有楽町駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR山手線、京浜東北線、東京メトロ有楽町線が走り、都心部のほか、神奈川~埼玉方面へのアクセスが可能となっている。また、西武鉄道が運営するS-TRAINを利用すれば、全席指定で混雑なく快適に都心へ直通することもできる。
駅利用者
1日の平均乗車人員
JR:16万7748人(2019年度)
東京メトロ:17万6997人(2019年度 ※乗降人員)
S-TRAIN:公表なし
街の特徴
日本有数の繁華街として大型商業施設が建ち並ぶ中、オフィスビルも多く混在するビジネス街。
有楽町駅周辺は大きく分けて「丸の内」「新橋」「日比谷」「銀座」方面の4エリアに分類でき、各々が異なる特色をもっている。
有楽町北側の「丸の内」方面には、改札出てすぐに「東京国際フォーラム」が大きくそびえ立つ。敷地内では、コンサートやミュージカル、国際会議、展示会など幅広いジャンルのイベントが開催されており、文化と情報の発信地として様々な人々が集まっている。また、日本トップクラスの一流企業が立ち並ぶオフィス街として格式高いエリアである。
一方、反対の南側「新橋」方面は、「サラリーマンの聖地」として中小企業のオフィスが林立し、飲食店や居酒屋が密集している。有楽町~新橋駅につづく高架下には、「有楽町産直飲食街」「日比谷OKUROJI」といった新名所が2019年・2020年に誕生し、さらなる賑わいをみせている。
有楽町の西側「日比谷」方面は、歴史あるオフィスと共に「帝国ホテル」「ペニンシュラホテル」といった名立たる高級ホテルが立ち並ぶハイソなエリアになっている。また、駅から少し離れると「日比谷公園」や「皇居外苑」など観光客も多く訪れる公園が存在し、都心のど真ん中でも自然に触れ合うことができる。
最後に、有楽町の東側「銀座」方面は、なんでも揃うショッピングタウン。大型商業施設が立ち並び、ファッション、グルメ、ライフスタイルなどあらゆるジャンルに精通する店舗が集結している。中には、100年以上続く老舗店舗や高級ブランド店も多く点在し、日本を代表する繁華街となっている。
駅周辺の飲食店の傾向
有楽町には全国各地で名声を轟かせるシェフたちが集まり、芸能人や役人もご用達の高級料理店が点在している。中でも、懐石料理や寿司、フレンチといった業態が数多く出店しており、ミシュラン獲得経歴のある名店中の名店も勢揃い。ミシュラン一つ星獲得の「添好運 日比谷店」は、世界一安くミシュランの味が堪能できると開店から閉店時間まで幅広い客層で連日行列をなしている。
また、エリア全体としてカフェや喫茶店が多いのも特徴的。大手チェーンのカフェは複数店舗存在し、スターバックスやドトールコーヒーにおいては「スターバックスリザーブストア」「ル・カフェドトール」といったハイクラスの店舗も構えている。ビジネスマンのテレワーク利用や買い物顧客のブレイクタイム利用が目立ち、平日・休日問わず満席の店舗が多い。
有楽町~新橋駅にかけての高架下には、昭和の商店街を再現した「有楽町産直飲食街」が2019年12月にオープン。あらゆる産直食材を用いた飲食店が軒を連ね、サラリーマンを中心とするお酒好きで賑わっている。それに続き、2020年9月にオープンした「日比谷OKUROJI」は、カップルや女性客を取り込む新名所。全長300メートルに及ぶ高架下空間には「通な大人の通り道」をコンセプトに感度の高いショップが立ち並び、ドイツ料理店やバルなどオシャレな飲食店も多く入っている。
アクセスしやすい駅・エリア
JR山手線で隣駅の東京駅は、複数路線が乗り入れる巨大ターミナルであり、数多くの大手企業が本社を構えるビジネス街。東京駅構内には巨大な地下街が存在し、飲食店やお土産ショップなど多くの人で賑わっている。丸の内側では駅自体がライトアップされ、東京を代表する観光スポットの役目も果たしている。対して反対側の新橋駅は、中小企業のオフィスが林立するビジネス街。エリア全体に飲食店や居酒屋が密集しており、ランチタイムやアフターファイブにはサラリーマンで大きく賑わう。また、駅前の「新橋SL広場」は街頭インタビューや待ち合わせスポットとして有名である。
東京メトロ有楽町線で隣駅の桜田門駅は、国土交通省や警視庁の最寄りである為、都内随一治安が良好。駅周辺には高層ビルが多いが、「皇居外苑」や「憲政記念公園」、「日比谷公園」といった自然スポットも多く住みやすい環境が整っている。