街レポート

亀戸(江東区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

亀戸(江東区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

亀戸は、東京都江東区の北部エリアに位置し、繁華街・オフィス街・商店街・住宅街などさまざまな顔を持つ歴史ある街です。隣街の錦糸町とともに東京都から副都心として指定されており、都心へのアクセスも良いため徐々に人気が高まっています。かつて、工場・倉庫街のあった広い敷地には高層マンションやアパートがいくつも建てられ、古い町である割には古い物件は少ない印象を受けますが、もちろん下町の雰囲気が残るエリアも存在します。今後の街や住宅事情の変化にも注目されている歴史と人情の街、亀戸の特徴や魅力をお伝えします。

難解地名「亀戸(かめいど)」の歴史

亀戸(かめいど)は、難解地名の街としても知られていますが、この不思議な地名には古い歴史が隠されています。香取神社に伝わる話によれば、このエリアはもともと海に浮かぶ島だったようです。その形が亀に似ていたことから「亀島」と呼ばれ、やがて島と陸地がつながると「亀村」になりました。その村にあった「亀ヶ井」という井戸の名前が元となり、亀井戸と呼ばれていた時期もあったようですが、いつの間にか井の字が抜けて「亀戸」という地名になったようです。この地名は古事記にも登場しているほど古くからあるようで、亀井戸からは石器時代や古墳時代の遺跡も出土しています。
周りを海で囲まれた島だった頃の名残からか、ほぼ全域が海抜0m地帯でもあります。また、四方を川で囲まれた地形で、町域が非常にはっきりとしている街です。

亀戸天神社



亀戸天神社は通称「亀戸天神」または「亀戸の天神さま」、「亀戸天満宮」などと呼ばれ親しまれています。学問の神様として信仰を集め、地元の人々のみならず全国からも参拝者が数多く訪れます。特に年明け1月・2月の受験シーズンになると、道真の加護を求める受験生で境内があふれ返るほどだそうです。

その歴史は古く寛文2年(1662年)、菅原道真の末裔であった九州太宰府天満宮の神官が道真の像を祀り、すべてを太宰府にならって造営したのが始まりとされています。創建当時は太宰府天満宮に対して東の宰府であることから「東宰府天満宮」や「亀戸宰府天満宮」などと呼ばれていましたが、1873年(明治6年)に府社となったため亀戸神社に、1936年(昭和11年)に亀戸天神社となりました。

亀戸天神社は梅や藤、菊の名所としても有名で、古くから人々の目を楽しませてきました。梅の花は江戸時代に安藤広重が制作した「名所江戸百景」にも「亀戸梅屋鋪」として描かれたほど美しく、オランダの後期印象派の画家・ゴッホが油絵で模写したことでも有名です。それぞれの花の開花時期に合わせて毎年お祭りも開催されており、全国各地から多くの人が訪れにぎわいます。
また、池には亀が多数生息していますが、これは合格祈願に訪れた学生が合格のお礼として池に亀を放流するという行いが自然に広まってしまったためとされています。

船橋屋

亀戸天神社すぐ隣にある「船橋屋」は、文化2年(1805年)創業の老舗和菓子店です。お店の名物は小麦デンプンを15カ月発酵精製して作るというくず餅で、芥川龍之介をはじめとする多くの文化人が通った店としても有名です。独特の台形の形が特徴で、黒蜜ときな粉をふんだんにまぶして食せば、絶妙なハーモニーが楽しめます。亀戸天神本店ではお土産販売のほかに、店内にイートインスペースが設けてあるため、名物のくず餅はもちろん、おしるこ・あんみつ・かき氷など四季折々の甘味を味わうことができます。散歩の休憩や亀戸天神社参拝の帰りに立ち寄るのがおすすめです。

香取神社

亀戸といえば亀戸天神社ともいわれていますが、亀戸にはほかにもたくさんの寺社があります。中でも香取神社は、天智天皇4年(665年)創建の亀戸天神社よりも古い歴史がある神社です。平安時代中期に、俵藤太(菅原秀郷)が「平将門の乱」を鎮めようと勝利を祈願したことから勝運の神様として有名になりました。歴代の天皇や源頼朝、徳川家康などの武将からも崇められていたという言い伝えもあり、スポーツの神様として、オリンピック選手が大会前に訪れることでも有名です。
また、香取神社には大国神と恵比寿神が祀られており、「亀戸七福神巡り」のうちの一社です。これは、亀戸駅から亀戸水神駅周辺の3つの神社と3つの寺院に祀られている七福神を巡るもので、1時間半から2時間ほどで巡ることができます。

亀戸餃子、亀戸ホルモン

亀戸発のグルメとして有名なのが「亀戸餃子」と「亀戸ホルモン」です。1950年開業の亀戸餃子本店では、開業当時からメニューはドリンクと焼き餃子のみという餃子専門店です。一皿5個入り250円で1人2皿以上注文することがルールとなっているため、入店するとオーダーせずとも餃子2皿が運ばれてきます。パリッと焼かれた薄めの皮に、国産のキャベツとニンニクがたっぷり入ったジューシーな餡が包まれ、一人で何皿も食べ進められるほどだそうです。

ホルモン激戦区ともいわれている亀戸で、ひときわ長い行列を作る店が「亀戸ホルモン」です。毎朝芝浦の食肉市場で仕入れる新鮮なホルモンが低価格で味わえるため、老若男女問わず人気を集めています。備長炭の遠赤外線で炙ったホルモンは、香ばしく火が入り食欲をそそります。連日仕事終わりのビジネスマンや観光客で非常に混雑する人気店です。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

亀戸にある飲食店約1,000件中、大半が居酒屋と和食店が占めています。居酒屋も和食店もそれぞれ300件近くあり、他の業態を圧倒しています。古き良き時代の下町、亀戸ならではといった雰囲気のお店が多いのも印象的です。

どんな業態が出店チャンス?

亀戸で出店するなら、下町の雰囲気を損なわないような、低価格で味にこだわった和食店や居酒屋の出店が好まれるでしょう。亀戸は江戸時代から「亀戸大根」と呼ばれる大根の栽培地としても有名ですから、名物としてメニューに取り入れてみるのもいいかもしれません。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き
そば・うどんの居抜き

周辺の主なスポット

・亀戸天神社
・亀戸香取神社
・アトレ亀戸
・亀戸駅前公園
・佐野みそ 亀戸本店
・亀戸梅屋敷
・亀戸水神宮
・貧乏神神社亀戸分社
・亀戸文化センター
・亀戸緑道公園
・船橋屋
・亀戸餃子本店
・亀戸ホルモン
・珈琲道場 侍
・亀戸五丁目中央通り商店街
・但元いり豆本店

亀戸に似た地域

吉祥寺

亀戸同様、単身者ならびにファミリー向けの物件が多い地域として、吉祥寺が挙げられます。都心へのアクセスの良さも類似点といえるでしょう。
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赤羽

赤羽は再開発の影響で、きれいで落ち着いた住環境ならびに買い物に便利なスーパーが充実しているため亀戸に似ている街といえます。一方で酒好きの聖地と呼ばれるほど居酒屋が多い点も共通しています。
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新橋

新橋は亀戸同様、飲食店・居酒屋・娯楽施設など、サラリーマンが多い街ならではのお店が充実している点が似ているといえます。
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類似地域 周辺の募集物件一覧

吉祥寺・赤羽・新橋の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
平成12年の国税調査によると、江東区全体の昼間人口は454,680人で、ランチの平均単価は1,000円以内となっています。ビジネスマンにもうれしいリーズナブルなお店が多いようです。

【平日/夜】【土日】
同年の夜間人口は376,784人と昼に比べると少なくはなりますが、ディナーの平均単価も、なんと1,000円前後というデータが出ています。飲み屋が多いにもかかわらずリーズナブルな平均単価であることから、かなり良心的なお店が多いことが伺えます。

人口特性

平成30年4月1日現在、亀戸1丁目から9丁目の総世帯数は33,370、人口総数は60,488人となっています。そのうち男性人口が30,426人、女性人口が30,062とほぼ同数ですが、男性人口が女性人口を若干上回るという珍しい傾向があるようです。

乗降人数



2016年度、JR総武線・亀戸駅の1日平均乗車人員は57,438人で、JR東日本全体で83番目に多いようです。また、同じく2016年度、東武鉄道亀戸線の亀戸駅の1日平均乗降人員は26,406人であり、亀戸線では第一位の人数を誇ります。

亀戸の賃貸相場

亀戸の賃貸相場は、新しい物件と古い物件が入り交じる街であるため、賃貸相場もピンキリが激しい傾向にあるようです。一人暮らし向きの1Rや1K、1LDKでは5~11万円代まで、ファミリー向けの2LDKや3LDKでは、11~18万円となっています。

亀戸の店舗賃料相場

亀戸の店舗賃料相場は、20~40万円の店舗がもっとも多く44%、次いで20万円未満が40%と、40万円未満の店舗が全体の8割以上を占めています。平均坪単価も16,716円と比較的リーズナブルですが、年々増加傾向にあるようです。

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Written by 飲食店の居抜き物件なら!ABC店舗

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