わいたいなら「きらく」がおすすめです。お店のウリは極厚にカットされたお肉で、特にタンとハラミが絶品です。高級焼肉の部類になりますが、ランチタイムは1000円から利用できるので、気になる方は行ってみてください。

坂の途中


上質なお肉をリーズナブルに提供している焼肉店です。食べ放題コースが充実しており、「イケイケコース(4480円)」では牛タンや牛カルビ、牛レバーなどが食べ放題になります。飲み放題もついているので、飲み会での利用もおすすめです。

433


焼肉店ではめずらしい健康志向にこだわったお店です。岡山県のブランド牛「千屋牛」を提供していますが、これには秘密があります。オリーブオイルと同じオレイン酸が57%含まれており、消化しやすく油が体に残りにくいのが特徴です。また、コース料理にはたっぷりと野菜を使い、女性や年配の方でも最後まで楽しめます。

daichi


特選和牛の最高部位を取りそろえた高級焼肉店です。一番人気は生うにの肉巻き「うににく(2900円)」です。うにとお肉が口の中でとろけて絶妙なハーモニーを奏でてくれます。
フジテレビ『ワイドナショー』は、人気ブロガーのフォーリンデブはっしーさんがインスタ映えする料理1位に選びました。

みやび

フレンチシェフが腕をふるう進化系の焼肉店です。最高品質の焼肉だけでなく、自家製ソーセージや手作りのキムチなど、フレンチの技を使ったメニューが絶品です。多彩なおつまみがあるので、焼肉が苦手な方でもレストランのように楽しめますよ。

オフィス街としての六本木


2003年に「六本木ヒルズ」、2007年に「東京ミッドタウン」ができて以来、六本木を選ぶ企業が増えつつあります。六本木ヒルズにさまざまなグローバル企業を誘致し、周囲に高級マンションや商業施設を造るなどして、六本木を国際文化都市と位置付けるブランディングを図ったのです。その戦略が見事に功を奏し、現在の六本木は住む・働く・食べる・遊ぶがすべてまかなえる街として、ビジネスマンからも人気を集めています。

世界的優良企業がこぞって六本木にオフィスを構えたがるのは、ビジネスの発展には優秀な人材とのつながりがもっとも重要という見方があるためでしょう。東京のオフィスビルの最高峰とも言える六本木ヒルズは、ガスで自家発電をしているため停電がなく、安心して働ける建物として有名です。そのため、災害時のリスクヘッジを重視する世界的なITベンチャー企業などが六本木ヒルズを選び、さらにそれらの企業とのつながりを求めてさまざまな企業が六本木を目指す、という良い循環が生まれました。

六本木は外国人観光客が多い街であり、外資系企業も多いため、世界中のビジネスマンと接する機会が自ずと増えます。海外展開を考えている方や企業にとって、六本木はその足掛かりとして最適な街と言えるでしょう。

オフィス街のイメージが強いが、実は暮らしやすい街


六本木はオフィス街や商業地としてのイメージが定着しています。しかし、住みやすい街としての知名度も上がってきました。街を歩けばジャンルを問わず飲食店が多いので、食事には困りません。ただし物価が高いので、それでも職住接近を求める富裕層や高所得者が集まりやすくなっています。コンビニやスーパーは少ないですが、駅ビルやショッピングモールがあるので、買い物には困らないでしょう。また、青山公園や檜町公園、毛利庭園など自然を感じられる場所も多いので、都会の中のオアシス的な存在になっています。

200mの日本一超高層ビル建設へ


すでにビルが立ち並んでいる六本木ですが、引き続き、高層ビルの建設が進められています。

六本木五丁目西地区市街地再開発事業
このプロジェクトは、第二の六本木ヒルズを作るといわれています。交通機能の強化や複合MICE施設、外国人向けの住居、教育活動などを備えた巨大ビルの建設が進められています。事業面積も六本木ヒルズを上回る大きさなので、新たなシンボルとして注目が集まるでしょう。

西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業
こちらは、六本木駅から西へ約300m、六本木ヒルズに隣接する約1.6ヘクタールの区域に複合施設を建設する計画です。高級ホテルやオフィス、ショッピング、住宅などが入る予定で、2025年の完成を目指しています。

ショッピングと芸術の街・六本木

六本木はセレブなイメージ通り、ショッピングと芸術に特化した街でもあります。

六本木のランドマーク「六本木ヒルズ」


六本木のランドマーク「六本木ヒルズ」は、高級ブランドショップ、有名レストランとカフェ、映画館や美術館まで、まさに“なんでもそろう”といっても過言ではないスポットです。高さ238mを誇る複合施設で、飲食店に関しては200以上もの実力派レストランが出店。

さらに周辺には、ルイ・ヴィトン、ジョルジオ・アルマーニ、サルヴァトーレ・フェラガモなど、一流ブランドが立ち並ぶ「けやき坂」もあります。ショッピング好きの方なら1日では足りないほど充実した時間を過ごせるのではないでしょうか。

また、TOHOシネマズでは「MediaMation MX4D」などの最新システムを導入し、冷たさや暖かさ、香りなど、臨場感のある映画を楽しめます。

さらに、「テレビ朝日本社」や「六本木ヒルズアリーナ」などもあり、テレビや映画が好きな方にとってはたまらない施設もあります。テレビ朝日には、一般客でも自由に出入りできるエリアがあり、人気番組のグッズやお土産品などを買い求める方々で連日賑わいを見せています。六本木ヒルズアリーナは、映画の試写会で国内外の有名俳優たちがレッドカーペットを歩く場所として知られており、映画以外にも多彩なイベントが開催されています。

六本木ヒルズの最上階は、「東京シティビュー」と呼ばれる展望台になっており、地上52階の高さから東京の全貌を眺めることができます。東京タワーやスカイツリー、高層ビル群を見下ろせるおすすめのスポットです。

テレビ朝日にも隣接「旧毛利家上屋敷跡地」


「毛利庭園」と呼ばれる4,300㎡ほどの広大な敷地に、回遊式の日本庭園があります。緑の中に、桜・イチョウ・モミジなどの四季を感じさせる植物が植えられ、都会の中で自然と触れ合える贅沢な空間として、多くの方が散策を楽しんでいます。この庭園は、元は江戸時代に活躍した長府藩毛利家の上屋敷でした。忠臣蔵で、赤穂浪士の10人が本懐を遂げた場所としても有名です。ちなみに毛利家の下屋敷跡地は、東京ミッドタウンに隣接した「檜町公園」になっています。

国立新美術館、森美術館、サントリー美術館がそろう“アートの聖地”


六本木は美術館の聖地としても支持されています。
黒川紀章氏が設計し、美術品の展示だけでなく講演会やシンポジウムが行われる新しい試みを続けている「国立新美術館」。現代アートを中心に建築やデザイン、写真、映像などを展示している「森美術館」。日本美術を中心に3000点以上の国宝や重要文化財を展示している「サントリー美術館」などがあります。

六本木を代表する大型複合施設「東京ミッドタウン」


「東京ミッドタウン」はザ・リッツ・カールトン東京をはじめ、サントリー美術館やオフィス、病院、ショッピングスポット、レストランなどが集約された複合施設です。敷地の40%が緑で占められているため、都会のオアシスとして愛されています。

アートに触れられる「六本木アートナイト」の開催地

美術館だけでなく、「六本木アートナイト」の開催地でもあります。こちらは、美術館やギャラリーのみならず、六本木の街全体を巻き込んだ一大アートイベントです。生活の中でアートを楽しむことの提案と、東京の街づくりのモデルとして毎年開催され、街のいたるところに多種多様な作品が展示され、さまざまなパフォーマンスを楽しめることから、若者を中心に毎年60万人以上の人で賑わいます。六本木の街にデザインや音楽、パフォーマンスなどの作品を散りばめ、非日常的な街を作り出します。アートと六本木の街が融合し幻想的な世界が楽しめるでしょう。

豪華出演陣による「六本木歌舞伎」

六本木は歌舞伎の街としても有名になりました。EXシアター六本木で行われるため「六本木歌舞伎」と呼ばれ、2019年2月には第三弾となる「羅生門」の公演が行われました。市川海老蔵や三宅 健など、豪華出演陣によって構成される作品は見どころ満載です。

どんな飲食店がある?




オフィス街であり外国人が多い街のため、居酒屋が830件、BARが936件と群を抜いています。仕事終わりに上司や同僚とお酒を楽しみたい方や、飲み明かしたい方にはうってつけの場所と言えるでしょう。また、接待に利用される機会も多いため、和食のお店が943件と非常に多いのが特徴です。

どんな飲食店に出店チャンス?

需要の面から考えても、「居酒屋」や「BAR」などお酒を扱うお店の出店を考えている方にはチャンスと言えるでしょう。贅を尽くした和食店も重宝されることが予想されます。接待に使われることを前提とした、店内設計やメニュー作りがポイントです。
また、どの飲食店も値段が高いので、安いランチを探している人向けにリーズナブルなお店を出すのも狙い目です。宣伝にもつながるお得な目玉メニューなどがあると良いでしょう。いずれにしても落ち着いた空間が好まれます。ショッピングに来る観光客も多いので、ゆっくりと過ごせるカフェの需要もあります。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
バーの居抜き

戦後に現在の形に近づいた、六本木の歴史


六本木の歴史を遡ると、江戸時代に門前町の六本木交差点付近を指す狭い区域だったということが分かっています。明治以降は寺院や小田原藩主の住宅などが建てられ、お屋敷町として栄えます。また、日本軍の軍事施設も置かれるようになったことから、「兵隊の町」と呼ばれるようになりました。1936年の二・二六事件に参加した歩兵第三連隊もあったようです。その後、昭和初期には麻布区に所属していましたが、戦後は港区に属します。1967年には六本木一丁目から七丁目までが整備され、現在に至ります。

周辺の主なスポット

・六本木ヒルズ
・国立新美術館
・六本木交差点
・国際文化会館
・森美術館
・毛利庭園
・TOHOシネマズ六本木ヒルズ
・スヌーピーミュージアム
・ハリウッドビューティー専門学校
・ハリウッドビューティープラザ
・アマンド
・リッツカールトン東京
・グランドハイアット東京

似た地域

銀座
今なお地価が上がり続ける、日本屈指のブランド立地で、商業地として価値が高い点が共通しています。

渋谷
再開発のための商業ビルが多く建てられていて、世界的なIT企業が誘致されている点が類似しています。

新宿
人口の外国人率が高い新宿は、国際都市としての側面がある六本木と共通点があります。また、エリアによってビジネスや商業地、夜の街という昼夜で異なる顔がある点も類似しています。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

銀座・渋谷・新宿周辺の居抜き物件一覧

客層

【平日/昼】
六本木全体の昼間人口は約5万人、ランチの平均単価は1,000~2,000円と少々高めとなっています。ビジネスマンだけではなく、観光客や優雅なランチタイムを楽しみに訪れる方も多いためと考えられます。
【平日/夜】【土日】
夜間人口は約9,000人と、昼間に比べてぐっと少なくなります。ディナーの平均単価は3,000~4,000円と、意外と控えめな数字です。接待や高級ディナーだけでなく、一般的なビジネスマン向けの飲食店にも需要があります。

人口特性

平成30年1月1日現在の六本木一丁目から七丁目の世帯数は7,853件です。人口は1万2,989人で、内訳は男性が6,381人で女性が6,608人と、女性がやや多い比率ですが、大きな差はありません。周辺地域を含め、物価や地価が高いため、人口はやや少なめの印象です。

乗降人数

2016年度、六本木駅の1日平均乗降人員は東京メトロ日比谷線で13万4,369人、都営地下鉄大江戸線で10万916人となっています。開業当時からのデータを見ると、どちらの路線も六本木ヒルズができた2003年から乗降人員が格段に増加しているのが見て取れます。

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賃貸相場

物価も地価も高い六本木では、1R・1Kでも11~14万円、1LDKクラスになると20万円を超えます。2LDK以上になると40~50万円は当たり前のようです。多くの人で賑わう駅前よりも、少し離れた場所にある物件の方がやや賃料が高めになる傾向も見られます。

店舗賃料相場

六本木駅周辺の平均坪単価は3万40円と、やはりほかのエリアと比較して高めの印象です。特記したいのが、賃料100万円以上の物件が全体の4分の1を占めるという割合の高さです。なお、六本木ヒルズについては稼働率がほぼ100%で、ほとんど市場に出ることはないと言われています。

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