開業ブログ

【第53話】食材費などが高騰で危機!

山田 耕路 さん

こんにちは、焼鳥酒場鶏のから騒ぎ 中の人のこー爺(じぃ)です。

ブログを書いている途中、関東は梅雨明けした情報が入ってきましたが、そこから筆が進まずブログ更新が遅くなりこんな時期になってしまいました。

と言い訳してみる今日この頃()

 

さて、日照量が多いと作物に与える影響はどうなんでしょうね。

ウクライナ問題やコロナの影響で、ほぼ毎日取引先のどちらかから商品の値上げ相談がやってきています。

 

先日、顧問税理士の先生と4月のPL表を確認しました。(6月初旬の話)

経営者としては1か月に1度、税理士の先生から自分の店舗の成績を発表される場が楽しみであり、緊張の時間でもあります。

 

そして、今回の結果としては…利益減でした。それも結構な額。

 

やはり各社(食材・資材・水光熱費)の値上げがボディブローの様にじわじわと効いてきています。

これは早急に対策を考えねばなりません。

 

各食材の現在の価格表から、提供商品が適正価格なのか全てチェックです。

併せてメニュー数を減らし、既存アイテムで別メニューを作成出来ないか、クロスMDを検討しなければなりません。

 

また、商品の仕入れ先も見直し

例えば、普段仕入れている商品を別のメーカーに変更するのです。

もちろん味が落ちてしまっては本末転倒ですが、変わらないのであれば0.5円でも安いものを使います。

 

鶏のから騒ぎは、

「とにかく美味しいおつまみを適正な価格でご提供する」というコンセプトをもとに営業しています。

 

そのコンセプトは、他店と比較されたとしても、圧倒的に美味しい料理を提供し続けていれば、きっとお客様に支持して頂けるという信念があってのものです。

 

また、メニューにおいてはいくつか「キラー商品」を散りばめています。

商品原価率を度外視した上で、コストをかけて美味しく見栄え良く、好評価の口コミをつけてもらえるような商品を用意しているということです。原価率が高い為、ほぼ儲けはありませんが広告宣伝費と割り切ります。

 

お召し上がり頂いたお客様が周りの知り合いに

「わたし、こんなに安くて凄い料理を出すお店が近所にあるのを知っているのよ」

と話してくれれば成功ですね。

 

現在の悩みどころとしては、野菜業者をどうするか。

毎日出勤した時には納品されている野菜ですが、配送費や利益が乗っている分とにかく高い。近所で買った方が圧倒的に安いのですが、特殊野菜は近所では手に入りませんし、野菜業者に頼んだ方が確実に翌日納品されます。

 

創業時の苦しい時からお世話になっていることもあり、取引中止は踏ん切りがつきません。でも、近々決断しないとですね…

  

6月はトラブルもあり、急遽お休みを頂いたり、4年ぶりに実家の北海道へ帰省したりとお休みが多かった分、月間売上高が落ち込むかと思っていましたが、月末にかけて毎日多くのお客様にご来店いただき大繁盛でした。

 

その結果、最終営業日を待たずしても、前月比で売上げ増という有難い着地となりました。ご来店頂いたお客様には本当に感謝です。

 

 

一方、ブログを書いている7月ですが、6月と打って変わって、外が暑すぎるせいか客足は連日ピタリ…ここまで暑いと外のテラス席も稼働しないので、大きな売上げ減に苦しんでいます。

 

昨年は、緊急事態宣言などで営業していなかったのでデータ取り出来ていなかったのが痛いですね。

 

8月まで低空飛行が続くようであれば抜本的な戦略の練り直しが必要となりますが、まずは悲観する事なく、一生懸命おもてなしして明日に繋いでいきたいと思います。

  

最後に、現在新店舗の打ち合わせを連日行っています。鶏から2号店なのか新業態立ち上げなのか。

正社員の受け入れなど、盛り沢山な内容を現在進行形で動いていますので、次回のブログでご紹介出来ればと思います。創業したオーナーのリアルな2号店立ち上げ奮闘記にも是非ご注目下さい!

 


本日も最後までお読みいただきまして有難うございました!
次もなるべく間を開けないように書きます!
がんばりますので応援宜しくお願い致します!

また、飲食業コンサルタントも始めました。

■開業支援
■店舗撤退支援
■FC加盟事業
■物件情報
■水光熱費のコストダウン提案
■厨房備品のコストダウン販売
■税理士紹介 など

サポート内容に少しでもご興味ありましたら直接こー爺(じぃ)までご連絡下さいね。
実際に飲食店舗を開業して継続運営しているこー爺(じぃ)の経験値を生の声でお伝え、支援しています。
物件情報はABC店舗さんでもご相談頂けます。

経営

山田 耕路さん

高校卒業1週間後、地元の北海道より役者になる為に上京。

大手劇団に所属するも、自分の目指す芝居と方向性が違う為、1年後に自分で小劇団を立ち上げ、約9年運営。

劇団運営中、知り合った別の劇団の嫁と結婚を機に飲食業の世界に就職。

自分の接客・料理でお客様が喜ばれる事が肌で感じられ、舞台のスポットライトとはまた違うやりがいを感じ、天職と思い20年以上勤務。

外食・中食・給食と様々な経験をして、残りの人生を「社会に飲食業で貢献する」仕事をしたいと独立を決意。

夢は「毎日オープンしているこども食堂」を開く事!

中板橋駅前にて、2020年4月20日に『焼鳥酒場 鶏のから騒ぎ』をオープン!

■食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13246567/

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