開業ブログ
【第15話】今だから話せる融資申請前の最大の懸念事項 | 中板橋『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』
山田 耕路 さん

こんにちは、コー爺(じぃ)です。
来週よりいよいよ内装工事に入ります。
工事の打ち合わせも色々ドラマがありました。
その辺はまた次回以降に記載したいと思います。
さて、表題に記載しましたが、こー爺(じぃ)が物件契約にあたり、最初に弱気になっていた事がありました。
何かと言うと...
47歳にして、クレジットカードを作ったことがない!!
いや~、昔は外食産業で働いているとほとんど休みらしい休みは無かったし、物欲が無かったので欲しいものも無く、服や下着なんかも嫁が適当に買ってきたものを使うだけ。
アルバイトや同僚と飲みに行っても全て現金払い。
カードが必要な時は嫁のファミリーカードでお買い物。
なので、クレジットカードを持つ意味が見出せなかったまま今まで生きてきました。
今回、起業本とかを読んでいろいろ勉強していたら、クレジットカードは絶対持っていたほうがいいと書いてありました。
個人事業主になるとたちまち信用が無くなるなんですよね。
勤めている会社の信用があるからカード会社も発行してくれるわけで、最悪給与や預金を差し押さえ出来るのです。
嫁からもクレジットカードを作ればと言われたので、それもそうかなと昨年11月に「ヤフーカード」をネット申し込みました。
申し込み用紙が送られてくるのかなと思っていたのですが、2週間過ぎても何も来ないので、ネットから再度申請。
すると「審査落ち」の画面が表示されました!?
嘘? なんかブラックになる事した!?
もう頭の中はパニックです。
その後、ABC店舗のご紹介物件を頂いたのですが、頭をよぎるのは「日本政策金融公庫」の融資も落ちたらどうしよう! という事だけです。
カードの信用調査会社の審査落ちが公庫の審査と連動するんじゃないかと考えたわけです。
慌ててネット検索して原因究明と対策を講じなければなりません。
まずカード審査を落ちると2か月申し込み出来ません(ちなみに日本政策金融公庫は落ちると6ヶ月申請出来ません)
そして悪手だったのが、おそらく1回目の審査の時、審査落ちを見落としていて、翌月すぐ再申請した事。
これは、お金が無くて困っている風に見られる様です(複数に同時申し込みもやってはいけません)
取り合えず、自分の信用に何か問題があるのか、信用会社を調べないといけません。
詳しくは書きませんが、信用情報機関には、
株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3社があります。
CICの主な会員
•クレジットカード会社
•信販会社
•保険会社
•携帯電話会社
•消費者金融会社…など
JICCの主な会員
・消費者金融会社
・保証会社
・信販会社
・リース会社
・クレジットカード会社…など
KSCの主な会員
・銀行
・銀行系クレジットカード会社
・協同組合…など
CICとJICCにそれぞれ行き、お金を払って自分の信用情報を確認します。
結果は、白
家賃や携帯電話代などは嫁の口座で払っているし、そもそもカードを持っていないので確認しても何かが出るわけでもない。
次にKSCですが、ネットからでしか申し込みが出来ない為、ぽちぽちと登録していきます。
結果は、もちろん白
ああああああ、もう打つ手無しです...
もう1度ネット検索してより詳しく調べました。
この頃のこー爺(じぃ)のPCネット履歴は殆ど「カード審査 落ちた」「クレジットカード 審査落ち」です(笑)
書かれていて恐らく該当するのが、
「30歳を過ぎてクレジット使用履歴が無いこと」
要は、今までクレジットカードを使用した事が無い人は何か問題がある人と認識されるみたいです。
銀行系のクレジットカードは審査が特に厳しいらしく、何か一つでも該当していると審査落ちになるんでしょうね。
日本政策金融公庫に事前に正直にこの話をしましたら、同じ回答で恐らく問題ないでしょうとの事でした(良かった!)
ちなみに公庫融資を無事通過したあと、マルイのエポスカードを申し込みましたら、あっさり発行されました。
3月いっぱいで現在の職場を退職になるので、正直これでカード持てなかったら絶望でしたよ。。。
これであとはカード払いで実績作れば、事業者用カードも作れるでしょう。
これから起業を目指している人でカード持ってない人いましたら、取り合えずこー爺(じぃ)みたいに慌てないように今のうちにカードを作る事を強くおススメします!(笑)
来週は「店名」について書きたいと思います。 今週はここまで。
最後までお読み頂きまして有難うございます!宜しければコメント貰えれば励みになります!
また、子ども食堂について運営されている、またはこれから立ち上げる方、情報交換しませんか?

経営
山田 耕路さん
高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。
大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。
劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。
自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。
外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。
夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!
中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!
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