街レポート

町屋(荒川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

町屋(荒川区)で居抜きで飲食店を開業するための街情報

町屋のある荒川区は東京都の東北部にあります。区の北東には隅田川が流れ、区の大部分は起伏があまりなくのんびりとした風景が広がる、いわゆる「下町」です。
そんな下町情緒を残す町屋について、街の景観、昔から続く伝統技能などについてご紹介していきます。

下町情緒あふれる伝統の街

東西に長い荒川区の中で、町屋は中心より少し北側に位置します。東京メトロ千代田線・京成電鉄町屋駅のほかに、都内唯一の都電、荒川線(さくらトラム)の停留所があり、まるで物語の1シーンのような風情のある景色が広がります。

都内唯一の都電「さくらトラム」

町屋には都内唯一の都電、「さくらトラム(都電荒川線)」が運行しています。さくらトラムは三ノ輪橋~早稲田間(12.2km・30停留場)を走る列車です。沿線には桜をはじめ、区が植樹した約140種もの薔薇が咲きほこり、春と秋に見頃を迎えます。さらに、グルメスポット、名所旧跡などが満載で、移動手段としてだけでなく「乗ること」自体が、ひとつのエンターテインメントにもなっています。

ほかにも、町屋には京成電鉄と東京メトロ(千代田線)が乗り入れています。町屋駅から原宿までは乗り換えなしで約35分、新宿へは約30分、池袋へは約20分、銀座へも25分ほどと、とてもアクセスの良いところです。

また、荒川区内にはコミュニティーバスが運行しており、町屋地域を運行する「町屋さくら」、荒川・南千住西部地域を中心に運行する「さくら」、南千住東部地域を運行する「汐入さくら」という3路線があります。これらは住民の足として毎日活躍しています。

隅田川にあらかわ遊園、盛りだくさんの観光スポット

荒川区は、観光にも力を入れており、区在住の落語家の三遊亭好楽氏や俳優・画家の片岡鶴太郎氏、洋画家の城戸真亜子氏、区出身の競馬評論家・タレントの井崎脩五郎氏を観光大使に迎えイメージアップを図っています。そんな荒川区には下町情緒を感じられる見どころがたくさんあります。

町屋駅の近くには、日本で唯一のぬりえ専門の美術館「ぬりえ美術館」が建っています。昭和20~30年代に人気を博した、画家・蔦谷喜一氏が手がけた「きいちのぬりえ」の展示がみられるほか、来館者がぬりえを楽しむこともできる施設です。まんまるなほっぺたに、くりっとした大きな瞳、かわいらしい少女のぬりえは、大人を童心に返らせてくれる不思議な魅力があります。

もうひとつ、町屋駅の近くには「ゆいの森あらかわ」という、中央図書館、吉村昭記念文学館、ゆいの森子どもひろばが一体となった施設があります。吉村昭は、荒川区東日暮里に生まれた作家です。太宰治賞を受賞した「星への旅」、吉川英治文学賞を受賞した「ふぉん・しいほるとの娘」などのほか、ドラマにもなった「ポーツマスの旗」「破獄」など、数々の名作をこの世に生み出しました。

また、町屋から少し足を伸ばした場所にあるのが、「荒川自然公園」です。足踏み式ゴーカート(小学生用)や豆自動車(幼児用)などに乗れる交通園や、テニスコート、プール、野球場などのスポーツ施設も充実しています。それだけでなく、梅、さざんか、ユキヤナギ、桜、紫陽花、薔薇、ダリアなど一年を通じて美しい花々が目を楽しませてくれます。

ここから、さらに北に行くと隅田川が流れています。お花見、花火などのイベント、屋形船、水上バスによる観光クルーズなどで隅田川の魅力を味わうことができます。

隅田川を西の方に行くと「あらかわ遊園」があります。ここは、都内で唯一の区営の遊園地です。隅田川やスカイツリーが一望できる観覧車、日本一スピードの遅い「ファミリーコースター」などがあり、のんびりと家族で楽しむのに最適です。開園60年を超える老舗遊園地で、2018年12月1日より、リニューアルのため休園します。リニューアルオープンは3年後を見込んでいるようです。

現代に息づく「荒川ブランド」

荒川区では、住民の方々に親しまれている優れた商品を「荒川ブランド」としています。中、荒川区登録無形文化財(工芸技術)や荒川区指定無形文化財(工芸技術)の保持者に認定された一流の職人がつくり上げた製品には、匠の技が光ります。町屋エリアでは、石利商店の「つまみかんざし」や、竹中雛人形製作所の「衣裳着人形」、茂盛光製作所の「金切鋏」などがあり、これらを積極的に紹介しています。

昔ながらの商店街が続く

荒川区には昔ながらの下町情緒あふれる商店街がたくさんあります。尾竹橋通り沿いの通称「まちやアベニュー」という商店街には、懐かしい昭和のおもちゃが飾られたラーメン専門 丸真、ステンドグラスが美しい喫茶 みどり園(現在改装中)などの飲食店が並んでいます。創作きもの、リサイクルショップやテーラー、バッグ工房などユニークなお店も人気です。

それだけでなく、町屋駅前東口にも商店街があります。こちらも60年以上地元の方々に親しまれているヘアサロンやリカーショップ、寿司店、居酒屋、もつ焼きなどさまざまなお店があります。ほかにも町屋稲荷前通りや千代田線沿いにある町屋駅前銀座商店街などがあり、日常生活には便利なエリアです。

このように町屋は、せわしない現在において、昔ながらの工芸、商店を大切にしながら前に進んでいく、豊かな情感あふれる街といえます。

 

どんな飲食店がある?(1km圏内)

町屋でもっとも多い飲食店は和食で192件。次が居酒屋で121件です。それ以外の業態は、カフェ、中華、うどん・そば、ラーメンなどですが、いずれも50件未満で、町屋では和食と居酒屋が突出して人気があることがわかります。

どんな業態が出店チャンス?

町屋は和食と居酒屋が圧倒的に人気の高いエリアです。そのため、ここに出店を考えているならば、和食か居酒屋が良いでしょう。繁盛しているお店のそばに出店すればお客さまの目にとまりやすく、最初からある程度の集客が見込めるためです。

業態別 募集中の居抜き物件一覧

居酒屋の居抜き
和食の居抜き

周辺の主なスポット

・隅田川
・あらかわ遊園
・ぬりえ美術館
・都立尾久の原公園
・ゆいの森あらかわ
・荒川公園
・三河島水再生センター
・都電荒川線
・吉村昭記念文学館
・稲荷神社
・素戔雄神社
・円通寺
・荒川ふるさと文化館
・尾久八幡神社

町屋に似た地域

田端

東京都北区にある田端は家賃相場が安く、その点で町屋と似ています。田端ではワンルームならば7万円台、1Kだと8万円台とリーズナブルな値段です。
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押上

押上駅は京成電鉄・都営地下鉄・東京メトロ・東武鉄道が乗り入れており、京成電鉄、東京メトロ、都電荒川線が乗り入れている町屋と同じです。
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原木中山

千葉県にある原木中山には24時間営業のスーパー「ワイズマート」をはじめ、駅周辺に3件ものスーパーがあり、同じくスーパーの多い町屋と似ています。
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類似地域 周辺の募集物件一覧

田端・押上・原木中山の居抜き物件一覧

 

どんな客層?

【平日/昼】
町屋がある荒川区の昼間人口は約18万人で、これは東京都でもっとも低いといえわれています。ランチの平均価格は1,000円以下で、手頃な値段のお店が人気です。

【平日/夜】【土日】
荒川区の夜間人口は約19万人です。昼間と比べ際立った差異がないことから、住宅地、職住一体の街であることが予想されます。ディナーの平均価格は2,000~3,000円です。

人口特性

荒川区の人口は約19万人でゆるやかな増加傾向にあります。65歳以上の高齢者の割合は、東京23区の平均よりやや高く22%です。一方、核家族化、単身化の傾向も強まっており、こちらは東京23区の平均と近くなっています。

乗降人数

町屋の家賃相場は、ワンルームだと6万円台、1Kだと7万円台、1DKでも8万円台から、とかなりリーズナブルです。2LDKでも12~13万円で探せるため、東京23区内としてはかなりお値打ち物件の多いエリアだといえるでしょう。

町屋の賃貸相場

東京都のベッドタウンといえわれる浦安。都心へのアクセスの良に比べて、家賃はワンルーム、1Kで6万円台、1LDKでも10万円以下で手の届きやすい価格といえます。2LDKや3LDKでも12~13万円台からあるので家族連れにもおすすめです。

町屋の店舗賃料相場

町屋の店舗賃料相場は坪単価平均13,000円~14,000円ほどです。地上1階のお店がもっとも多く見つかりますが、集客にはより優れているといえるでしょう。坪単価が高いところでも25,000円前後で安いところでは6,000円台のところもあります。

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