物件の決め手
ローマピッツァの名店を移転。常連さんも通いやすい地で条件にぴったりの物件に出会う!

物件番号 | 55382 |
居抜き業態 | イタリアン・フレンチ |
路線・駅名 | JR・東京メトロ・都営新宿線『市ヶ谷』駅 |
駅から徒歩 | 4分 |
面積 | 67.02㎡ / 20.27坪 |
所在地 | 東京都千代田区九段北 |
ローマピッツァの名店を移転するため物件探し。 希望条件に合致し、常連さんも通いやすい物件に巡り合う!
Q.物件探しを始めた経緯を教えてください。
お店を神楽坂から移転することになり、物件探しを始めました。
常連のお客様も多くいるので、神楽坂、飯田橋、市ヶ谷といった、これまでの場所からできるだけ離れないところで物件を探していたのですが、なかなか良い物件が見つからなくて…。
一度、ABC店舗さんの銀座二丁目にある物件を見に行ったんです。そこはフレンチの居抜きで大きさもちょうどよいと思っていたのですが、見に行ってみたら「ちょっと違うかな」と思ってしまって。
その時、担当の永井さん(ABC店舗営業担当)に「うちはこんな感じなんです」とイメージをお伝えしたところ、市ヶ谷にぴったりな物件があると教えていただきました。
もともとは内覧会日に内見の申し込みをしていたのですが、早い段階で内見の申し込みが他からも入りそうだということを聞いて、シェフをやっている娘と一緒に早めに内見に行ってみました。
内見に行ってみたら、やはりとても良いところだったのですぐに申し込みをさせていただきました。
Q.物件探しはいつ頃から始められましたか?
ネット上で11月ごろから始めました。いくつか見に行ったりして、神楽坂に1つだけ候補地があったのですが、それは他の候補に持っていかれてしまいました。
やはり良い物件はどうしても競合者がいらっしゃるので、こちらの物件が決まるまでもドキドキしていましたね。
Q.今回の物件探しで一番苦労したことは何ですか?
イメージ通りのところがなかなかないことですね。
場所がよかったけれども家賃が希望に合わなかったり、間取りや大きさの問題もありました。
ただ、今回は大きさや家賃も希望に合っていて、さらに居抜きでそのまま丸ごと使えるという、こちらのイメージとぴったり合っていました。
それと、やはり理想は地上階でした。外から覗いて「あ、いいな」と思って入ってもらえますからね。
福岡でもやっている店舗はビルの4階にあるのですが、あまり通っている人が気づかないこともあり、お客様がついてくれるまでに時間がかかりました。
今回の物件は1階で、通る人もみんな覗いてくれるところなので、よかったですね。
でも、やっぱり1階の物件は少なかったですね。あっても家賃が高かったり…。
Q.ご希望通りの物件に巡り合えたんですね!
場所に関しても、シェフをやっている娘たちが土地勘のあるところなんです。
(一度物件を逃した)銀座に行くよりは、土地勘のある場所でお店をやる方がずっとうれしいですね。
Q.今回の物件に決めた一番の決め手は?
交通の便と、店構えがぴったり希望と合ったところです。
市ヶ谷はオフィス街なので客層的にも良いですし、それに市ヶ谷駅は電車が4線も通っていて交通の便が良いですね。
Q.もともとの常連さんも継続して通いやすい場所ですが、新たな常連さんの取り込みもお考えですか?
そうですね。周囲の店舗さんはランチ時にすごく混んでいると聞いたので、最初のうちはランチに力を入れてサラリーマンさんやOLさんを取り込みたと考えています。
また、学校も付近にあるので、PTAなどで来られるお母さん方も取り込んでいきたいと思っています。
ミシュランのビブグルマンを獲得! 本場ヨーロッパの方にも愛されるローマピッツァの名店。
Q.市ヶ谷に移転される『ピッツェリア トラットリア zio』はどんなお店なのでしょうか?
都内ではあまりないと思うのですが、ローマピッツァがウリのお店で、昨年(2018年)に「食べログ ピザ百名店」にも選ばれました。
また、自家製のジェラートも皆様が必ず頼んでくださっています。
神楽坂の時は品数を増やしすぎて大変だったので、市ヶ谷では「あの店に行ったら、このピザとこの料理を絶対食べたほうがよい!」と言われるようなウリになるものを作って、市ヶ谷にすごくおいしいピッツェリアがあると言われるようにしたいと思います。
3~4年前にはミシュランの「ビブグルマン」にも選ばれて、シェフをやっている娘がパーティーに呼ばれたりもしたのですが、実はミシュランの東京で社長を務めていらっしゃる方がうちのピザをお好きなんです。
奥様と来てくれて、二人で1枚ずつピザを食べてくれていますね。
Q.すごい方も来られるお店なんですね! ちなみに、社長さんがよく頼まれるピザは何ですか?
奥様と「ビスマルク」を1枚ずつ食べられていますね。
30種類以上ある中でも、いつもビスマルクをシェアせずにひとり1枚ずつ注文して食べていただいています。
フランスの方は「このメニュー」と決めると継続して同じメニューを頼む傾向にあるからなのかもしれないのですが、いつもビスマルクを1枚ずつ注文してくれていますね。
Q.本場ヨーロッパの方にも愛されるピザなんですね!
うちはピザが大きいので、例えば二人で来られたお客様にはハーフ&ハーフで注文していただいてシェアすることもできます。
それと、ローマピッツァは麺棒で生地をすごく薄く延ばして作っていて、端までソースと具材がたっぷり載っているので、端から端まで全部楽しんでいただけます。
Q.レシピにもこだわりがあるのでしょうか?
もともとはサバティーニという有名なレストランが、六本木にかつて存在した「アイビス」というホテルにカジュアル系のお店を出していたんです。
娘がそこで働いていたのですが、ホテルが閉まる時に仲間と神楽坂にお店を移したという経緯があります。
なので、レシピはサバティーニに教えてもらったものなんです。
ちなみに、サバティーニの本店ではピザを出していないので、希少価値の高いピザですね。
お話を伺っているだけで、今すぐにでもローマピッツァを食べてみたくなりました!
神楽坂から近い市ヶ谷の物件ということで、これまでの常連さんも継続して通いやすく、かつ移転を機に新しい方々にも名店の味を知ってもらえる良い機会になりそうですね。
オープンした際はぜひ取材させてください!!
この記事で紹介された人
株式会社ハルモニアさん
2013年にミシュランのビブグルマンを獲得し、2018年には「食べログ ピザ百名店」に選ばれた名店『ピッツェリア トラットリア zio』を経営。 ABC店舗にて市ヶ谷の物件をご契約いただき、本店をを神楽坂から移転。 2019年3月30日(土)に市ヶ谷の一口坂にてリニューアルオープン!
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