北千住駅で居抜き物件を探すためのエリア情報
駅の特徴
JR常磐線・上野東京ライン、東武スカイツリーライン・伊勢崎線、つくばエクスプレスが走り、千葉、埼玉から都心へのアクセスが良好な北千住駅。また、東京メトロ日比谷線・千代田線で地下鉄の利用が可能なほか、リバティ・りょうもう・ロマンスカーといった特急列車で関東各地の旅先へ直通することもできる。
駅構内の「EQUIA北千住」は、カフェや服飾雑貨、ドラッグストアなど移動時の立ち寄りスポットとして利用されている。改札外にある駅ビル「ルミネ北千住」には、アパレル・コスメ・アクセサリーショップをメインにその他カフェやレストラン、食料品店など幅広い買い物顧客を取り込む。
駅利用者
1日の平均乗車人員
東京メトロ(千代田線):29万2053人(2019年度 ※乗降人員)
JR:22万1634人(2019年度)
東武鉄道:33万4111人(2020年度 ※乗降人員)
街の特徴
新旧が入り混じる下町エリア、「穴場だと思う街」としても近年注目を集める住宅街。
北千住といえば「宿場町通り」。豆腐屋や八百屋、銭湯など昭和からつづくお店が多く立ち並び、中には大正創業の魚屋も健在する下町の商店街であるが、かつて幕末期には2400軒の家屋と約1万人の人口を抱える江戸最大の宿場町「千住宿」であった。今となっては、古民家をリノベーションしたオシャレなカフェや居酒屋、バルなど古き良きを次世代に受け継ぎながら進化を遂げている。
駅周辺には、「ルミネ北千住」「北千住マルイ」といった大型商業施設が建ち、昼間のお買い物スポットとして若者からファミリー層まで幅広い顧客を取り込んでいる。また、駅西側線路沿いの細い路地にはディープな居酒屋が軒を連ね、地域住民のみならず呑兵衛が集まる飲み歩きスポットとして連日連夜賑わいをみせている。
対して駅東側は、再開発で街の整備が進み、洗練された空気漂う「東京電機大学」の校舎が広がっている。その他にも「足立学園」を一例とする小中高等学校が密集しており、10代~20代の若い世代が集まるエリアとなっている。
駅周辺の飲食店の傾向
北千住には昔ながらの大衆酒場から今どきのオシャレな居酒屋まで幅広い年齢層に刺さる飲み屋が勢揃い。明治創業の「大はし」を筆頭に、「千住の永見」「酒屋の酒場」といった昭和の雰囲気漂う老舗居酒屋は開店前から列をなし、おじさん世代の溜まり場として大きく賑わっている。一方で、「酒呑倶楽部アタル」や「堤屋」、「一歩一歩」といったオシャレ空間の居酒屋には、センス溢れる肴とお酒が揃っており、若い世代や女性客を中心に連日満席となっている。
夜間だけでなく、昼間にも予約必至な人気店が多い北千住。「わかば堂」「あさり食堂」といった路地裏にあるカフェ食堂は、落ち着いた雰囲気で自家製料理が楽しめると女性人気が高い。また、工房が併設する豆腐の懐石料理店「宇豆基野」は、予約困難なお店として有名で、昔から現在まで老若男女問わず魅了している。
その他、日本人に馴染みのある料理だけでなく、スリランカ料理店「タンブリン」「ビリヤ二食堂」、タイ料理店「ライカノ」といった多国籍料理店も人気となっており、街全体に幅広いジャンルの飲食店が広がっている。
アクセスしやすい駅・エリア
JR常磐線の隣駅、南千住駅は、近年の再開発により高層マンションやショッピングモールが建ち並び、住みやすい街として急上昇。道路整備がなされ並木道のつづく先には隅田川と緑あふれる公園が広がっており、美しい景観が広がっている。一方、反対側の松戸駅は、東京に隣接する土地柄ベッドタウンとして発達してきた街。駅周辺には「アトレ松戸」「プラーレ松戸」「キテミテ松戸」などの商業施設が集積し、地域住民の生活圏となっている。また、「中華蕎麦 とみ田」を代表とするラーメンの激戦区でも知られている。