東京都の武蔵野市にありながら、東京23区最西端の西荻窪のすぐ隣に位置し、都心へのアクセスは抜群です。吉祥寺には、ショッピングに最適な商業施設から緑豊かな公園まで、人々の心を惹きつけるさまざまな魅力が詰め込まれています。今回は、街の特色や有名スポットを通して、吉祥寺の魅力をいくつかピックアップしてご紹介します。

都内有数のベッドタウン吉祥寺の魅力

吉祥寺は、都心まで出なくても何でもそろう利便性がありながら、自然に囲まれた大きな公園や、こだわりや遊び心が感じられる個人店など、多くの魅力を兼ねそなえている街です。

吉祥寺のはじまり

緑豊かな武蔵野市の最東端に位置する吉祥寺は、元は周辺の地域一帯をまとめて「武蔵野」と呼ばれていました。江戸時代に本郷周辺で起きた明暦の大火から逃れた人々が、荒地を開墾して移り住んだのがこの地域の始まりです。当時の人々が、愛着のあったお寺から名前を取り、地名を「吉祥寺」と名付けたと言います。そのため、お寺としての「吉祥寺」は本駒込にあり、吉祥寺にはありません。

1889年、新宿~立川間を結ぶ甲武鉄道が開業した数年後に、吉祥寺駅が開設されました。一般的に、人気のある駅周辺の土地は、大手デベロッパーなどに買い取られ、大規模な都市開発により景観が一新されてしまいます。しかし、その当時に現在の吉祥寺駅周辺の土地を鉄道会社に貸し出した地主がお寺であったため、駅周辺の土地は売りに出されませんでした。吉祥寺駅周辺が現在のように、古き良き街並みと新しいものが入り混じる独特の雰囲気に成長したのは、地主がお寺だったからではないかとも言われています。

都心へのアクセスの良さが魅力

吉祥寺駅には、JR中央・総武線、京王井の頭線が通っているため、乗り換えなしで新宿・東京・下北沢・渋谷まで行けます。また、各所へ通じるバスも多く走っており、羽田空港や成田空港まで直行するリムジンバスも出ています。重い荷物を運びながら面倒な乗り換えをする手間が省けますから、出張の多い方や旅行が趣味の方も安心です。

自然豊かな憩いの場「井の頭公園」

街中から数分歩けば、閑静な住宅街があったり自然に囲まれた公園があったりするのも、吉祥寺の魅力の一つではないでしょうか。老若男女問わず、毎日たくさんの人々が訪れる井の頭公園は、実は明治時代まで宮内庁の御用林でした。宮内庁から東京都が賜ったため、公園名に「恩賜」が入り「井の頭恩賜公園」と名付けられました。江戸時代には、徳川将軍家御用達の鷹狩りスポットだったそうです。

パワースポットとして人気の公園内の湧き水は、徳川家康のお気に入り。「お茶の水」と呼ばれているのは、鷹狩りに訪れた際にその水を使ってお茶を点てていたため、という言い伝えがあります。

春には桜が満開になり、中央の大きな池ではボート遊びが楽しめます。園内には動物園や植物園、カフェなどもあるため、ファミリーやカップルではもちろん、1人で散歩するだけでも楽しめる要素が満載です。

ショッピング天国

吉祥寺には、各種デパート・百貨店・家電量販店などの商業施設が駅周辺にコンパクトに多数存在しているため、ショッピングにも非常に便利です。大抵のものがすべて揃ってしまいますから、わざわざ都心まで出ていく必要がありません。また、手ごろなお値段のスーパーから、紀ノ国屋や成城石井などの高級スーパーもあるため、食料品の買い出しや贅沢な高級食材の調達も可能です。

都内有数のグルメスポット

吉祥寺は、都内有数のグルメスポットとしても有名です。根強い人気の老舗はもちろん、都内屈指の有名店、話題のトレンド店が次から次へと競うように出店するため、いくら食べ歩いても追いつかないほどだと言われています。

行列のできる人気店などは、幾度となくテレビで取り上げられるため、その都度ファンを増やしているようです。街を歩けばカフェや洋食店、イタリアンなどの飲食店が多く見られますから、お気に入りの店もすぐ見つかることでしょう。

新旧一体の不思議な空間「ハモニカ横丁」

モダンな居酒屋や雑貨屋が軒を連ねる独特の雰囲気がある「ハモニカ横丁」は、実は闇市の名残。吉祥寺は大日本世界大戦の空襲被害も少なかったことから、都心から移り住む人も多く、駅前には闇市が立ち並び活気にあふれた街となっていきました。その闇市跡を利用して、モダンなカフェやバーが相次いでオープンしたため、風情あるレトロな雰囲気でありながら、不思議な魅力のある横丁へと進化を遂げたのです。「ハモニカ横丁」という名前は、間口の狭い店が所狭しと連なっている様が、まるでハーモニカの吹き口のように見えることから名づけられたと言われています。

新旧一体の不思議な空間「ハモニカ横丁」

吉祥寺には、個人経営の魅力的な店舗が数多くあります。全国で活動するアーティストの作品を集めたセレクトショップや、遊び心のある雑貨店や文房具専門店など、おしゃれなお店が多いのも特徴です。雑貨好きの方やカフェ巡りが好きな方は、どの店に入ろうか存分に迷えるほどたくさんの選択肢があります。繁華街から外れた路地裏にひっそり点在していることも多いため、探索がてらお店を探し、疲れたら見つけたカフェで休憩という歩き方もできます。

どんな飲食店がある?

吉祥寺にある飲食店は、全部で1,700店近くあります。店舗数だけで見ると和食や居酒屋が多いようですが、特筆すべきはやはりカフェの多さでしょう。街の規模に対して約250店ものカフェがあるというのは、割合で見てもかなり異例であり、吉祥寺ならではの特色とも言えます。

どんな飲食店が出店チャンス!?

吉祥寺にはチェーン店の他に個人経営の飲食店が多くあります。その中でも、特にこだわりのコンセプトや何かを専門に扱った店舗が人気を集めているようです。出店する場所やコンセプトによっては、どんな業態でも受け入れられる街ですから、他店にはないこだわりの味・見た目・販売方法などで注目を集めるのを第一に考えましょう。

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居酒屋の居抜き
和食屋の居抜き
うどん・そばの居抜き
洋食・レストランの居抜き
バーの居抜き
カフェの居抜き

周辺の主なスポット

・井の頭恩賜公園
・ハモニカ横丁吉祥寺
・井の頭自然文化園
・コピス吉祥寺
・アトレ吉祥寺
・吉祥寺パルコ
・キラリナ京王吉祥寺
・ヨドバシカメラ吉祥寺
・吉祥寺シアター
・東京女子大学
・成蹊大学大学院
・猫カフェ きゃりこ 吉祥寺店
・武蔵野市立吉祥寺美術館

吉祥寺に似た地域

■表参道
都会的な雰囲気でショッピングにも不自由なく、少し足を伸ばせば自然豊かな明治神宮や代々木公園があるため、都会にいながら自然を間近に感じられる点が共通しています。
■中野
中野のブロードウェイは、アニメ・マンガ・ゲーム・フィギュアといったサブカルチャーの聖地とも言われています。吉祥寺同様、中央線上のサブカルの発信源です。
■代官山
吉祥寺と同じように、個性的でアーティスティックなファッションや雑貨のお店が多く、ショッピングが楽しめるという共通点のある街です。

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表参道・中野・代官山の居抜き物件一覧

どんな客層?

【平日/昼】
吉祥寺は新宿より西では最大級の、JR・私鉄だけで一日約30万人という乗降客数を誇り、土日平日問わずたくさんの人で賑わいます。お昼時の来街者の42.3%は武蔵野市民であり、ランチの平均単価は1,000円以下とみられています。
【平日/夜】【土日】
夜の来街者も40.6%は武蔵野市民であり、昼夜共に地元住民が多く集まっていることが分かります。年齢層は、昼夜共に20~29歳の割合が高いため、ディナーの平均単価も1,000円以下とリーズナブルになっています。

人口特性

吉祥寺周辺にある11の町住民は総勢145,056名、世帯数が76,040であることから、単身者の多さが伺い知れます。男女人数はそれぞれ69,575名/75,481名であり、ほとんどの年代で女性の方が多い傾向にあるようです。年代別で見ると、男女ともに40代の人口がもっとも多くなっています。

乗降人数

JR吉祥寺駅の2016年度の1日平均乗車人数は、14,640人。JR東日本全体で見ると恵比寿駅に次いで22位、八王子支社管内では立川駅に次いで2位の多さを誇ります。京王電鉄では、同年度の1日平均乗降人数は145,460人でした。これは京王電鉄の駅の中で新宿駅や渋谷駅に次いで3番目に多い数値です。

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吉祥寺の賃貸相場

吉祥寺駅周辺の賃貸相場は、ワンルーム・1Kが7万円前後、1DK・2Kクラスが8~10万円です。2DK・2LDKでは10~15万円が相場。1LDKの相場が群を抜いて高めの14万円ほどになっており、単身一人暮らしの方から人気の間取りであることが予想されます。

吉祥寺の店舗賃料相場

2017年調べで、直近1年間の吉祥寺周辺の店舗賃料相場は、坪単価平均26,171円となっています。平均賃料は立地・階数・景気などによって変動しており、2015年に一度相場が下がりましたが、その後は年々上昇傾向にあるようです。