▶その他の「飲食店開業の費用」に関する記事はこちらから!
パン職人になるには
パン屋に行くこともパンを食べることも好きだから、パン職人になりたい。あるいは、パン屋を経営したいと具体的なイメージを浮かべながら、どうするべきか模索しているという方も多いはずです。
しかし、パン屋を開店することで儲けが出るのかどうか不安も大きいでしょう。
パン屋を開業することは、他の飲食店を始めるよりも、安定した経営が見込めると考えられています。
まず、それほど自宅で本格的なパン作りをする方が少ないことが理由です。おいしいパンを食べるために、手作りをするのではなく、多くの方はパン屋を目指すでしょう。
また、時間の経過とともにパンが固くなるので、コンスタントにパンを購入するリピーターも獲得しやすいといえます。そのため、立地や商品をよく研究すれば、ある程度の利益を得ることができるようになると考えられるのです。
パン屋さんになるために義務付けられている資格というのは特にありませんが、「パン製造技能士」という国家資格が存在します。
パン製造技能士国家試験には実技試験もありますので、合格するためにパン作りの勉強を始めるのも一案です。
夜間の専門学校もありますから会社の仕事と並行してパン作りを学ぶことも不可能ではありません。
それほど本格的なパン屋ではなくても、基準値のパンを売れればそれでいいという考えであれば、冷凍で売られているパン生地を買ってきて成形し、焼くだけで十分においしいパンができ上がります。
パン屋の経営に魅力を感じていながら、自分で作ることは難しいという方は、パン職人を雇うという方法も選択肢にあげられます。
もちろん経歴や腕前によって違いはありますが、パン職人の月給はだいたい15万円~25万円程度です。