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恵比寿『東京おでんラブストーリー』で感じる、飲食店のコンセプトの大切さ。【飲食店のアイディアは無限大!】

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こんにちは。ABC店舗の犬木です。
みなさんが飲食店を開業するとしたら、コンセプトをどう考えますか?
店の骨子とも言えるコンセプトは、開業前に非常に悩む部分。
それぞれのお店独自のコンセプトを生み出すために、様々な工夫を凝らしています。
今回はそのコンセプトに焦点を当てていきましょう。
“コンセプト居酒屋”が流行っている!
入った瞬間に非日常の空間が広がり、現実を忘れる空間…それが“コンセプト居酒屋”です。
普通の居酒屋とは違った、その店ならではの趣向でお客様を楽しませ、集客する。
東京を始め、全国で広がる“コンセプト居酒屋”は豊かなアイディアが反映され、楽しそうな店ばかり!
コンセプトで開業後の集客が変わると言っても過言でもはありません。
他店はどんなコンセプトなのか気になりませんか?
今回はそんな皆様に参考になるような、コンセプト居酒屋をご紹介します。
【飲食店×出会い】恋愛コンセプトが増えている
『婚活』『恋活』『マッチングアプリ』『SNS婚』等の言葉を耳にする機会が増えてきました。
今や、インターネットを通じた結婚相手探しも一般的になりつつあると言っても過言ではありません。
少子化や生涯未婚率も上がっていると言われている現代、恋愛から『結婚』にいかに繋げていくのかも重要な課題の一つです。
しかし!『結婚』の前に『出会い』ではないでしょうか?
いくらSNSでの出会いが増えているからと言っても、リアルで出会いたいと思っている人は多いです。
そんな中で、飲食店と言えば多数の男女が出会いの場所。
飲食店のコンセプトに『恋愛』や『出会い』を繋げるお店も増えてきました。
飲食店からはじまるラブストーリー…も、十分あり得るのではないでしょうか。
『東京おでんラブストーリー』?!恵比寿にある“おでん屋”。
近年流行っているコンセプト居酒屋の一つが、『飲食店』と『出会い』が融合した店舗です。
とはいっても、がっつりと『恋活』や『婚活』と言った場所には抵抗感が…。
もっと気軽な出会いが出来ないかな~と思って探していたところ、恵比寿にある『東京おでんラブストーリー』を見つけました!
「なになに…おでんと出会いの融合?」
「ほうほう、某有名なドラマでも撮影された…」
気になる…
そして何より…おでんが食べたい…!(冬はおでんが美味しいですよね)
ということで、弊社の人気美人社員Yさんと共に行ってきました!
そのレポートをお届けします!
恵比寿『東京おでんラブストーリー』とは
東京『恵比寿駅』は、多数の飲食店が立ち並ぶ都内でも有数の飲食店街です。
『出会いスポット』も多く、連日多くの男女が集まります。
その中でも、昔懐かしいノスタルジックな雰囲気で『おでん屋』を食べながら交流を深められる飲食店があります。
それが『東京おでんラブストーリー』です。
『東京おでんラブストーリー』のメイン料理は店名の通り『おでん』。
『東京おでんラブストーリー』はおでんを囲む屋台が3つあり、おでんを食べながら交流を深めようというコンセプトです。
その他の特徴としてはこのようなイメージ。
くじ引きなどがあり、隣の人とも自然に話せる仕掛けを用意しています。
『東京おでんラブストーリー』に行ってみた!
恵比寿駅から徒歩2分と駅近。
アトレ恵比寿西館裏のビル2階にありました。
『東京おでんラブストーリー』の入り口。
なんとも怪しい雰囲気が味を出しています。
中に入ると定員さんが席まで案内。
この日は19時に行ったのですが、少し早めの時間帯だったのか店内の客数は少なくほとんどが女性でした。
(しかしこの後大変な賑わいを見せます…!)
見た感じでは20代前半から半ばの女性が多い印象。
慣れている人が多いようでした。
席の中心に置かれた『おでん』はこちら。
かつお出汁の中で、しみしみになったおでんを味わえます。
食べたいおでんは、自分で取るスタイルです。
紙に自己申告で記入して最後にお会計。
おでんの値段も1本200円~300円とリーズナブル。
気軽に手が出やすい価格です。
また箸休めのアラカルトや、ご飯ものも用意してあるので、おでん以外を食べたいときは注文可能です。
ちなみに、実は『東京おでんラブストーリー』の名物に『そば』もあります。
蕎麦は、職人さんの手作り!
店内で蕎麦打ちするそうで、この手打ちそばも『東京おでんラブストーリー』の名物の一つ。
『東京おでんラブストーリー』本当に出会いはあるのか?そう思っていたら…
『東京おでんラブストーリー』はラフな出会いを探せる場。
本当に出会いはあるのかしら…?と思っていたところ
「こちら、隣の方からです」
と差し出されたおでん…!
隣の方がくじが当たったそうで、おでんを一品いただきました。
BARの「こちらのドリンク、あちらの席の方からです」を“おでん”で初体験…!
御礼を言いつつ、これが会話の糸口に。
こちらのお二人は近くの会社にお勤めだそうです。
毎日このビルの前を通って会社に行ってるとのこと。
いつも「この店はなんだろう?」と疑問だったそうです。
今日は「おでんを食べたい」ということで来店されました。
気軽に来た、ゆったりな空気感が互いに合い、しばし談笑。
「写真を撮ってもいいですか?」と話すと快諾していただきました。
目的が「出会い」ではなく「おでん(+ちょっとした出会いもあればいいな)」というラフな方たちも多いようですね。
そのくらいの方が始めは話しやすいのかも知れません。
一通り話した後は、他の方たちとも談笑を。
我々もおでんをつつきながら、緑茶ハイをお代わり。
『東京おでんラブストーリー』20時以降に一気に満席に…!
19時あたりは閑散としていた店内でしたが、20時を過ぎてから本番!
と言わんばかりに来店が後を絶ちません。
「恵比寿の本領発揮はここからか…!」(と思わず唸る犬木。)
男女ともに、基本は2人以上で来店しているようです。
夜はガチ勢と言いますか、結構みなさん目が本気?
というよりも2件目の方々が多いみたいですね。
恵比寿ではしご酒、これはこれで楽しそうです。
サラリーマンの男性4人の席に、女性を案内する店員さん。
男性も一気に盛り上がります。(笑)
『東京おでんラブストーリー』の店員さんのさりげないアシストが自然。
ワイワイガヤガヤと賑わう中、お酒とお食事が進みます。
コンセプトは無限大!枠にとらわれずにチャレンジしてみよう!
『東京おでんラブストーリー』はおでんは美味しいのはもちろんの事、「コンセプトが面白い!」店舗でした。
美味しいおでんとお酒をつまみながら、和気あいあいと出来る雰囲気は仕事帰りに寄りやすいのも分かります。
また『東京おでんラブストーリー』の良い所としては、コンセプトに振り切りすぎていないこと。
確かに「出会い」の目的はあるかもしれませんが、思っていたよりも“気軽な出会い”の雰囲気です。
『恋活』『婚活』に振り切りすぎていないので「美味しいおでんを食べに行こう」でも十分通じる店内だと感じました。
そして平日の夜にも関わらず、なんとも賑やかな店内!
集客にも繋がっていると感じます。
飲食店におけるコンセプトは自由!
「食事が美味しい」以外で、お客さんを楽しませるコンセプト居酒屋。
これから開業するみなさんの参考になるのではないでしょうか?
店舗情報【東京おでんラブストーリー】
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿南1-7-8 ニューライフ恵比寿 202
- 電話番号
- 03-5708-5237
- 営業時間
- 17:00~24:00
- 定休日
- 不定休
- @tokyo.oden.lovestory
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